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シンデレラガールズ劇場
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Gathering |
THE IDOLM@STER シンデレラガールズ劇場のアニメ化作品。5コマ漫画の「かわいくてコミカルな」内容で、アイドルたちの「本当の」日常生活を描いている。このパネル漫画でしか見ることのできないリアルな姿が展開される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』は、同名の5コマ漫画をアニメ化したショートアニメ作品です。346プロダクションに所属するアイドルたちが繰り広げる、舞台裏ならではのコミカルでほのぼのとした日常を描いています。ライブや仕事とは一味違う、素顔のアイドルたちのやりとりが詰まった、クスッと笑えてかわいい全2期構成のショートシリーズです。
みどころ・魅力
① キャラクターの”素顔”が見られるユニークな日常描写
本作最大の特徴は、ゲームやメインアニメでは見られないアイドルたちの素の姿を5コマ形式で切り取っている点です。ちょっとしたドジや天然ボケ、アイドル同士のゆるいやりとりが短い尺の中にぎゅっと凝縮されており、好きなキャラクターの新たな魅力を発見できます。
② 1話数分のショート形式でサクッと楽しめる
1話あたり数分のショートアニメのため、隙間時間にも気軽に視聴できます。各話が独立したエピソード構成なので、どこから観ても楽しめるのが嬉しいポイント。シリーズを通じて多彩なキャラクターが登場するため、推しを見つけるきっかけにもなります。
③ デレマス入門としても最適な”軽さ”
シンデレラガールズは登場キャラクターが非常に多く、本編アニメをいきなり観るとやや情報量が多いと感じることも。本作はコメディ寄りの軽い内容なので、キャラクターの個性をゆるく把握するための入口として最適です。ファンにとっても補完コンテンツとして高い満足感があります。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| ED | THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS!「キラッ!満開スマイル」 |
|---|---|
| ED | THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS!「エチュードは1曲だけ」 |
| ED | セクシー・ギルティ「Mouretsu Yonaoshi Guilty!」 |
| ED | THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS!「SUN♡FLOWER」 |
| ED | 諸星きらり「きらりんロボのテーマ 」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——デレマスを知らない人間が見るものではない、という話
内田真礼と上坂すみれが出ているという理由だけで見始めた。1話5分のショートアニメだし、最悪でも時間は消費しない。そういう軽い気持ちで再生ボタンを押したのが間違いのはじまりだった。いや、間違いというほどでもないが——正直なところ、最初の数話は「これ、ファン向けすぎませんか」という感想しかなかった。キャラクターの背景も関係性も分からない状態で見ると、笑いどころが掴めない。会話のテンポは速いし、どうやら原作ゲームに積み上げられた文脈がないと半分も楽しめないらしい。それでも1話5分という物理的な短さが罪で、気づいたら全シーズン見終わっていた。2周目は「ああ、この子とこの子はそういう関係だったのか」と少しだけ理解が追いついてきた。
「閉じた幸福」をファンと共有するための装置
このシリーズが面白いのは、アイドルアニメとして「夢」や「成長」を描くのではなく、完全にファンへの「内輪の笑い」に徹している点だ。シンデレラガールズ劇場は、感動させようとしていない。泣かせようとしていない。ただ、デレマスのアイドルたちが「仕事してないとき」にどんな顔をしているか——それだけを淡々と描いている。
これはある種の贈り物だと思う。ゲームをやり込んで、キャラクターの設定や口調、既存のエピソードを頭に入れているファンに対して「あなたが好きなあの子の、こんな一面」を差し出す。5コマ漫画というフォーマットもそれに最適化されていて、起承転結ではなくオチだけ消費させるリズムになっている。
その意味で、ファンではない人間がこれを見ても楽しめないのは当然であって、作り手はそれを想定していない。ファン向けに「閉じた幸福」を届けるために作られている——それをネガティブに捉えるのは的外れだ。ただし、外から見るとその閉じ方がよく分かる。神崎蘭子の中二病的な言動は、内田真礼の声で聞いてこそギャップが笑えるし、三村かな子の食への執着も、大坪由佳の演じるかな子というキャラクターを知っていてこそ刺さる。知識の積み重ねが笑いの条件になっている。
双葉杏というキャラクターを五十嵐裕美が演じているのだが、このキャラが典型的で、アイドルでありながら徹底的に怠惰で省エネな姿勢を崩さない。その「アイドルとしての理想像」を裏切り続けるキャラクターが、ファンに愛されているというのが面白い。劇場版はそういう「ファンが愛しているズレ」を継続して供給する装置として機能している。
特に刺さったシーン
神崎蘭子の日常パートに、思わず手を止めた場面がある。普段は中二病的な言い回しで世界の終わりみたいなことを言っているキャラクターが、ふとした瞬間に素の口調になる——その落差がコメディとして機能しているのは分かっていたが、内田真礼の声の切り替えがあまりにも自然で、「あ、これは演技として聴いても面白い」と思った。内田真礼は出演235本という実績があるだけあって、キャラのモードの切り替えに余計な力みがない。蘭子が普段の言葉を使う「ごめん」の一言の軽さが、中二語との対比で思ったより笑えた。上坂すみれ演じるアナスタシアのロシア語混じりのセリフも、ネイティブっぽさを出す必要がないからこそ逆に独自のリズムがあって、聴いていて飽きない。この作品はとにかく「声」を楽しむアニメだと気づいてから、見方が少し変わった。
読んで見たくなったら——『シンデレラガールズ劇場』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- デレマスのソシャゲをある程度やり込んでいるファン
- 好きなキャラクターがとにかく動いてしゃべっているだけで幸せになれる人
- 5分で完結するコメディを隙間時間に消費したい人
- 内田真礼・上坂すみれ・五十嵐裕美ら声優陣の演技を楽しみたい人
合わない人
- デレマスを全く知らない状態で見ようとしている人(これは本当に刺さらない)
- ストーリーの起承転結や感動、キャラクターの成長を期待している人
- 短編コメディ特有の「オチだけで終わる」テンポが苦手な人
- アイドルアニメに「夢」や「努力」の文脈を求めている人
次に見るなら
同じデレマスの世界をもっとちゃんと知りたいなら、アイドルマスター シンデレラガールズ(2015年)から入るべきだった、と今さら思っている。劇場版はこちらを見た後に見ると、キャラクターへの解像度が全然違う。本編のシリアスな展開を経た後に劇場版の日常コメディを見ると、より「オフの顔」感が出て楽しめる。
アイドルアニメ全体として見るならTHE IDOLM@STER(2011年)も並べておく。こちらは一本筋の通ったドラマがあって、アイドル15人を個別に掘り下げていく構成。デレマスとはトーンが異なるが、「声優陣のキャストへの向き合い方」という意味では共通するものがある。
ショートアニメの気軽さを維持しながら別ジャンルに行きたいなら小林さんちのメイドラゴンSの短編コーナーあたりが近い感触だ。キャラクターへの愛着が先にあってこそ笑えるという構造が同じで、コメディの密度も近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『シンデレラガールズ劇場』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで配信中です。どのサービスでも手軽に視聴できますので、気になる方はぜひお試しください。短時間でサクッと楽しめる作品ですので、まず1話だけ観てみるのがおすすめです。
















