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2012

カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編
★ 3.2 / 5.0アクション冒険ファンタジー
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 39話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | TMS Entertainment |
アイチと友人たちは全国大会に優勝し別々の道へ進むが、謎の少年・竜崎タクトが現れる。彼は、ロイヤルパラディン、シャドウパラディン、カゲロウのリーダーが捕らえられたこと、そしてクレイを解放するにはヴァンガード戦士たちが新たな力「リミットブレイク」を使うしかないことを明かす。ロイヤルパラディンが戦う力を失ったため、アイチのデッキは変わることを余儀なくされる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
全国大会を制したアイチたちは、それぞれの道を歩み始めていた。そんな中、謎の少年・竜崎タクトが現れ、衝撃の事実を告げる。ヴァンガードの舞台クレイでは、ロイヤルパラディン・シャドウパラディン・カゲロウの各クランリーダーが何者かに捕らえられていた。クレイを救うには「リミットブレイク」と呼ばれる新たな力が必要だという。ロイヤルパラディンの力を失ったアイチは新たなデッキと向き合いながら、再び仲間たちとヴァンガードで戦う道を歩み始める。みどころ・魅力
① 新システム「リミットブレイク」がもたらすバトルの進化
本作から導入されたリミットブレイクは、ダメージを受けるほど強力なスキルが発動する逆転要素。ピンチからの劇的な反撃が生まれやすくなり、カードゲームアニメとしての緊張感と爽快感が大幅に増している。② アイチの新デッキへの葛藤と成長
慣れ親しんだロイヤルパラディンを失い、新たなデッキと向き合わざるを得なくなるアイチの姿は、前作から続くキャラクターの成長を描くうえで重要な転換点。内面的な葛藤と仲間との絆が丁寧に描かれる。③ アジアサーキットを舞台にした白熱の大会ストーリー
国内の枠を超え、アジア規模のカードファイトの舞台が広がる本作。新たなライバルたちとの出会いや、各国を舞台にした大会バトルが展開され、スケールアップした物語を楽しむことができる。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| OP | JAM Project「LIMIT BREAK」 |
|---|---|
| ED | 末永真己「情熱イズム」 |
| ED | 麻生夏子「Fighting Growing Diary」 |
| ED | シーエー 「エントリー!」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
カード系アニメって本当に入れない。ルールを知らないまま見始めると、対戦シーンで「何が起きているのか」がわからないまま終わる。ヴァンガードも1期をちゃんと追えていなかったので、アジアサーキット編に飛び込んだ最初の2話は正直、半分くらい文脈を取りこぼしていた。 2周目でやっと気づいた——このシリーズ、カードゲームの勝負より「持っていたものを手放す」話をずっとやっている。アイチがロイヤルパラディンを失ってデッキを組み替えるくだり、最初は単なる設定変更に見えた。もう一度追うと、あそこに話の重心がまるごと乗っていて、以降の展開がぜんぶあの喪失から伸びている。入口は狭いが、一度入ると抜けにくい構造だった。「使い慣れたカードを手放した先に、別のアイチがいる」という話
カードゲームアニメの定石は「主人公の切り札が最後に決める」だ。デッキはキャラクターのアイデンティティで、それが強化されて勝利するのが基本の文法。アジアサーキット編はその文法を序盤であっさり崩す。アイチはロイヤルパラディン——1期をかけて育ててきたデッキ——を失い、別のクランで戦わざるを得なくなる。 単なる「強制リセット」に見えるかもしれないが、実はここが一番面白い。アイチにとってロイヤルパラディンは単なる「強いカード」ではなく、臆病だった自分が初めて「戦える」と感じた道具だった。それを奪われたとき、残るのは何か——というのがこの篇のずっと底に流れているテーマだ。 代永翼が演じるアイチは、序盤の困惑を言葉より間と呼吸で表現していて、「上手いな」と素直に思った。2周目で音を聞いていると、デッキを変えるシーン前後で確実にトーンが変わっている。言葉では「頑張る」と言っているが、声の芯が細くなっている。あの演技の差が、脚本の説明をぜんぶ補完していた。 竜崎タクト——高垣彩陽がキャスティングされているのも効いている。謎めいているのに薄くない、絶妙な重さで場を支配している。この役、声質が低すぎても浮くし、高すぎてもキャラが崩れる。高垣彩陽の中域がちょうど機能していた。 「持っていたものを失ってもう一度立つ」という話は珍しくない。でもアジアサーキット編は、その喪失をカードゲームという「趣味の道具」に仮託することで、やたらリアルに刺さる。好きだったゲームで負け続けたとき、使い慣れた環境が変わったとき——誰でも似た経験がある。そのへんの普遍性を、カード対戦の文法でちゃんと届けているのが、このシリーズが長く続いている理由だと思う。特に刺さったシーン
三森すずこ演じる立凪コーリンが、アイチのデッキ問題に向き合うシーン。三森すずこはどんな役でも「感情の輪郭がはっきりしている」という印象があるが、コーリンはそれが良い方向に出ている。強がりと心配が混在する複雑なポジションで、台詞の行間を埋める演技の密度が高い。最初に見たとき「このキャラ、変に芯がある」と思ったのは、ほぼ三森すずこの声の仕事のおかげだった。 渡辺明乃の矢作キョウも見どころで、立場上「敵寄り」の雰囲気を保ちながら、どこかで感情が漏れる瞬間がある。渡辺明乃はそういう「抑制と漏れ」のバランスが上手くて、キャラに奥行きが出ていた。台詞より沈黙のほうが情報量の多い演技で、見返すと毎回発見がある。 杉山紀彰の森川カツミは、シリーズを通じて「安定した重み」として機能している。若いキャラたちの浮き沈みを、声域の落ち着きでちゃんと受け止めていた。こういう役にベテランを置く配役のバランスが、長期シリーズとしてよく考えられている。読んで見たくなったら——『カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- カードゲームの細かいルールより「登場人物の感情の推移」を追うタイプ
- 1期からヴァンガードを追っていて、アイチの変化を見届けたい人
- 代永翼・三森すずこ・高垣彩陽の演技が好きで、音で楽しめる人
- 「手放すことで成長する」系の話に弱い人
合わない人
- カードゲームのルールを理解した上で対戦シーンを楽しみたい人(説明はほぼない)
- 1期を未視聴で、登場人物の関係背景から理解したい人
- バトルシーンにスピードと派手さを求める人
次に見るなら
遊☆戯☆王 デュエルモンスターズは、カードゲームアニメの中でも「カードをアイデンティティとして扱う」描写の密度が高い。ヴァンガードのアイチのように「デッキが自分の一部」という感覚を丁寧に描いていて、入門としても振り返りとしても機能する。カード系アニメのノリに乗れてきたと感じたら、このシリーズはほぼ必修だ。 バトルスピリッツ 少年突破バシンは、カードゲームの勝敗より人間関係と成長に軸足を置いた作り。ヴァンガードのアジアサーキット編と似たトーンで、仲間が別々の方向に動き始めるフェーズを描いていて、続けて見ると比較が面白い。主人公の「止まれない感じ」が似ている。 カードファイト!! ヴァンガード(1期)は言うまでもなく、アジアサーキット編の前提になる話がすべて詰まっている。「なぜアイチにとってロイヤルパラディンがそんなに大事なのか」が腑に落ちると、アジアサーキット編の重みが2段階くらい上がる。順番が逆になった人は、ここで1期に戻るのが正解だと思う。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで視聴できるため、お好みのプラットフォームから気軽に楽しめます。前作から引き続き視聴する方も、本作から入る方も、配信環境は十分に整っています。














