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1999

アレクサンダー戦記
★ 2.7 / 5.0アクション冒険ファンタジーSF超自然
| 放送年 | 1999年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | MADHOUSE |
マケドニア帝国の皇太子アレクサンダー王子は、政治的陰謀家や暗殺者、そして父王フィリップの嫉妬に対抗しながら王位継承を目指す。王となった彼は、すべての国家を征服して偉大な王として名を馳せようとするが、古い預言は彼が世界の破壊者であり、悪魔王として永遠に記憶されると警告している。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
マケドニア帝国の皇太子・アレクサンダーは、政治的陰謀や暗殺者、そして父王フィリップの嫉妬と戦いながら王位継承を目指す。やがて王となった彼は全国家の征服を志し、偉大なる王として歴史に名を刻もうとする。しかし古の預言は、彼こそが世界を滅ぼす破壊者であり、悪魔王として永遠に語り継がれると告げていた。みどころ・魅力
① 史実とファンタジーが交錯する重厚なストーリー
実在の征服王アレクサンドロス大王をモデルにしながら、超自然的な預言や悪魔的要素を大胆に織り込んだ独自の世界観が展開される。「英雄か、破壊者か」という問いを軸に据えた重厚な物語は、単なる歴史アニメとは一線を画している。② 権謀術数と人間ドラマの緊張感
王位をめぐる陰謀、暗殺者との死闘、父王との葛藤など、宮廷内外の人間関係が複雑に絡み合う。政治的駆け引きと感情の衝突が丁寧に描かれており、ストーリーの緊張感が最後まで持続する。③ 「救世主と魔王」という逆説的な主人公像
征服者として頂点を目指す主人公が、同時に世界の破滅をもたらす存在として預言されているという逆説的な設定が見どころ。英雄譚としての高揚感と、運命の暗示がせめぎ合う独特のアニメとして記憶に残る作品。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 兼森義則 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 村井さだゆき |
| キャラクターデザイン | ピトジョン |
| OP | Yuki Koyanagi [Japanese Version]「あなたのキスをお教えましょう」 |
| OP | DJ Milky and b-nCHANt-d featuring Rachel Pollack [U.S.. Version]「Worthy of Your Soul」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
歴史系アニメを漁っていたある夜、「アレクサンダー戦記」という名前が引っかかった。アレクサンダー大王をアニメで、しかも1999年に。最初の数分で作画の重さに少し身構えた。歴史モノの当たり外れは激しい——偉人の名前を借りただけで中身がスカスカな作品も山ほどある。でもオープニングで流れるトーンが思ったよりずっとシリアスで、「これは真剣にやろうとしている側だな」とわかった。それだけで続きを見る気になった。2回目に見たとき、序盤の宮廷劇部分が実はかなり丁寧に積み上げられていることに気づいて、初回は展開に追いつくのに必死で拾えていなかった細部の多さに少し反省した。英雄と破壊者は、最初から同じものだった
この作品の核心は「偉人の伝記」ではなく、「呪いとしての才能」の話だと思っている。 アレクサンダーはすべての国を征服しようとする。それは野望というより、ある意味で強迫に近い。そしてその行為に対して古い預言が重くのしかかる——「世界の破壊者」「悪魔王として永遠に記憶される」と。 多くの英雄譚なら、主人公はその呪いを「乗り越える」か「誤りだと証明する」かのどちらかに向かう。でもアレクサンダー戦記はそこで立ち止まる。征服というものが本質的に何かを壊す行為である以上、英雄と破壊者を切り離せるのか——という問いを宙吊りにしたまま進んでいく。 父フィリップの嫉妬、宮廷の陰謀、暗殺者たち。それらは「乗り越えるべき障害」ではなく、「アレクサンダーがどういう人間か」を測る試金石として機能している。政治的な腹の読み合い、裏切りの構造が90年代後半のアニメにしてはかなり丁寧で、ここに力を入れているということは作り手が「英雄物語の表面」より「英雄の内側」に興味があったんだろうと感じる。 1999年という時代も少し考えたくなる。エヴァ以降の流れの中で、この時期は「完全な英雄」より「ひびの入った英雄」を描こうとする空気が作り手たちの間にあった。アレクサンダー戦記はその文脈にある作品だと思う。偉大さと破滅が表裏一体であること——それを「でもこの主人公は特別だから大丈夫」と逃げずに描こうとした跡が、作品全体に残っている。特に刺さったシーン
関俊彦のアレクサンダーは、声の中にどこか孤独の影がある。英雄として振る舞っている場面でも台詞の端に何かを抱えている感触が漏れていて、それがキャラクターを単なる「強い主人公」にしていない理由のひとつだ。中盤以降、側近たちとの関係が揺らいでいくあたりの台詞は特にそうで、言葉の重さが静かに変わっていくのがわかる。 山寺宏一演じるダリウス三世との対峙シーンは、聴いているだけで満足感がある。二人の声優が画面を介してぶつかり合う瞬間は「アニメを見ている」より「何かを観劇している」に近い感覚で、こういう充実感は芝居が本物のときにしか出ない。 大塚芳忠のクレイトスは台詞が少なくても存在感が空間を占有していて、このキャラクターがいることでアレクサンダーの人間的な部分が引き立つ。終盤の展開でそれが特に効いてくる。読んで見たくなったら——『アレクサンダー戦記』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アレクサンダー大王という実在の人物に興味があり、アニメという解釈を受け入れられる人
- 宮廷政治・謀略・人間関係の綾を丁寧に追うのが好きな人
- 90年代後半のアニメ特有の作画・演出の空気感が好きな人
- 関俊彦・山寺宏一・大塚芳忠の演技を目当てに見られる人
- 英雄が「ただ強い」だけでなく、呪われた側面を持つ物語が好きな人
合わない人
- 歴史的正確さを重視していて、ファンタジー・超自然要素が混入するとのれない人
- テンポの速い展開や派手なアクションを主目的に見たい人
- 99年代のアニメ作画に慣れていない人(動きの滑らかさへの期待は調整が必要)
- 主人公が終始ポジティブで迷いのない作品を求めている人
次に見るなら
ヴィンランド・サガは方向性が近い。英雄と暴力の関係、「強さの果てに何があるのか」という問いを正面から扱っていて、アレクサンダー戦記で感じた「征服することの重さ」を現代の作画クオリティで追体験できる。北欧神話とバイキングが舞台だが、根っこにあるものは同じだ。 アルスラーン戦記は同じく歴史・宮廷・戦争を軸にした作品で、謀略と人間関係の積み上げ方に近いものがある。「理想の王とはなにか」という問いが軸にあって、アレクサンダーが好きなら自然にはまる。 十二国記は舞台が中華ファンタジーに変わるが、「王になることの重さ」を扱う構造が重なる。政治と人間の業を描く密度が高く、アレクサンダー戦記の宮廷劇部分が好きだった人に特に刺さりやすい。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『アレクサンダー戦記』は現在、AmazonプライムビデオおよびHuluで視聴できます。史実とファンタジーが融合した重厚な作風は、1999年放送当時から高い評価を受けており、今なお多くのファンを持つ作品です。サブスクで手軽に観られる環境が整っていますので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
