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モブサイコ100 Ⅲ
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | bones |
モブサイコ100の第3期。神聖な樹と新興宗教の出現により、モブと霊幸の街が大混乱に陥る!
作品概要・あらすじ
あらすじ
超強力な霊能力を持ちながらも感情を抑えて生きる少年・影山茂夫(モブ)が、日常と戦いの狭間で自分らしい生き方を模索する第3期。ある日、街に巨大な神聖な樹が突如出現し、それを奉じる新興宗教団体「神ノ木様の会」が急速に信者を獲得し始める。霊能師の師・霊幸も信者たちの熱狂に飲み込まれていく中、モブは大切な人たちを守るために、自らの力と本当の気持ちに向き合う決断を迫られる。
みどころ・魅力
① モブの「人間的成長」がシリーズ最高潮に
1・2期を経て積み重ねてきたモブの心の変化が、3期でついに爆発する。超能力の強さではなく、等身大の少年として自分の感情や欲求と正面から向き合う姿は、これまでのシリーズを追ってきた視聴者ほど刺さる。クライマックスの感情解放シーンは必見。
② 圧巻のアクションバンクと作画クオリティ
BONES制作ならではの流麗なアクション作画は3期でも健在。霊能バトルのエフェクト表現やダイナミックなカメラワークは劇場アニメ級の迫力。特に後半のクライマックス戦闘シーンは、シリーズ全体を通じても指折りの演出密度を誇る。
③ コメディと感動が絶妙に共存する群像劇
霊幸をはじめとする個性豊かなサブキャラクターたちがそれぞれドラマを持ち、笑いあり涙ありの群像劇として機能している。新興宗教という現代的なテーマを扱いながらも、人と人のつながりや信頼をあたたかく描く脚本は、シリーズの真骨頂といえる。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 瀬古浩司 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 亀田祥倫 |
| 美術監督 | 河野羚 |
| 音響監督 | 若林和弘 |
| OP | モブ・コー「1」 |
| ED | モブ・コー「コバルト」 |
| ED | モブ・コー「Exist」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期・2期と追いかけてきて、3期かという感想が正直なところ。モブサイコはずっと好きだった。ONE原作のシュールな絵とボンズのアニメーションという奇妙な組み合わせが初見からツボで、1期の放送当時は「なんか変なアニメが来た」という印象だったのが、見終わった後には「これ、成長モノとして真剣にやってたんだな」と気づいた。
3期は放送開始直後につけた。神聖な樹と新興宗教という設定だけ聞いて、またバトルの口実が増えたかと思いながら見始めたら、序盤からモブの内側に踏み込んでいて、姿勢を正した。2回目に通して見たとき、1話の時点ですでに3期の答えが全部仕込まれていることに気づいて、かなり動揺した。
「普通になりたい」14歳の切実さが、世界の形を変えるまで
モブサイコ100という作品は、ずっと「強さ」に疑問を突きつけてきた。超能力を持っているから偉いわけでも、それで人より上に立てるわけでもない、という一貫した主張が1期から3期まで流れている。ただ3期はそこにもう一段掘り下げてくる。強さの否定を超えて、「じゃあ自分は何者なのか」という問いに正面から向き合わせる。
影山茂夫という少年は、自分の感情を抑えることでバランスを保ってきた。画面上に表示される%というシステムは、単純なパワーの指標じゃない。感情の蓄積量だ。喜怒哀楽を押し込めば押し込むほど、いつか閾値を超える。3期はその構造をもとに、感情を解放することと、感情に飲み込まれることの違いを丁寧に描く。
霊幻新隆というキャラクターの存在がここで改めて効いてくる。詐欺師で、能力もなく、モブより何倍も俗物だ。それでもモブにとって必要な大人として機能している。これは単純な師弟関係の話ではない。「自分より力のない人間が、なぜ自分の支えになれるのか」という問いへの、この作品なりの答えが3期で結実する。
宗教・組織・群衆心理という要素を盛り込みながら、芯にあるのはずっと個人の話だ。世界規模の騒動に見えて、やっていることは14歳の感情処理だ。このスケールのブラフは、巧い。
特に刺さったシーン
終盤の、モブが自分の感情と向き合う一連のくだり。ずっと抑えてきたものを出した瞬間の芝居が、霊幻との関係を軸に組まれていて、初見は画面の前で固まった。霊幻はセリフで説得するキャラクターではなく、「いる」ということでモブに何かを伝える存在として機能していて、そこの演出の組み立てが静かに刺さる。櫻井孝宏さんの芝居は、大仰にならずに重みを出すタイプで、このシーンの使い方は特に合っていた。
大塚明夫さんのエクボは、コメディリリーフと思いきや要所でちゃんと重みを持たせてくる。あの声で軽口を叩かれると逆に信頼感が出る、という不思議な構造がある。2回目に見てそれが設計だったと気づいて、少し悔しかった。
細谷佳正さんが演じる鬼瓦天牙は、予想より数段刺さった。あのキャラクターの立ち位置と声質の組み合わせが思っていたより合っていて、2回目に見て初めて「このキャラ、ちゃんと設計されてたんだ」と気づいた。入野自由さんの律も、兄の話の補助線として見ると印象が変わる。
読んで見たくなったら——『モブサイコ100 Ⅲ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 成長モノが好きで、バトルはそのための文脈として使ってほしい人
- 1期・2期を経た上でモブという人間に愛着がある人
- 「力があれば解決する」という展開に食傷気味な人
- 声優の芝居の密度を楽しめる人
合わない人
- 1期・2期を見ていない状態で3期から入ろうとしている人(文脈なしでは半分も伝わらない)
- 爽快なバトルアクションを主目的に見る人(3期の戦闘はカタルシスより過程重視)
- テンポの速いアニメが好きな人(中盤は意図的にゆっくり進む)
次に見るなら
ワンパンマン(2015年〜):同じONE原作。「最強」という概念を別の角度から崩しにかかる作品で、モブサイコで強さの意味に引っかかったなら必然的にこっちも見ることになる。笑いとアクションの比率は高いが、芯にある問いは近い。
ハイキュー!!(第1期)(2014年):超能力もバトルもないが、「才能のある人間がそれだけでは足りない場面」の描き方という点で構造が近い。モブサイコが刺さった理由が「成長の文脈」にあるなら、こっちも同じように機能する。
四月は君の嘘(2014年):感情の抑圧と解放という構造がモブサイコと驚くほど近い。押し込めていたものが出てくる瞬間の演出の質という点では、この2作を並べると面白いものが見える。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『モブサイコ100 Ⅲ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluの主要6サービスで配信中です。サブスクに加入済みであればすぐに視聴を始められる環境が整っており、1期・2期から一気見するのにも最適な状況です。
よくある質問
まとめ
『モブサイコ100 Ⅲ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluの主要6サービスで配信中です。サブスクに加入済みであればすぐに視聴を始められる環境が整っており、1期・2期から一気見するのにも最適な状況です。






