KING OF PRISM -PRIDE the HERO-

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2017KING OF PRISM -PRIDE the HERO-

KING OF PRISM -PRIDE the HERO-

★ 3.4 / 5.0音楽スポーツ
放送年2017年
フォーマット劇場版
話数1話
原作オリジナル
制作Tatsunoko Production

新一条真と7人の新入生がアイドル歌手を目指してエデルローズ訓練学校に入学します。彼らはプリズムスターになり、プリズムショーに出演することを夢見ています。しかし、ライバル校シュヴァルツローズのジン・ノリヅキの悪の陰謀によってエデルローズが脅かされます。オーバー・ザ・レインボーは学園を救うため無期休止し、3人のパフォーマーは別々の道を歩みます。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

エデルローズに入学した新一条真と7人の新入生たちは、プリズムショーの頂点を目指すプリズムスターになることを夢見ていた。しかしライバル校・シュヴァルツローズの仁山縁士が画策する陰謀によって、エデルローズは存続の危機に立たされる。学園を守るため、伝説のユニット「Over The Rainbow」の3人はそれぞれの道を歩む決断を迫られる。新世代と旧世代の想いが交錯する、歌と踊りと絆の物語。

みどころ・魅力

① 「プリズムの煌めき」を超えるライブパフォーマンス

劇場版ならではの圧倒的なスケールで描かれるプリズムショーは、前作を超える演出と楽曲で観客を圧倒します。キャラクターたちが全力で魅せるステージは、映画館のスクリーンで観ることを前提に設計されており、その熱量は繰り返し観たくなる中毒性を持っています。

② 新世代キャラクターたちの個性とドラマ

新入生7人はそれぞれに異なる背景と個性を持ち、夢を追う姿が丁寧に描かれます。Over The Rainbowのメンバーとの師弟関係や仲間たちとの絆が物語に深みを与え、キャラクターへの愛着を強く引き出します。応援上映文化とも相性抜群の作品です。

③ 女性ファン熱狂のアイドルコンテンツとしての完成度

「キンプリ」シリーズはその独特の様式美と熱量で熱狂的なファンダムを築いてきました。本作もその伝統を継承しつつ、新キャラクターの加入で間口をさらに広げています。初見でも楽しめる構成ながら、シリーズファンには特に刺さる演出と伏線が随所に散りばめられています。

キャスト・声優一覧

神浜コウジ
神浜コウジ
メイン
柿原徹也
速水ヒロ
速水ヒロ
メイン
前野智昭
仁科カヅキ
仁科カヅキ
メイン
増田俊樹
一条シン
一条シン
メイン
寺島惇太
如月ルヰ
如月ルヰ
メイン
蒼井翔太
太刀花ユキノジョウ
太刀花ユキノジョウ
サブ
斉藤壮馬
香賀美タイガ
香賀美タイガ
サブ
畠中祐
十王院カケル
十王院カケル
サブ
八代拓
鷹梁ミナト
鷹梁ミナト
サブ
五十嵐雅
西園寺レオ
西園寺レオ
サブ
永塚拓馬
涼野ユウ
涼野ユウ
サブ
内田雄馬
大和アレクサンダー
大和アレクサンダー
サブ
武内駿輔

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スタッフ

監督菱田正和
原案キャラデザ松浦麻衣
キャラクターデザイン松浦麻衣
美術監督スコット・マクドナルド
音響監督長崎行男

感想・評価

最初に見たとき——応援上映の伝説と、スクリーン越しに感じた熱量

「キンプリ」と聞いたとき、正直ピンとこなかった。プリティーリズムの続編で、男子向けで、劇場でペンライト振りながら絶叫するやつ——そういう前情報だけ持って、半信半疑で配信版を再生した。応援上映で見た人たちが「人生変わった」と言い続けるのが、どうにも気になっていたから。

最初の30分で、これは普通のアニメ映画ではないと気づく。プリズムショーのシーンに入った瞬間、物理法則が消える。宇宙空間に飛び出す、謎の生き物が現れる、感情がそのまま映像になる。「これ、ふつうに見ていいのか?」という戸惑いが消えるより先に、柿原徹也の声で神浜コウジが吠えた瞬間に引き込まれていた。

劇場で体験した人が羨ましい、とその日から思っている。あの映像と音響と、客席の一体感——配信でも十分すごいのに、あの空間でペンライトを振った人たちは何を受け取ったんだろう。

「男が本気で輝く」を、真顔で最大出力でやりきること

キンプリが描こうとしているのは、突き詰めれば「全力の美しさ」だと思う。ただしその全力は、スポーツ根性ものが描く「限界を超える努力」とは少し違う。プリズムショーというフォーマットが象徴しているのは、感情を隠さず、恥ずかしがらず、自分の輝きをそのまま外に放出することへの肯定だ。

エデルローズの新入生たちは、それぞれ「輝き方」を探している。一方でオーバー・ザ・レインボーの三人——コウジ、ユウ、ヒロ——は、学園を救うために解散という選択をする。この構造が面白いのは、「犠牲」ではなく「それぞれの道を信じて散る」という読み方ができるところだ。解散することで彼らの輝きは消えるのではなく、三方向に増幅されていく。

柿原徹也が神浜コウジに込める声の張りと、内田雄馬が涼野ユウを演じるときの青さと熱量の混在、前野智昭の速水ヒロの色気と強さ——三人それぞれが全く違う「輝き方」をしていて、それが音響的にも映像的にも別レイヤーで積み上がってくる。劇中でプリズムショーが「観客の涙」によって完成するという設定も、作り手の自己言及として読めて、ちょっとずるい。

斉藤壮馬演じる太刀花ユキノジョウのシーンは、その「全力で輝くことへの恐れ」を一番ストレートに体現していると感じる。演じる側が感情を出し切ることへの照れや恐怖を、キャラクターを通して正面から描いている。増田俊樹の仁科カヅキも含め、新入生それぞれの「輝けない理由」が積み上がってこそ、ショーシーンの爆発力が生きてくる。

この映画が「単純に楽しい応援上映コンテンツ」に留まらないのは、輝くことへの恐れと向き合う物語の芯が、あのカオスな映像の下にちゃんとあるからだ。

特に刺さったシーン

オーバー・ザ・レインボーの解散が告げられるシーンは、思ったより静かに来る。派手な映像が続いた後に訪れるその静けさで、逆に重量を感じた。「解散」という言葉に対して、三人それぞれの受け取り方が顔ではなく声だけで伝わってくる。前野智昭の芝居が特に効いていて、速水ヒロの「覚悟」と「痛み」が声の微妙なトーン差で両立している。一度ここを意識して聴き返すと、セリフより間の使い方に圧倒される。

あと、終盤のプリズムショーシーンで客席(物語内の観客)が反応していくくだりは、映画館という場で見た人にとっては二重の体験になっていたはずで、それだけで悔しくなった。スクリーンの中の客席と、実際の映画館の観客が溶け合う設計——これを応援上映フォーマットでやることの意味を、配信で見ながら初めて理解した。

読んで見たくなったら——『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「映像体験」として映画を見たい人——ストーリー以上に画面の密度に反応できる人
  • 声優の演技を演技として聴く習慣がある人
  • ライブ・コンサート・スポーツ観戦など「場の熱量」に弱い人
  • 過剰さをそのまま受け取れる人、ツッコまずに乗れる人
  • 応援上映・一体型鑑賞イベントへの好奇心がある人

合わない人

  • プリティーリズム本編未見で人間関係の背景を把握できていない状態で見ると置いてきぼりになりやすい
  • 「映像の整合性」や「物理法則の一貫性」を求めて見る人
  • キャラクターより世界観・設定の説明を求めるタイプ
  • テンションが高い状態の作品全般が苦手な人

次に見るなら

KING OF PRISM by PrettyRhythm——第1作。コウジ・ユウ・ヒロの三人が揃っている状態から見ることで、本作の「解散」の重さが倍になる。順序としては絶対こっちを先に見てほしい。

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム——劇場版アイドルアニメという括りで最も近い体験ができる。「声優の演技と楽曲と映像が同時に来る」感覚はこれも同様で、ライブ映像的な見方が合う人に向いている。

プリティーリズム・レインボーライブ——キンプリの前日譚にあたるシリーズ。オーバー・ザ・レインボーの三人が誰なのかを知ってから本作を見直すと、全然違う映画になる。配信はdアニメストアで確認を。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオの3サービスで視聴できます。各サービスの配信状況はサービスサイドの都合により変更になる場合がありますので、最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。まずは無料体験期間を活用して、プリズムショーの熱狂を体験してみてください。

よくある質問

Q. 前作『KING OF PRISM by PrettyRhythm』を観ていなくても楽しめますか?
A. 本作から入ることも可能ですが、前作を観ておくとOver The Rainbowの3人の背景やドラマをより深く楽しめます。シリーズ順に観ることをおすすめします。
Q. 応援上映とはどういうものですか?
A. キンプリは声出し・コール・ペンライト持参で鑑賞する「応援上映」で人気に火がつきました。自宅視聴でも公式のコール集などを参考にしながら楽しむファンも多くいます。
Q. 配信で視聴する場合、画質・音質はどうですか?
A. U-NEXTおよびAmazonプライムビデオはHD画質に対応しており、迫力のプリズムショーをクリアな映像で楽しめます。大画面テレビや音響環境を整えると、より臨場感が高まります。
Q. 子どもと一緒に観られますか?
A. 暴力的・性的な描写はなく、年齢を問わず楽しめる内容です。歌やダンスを中心とした華やかなステージが多いため、ミュージカルが好きなお子さんにも向いています。

まとめ

『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオの3サービスで視聴できます。各サービスの配信状況はサービスサイドの都合により変更になる場合がありますので、最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。まずは無料体験期間を活用して、プリズムショーの熱狂を体験してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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