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劇場版アルゴナビス AXIA
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | SANZIGEN |
ギロアクシアは札幌を中心に活動する5人組バンド。東京進出を目指すも、絶えない衝突で関係が悪化。やがてインターネット上で「解散」の噂が広がり、メンバーは散り散りになる。そんな中、ボーカルの朝日奈勇太は、幼少期の思い出と向き合い始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
札幌を拠点に活動する5人組バンド「ギロアクシア」は、東京進出を夢見て突き進むが、メンバー同士の衝突が繰り返されるうちに関係は深刻な亀裂を抱えていく。やがてインターネット上に「解散」の噂が広まり、バンドは事実上の崩壊状態に。散り散りになったメンバーを前に、ボーカルの朝日奈勇太は幼少期の記憶と静かに向き合い始める。夢と仲間への想い、そして自分自身の原点——一人の青年が問い直す再生の物語。みどころ・魅力
① バンドの崩壊と再生を丁寧に描くドラマ性
夢を追う仲間たちの衝突と亀裂をリアルに描きながら、「それでもなぜ音楽をやるのか」という問いに誠実に向き合う脚本が光ります。アイドル発のコンテンツながら、バンドものとしての熱量と重さを兼ね備えており、音楽作品としての完成度が高く評価されています。② アルゴナビスシリーズが結実した劇場版クオリティの映像と音楽
BanG Dream!から派生したアルゴナビスシリーズの集大成として制作された本作は、ライブシーンの迫力と劇場ならではの音響クオリティが際立ちます。ギロアクシアのオリジナル楽曲が物語と重なり、感情を大きく揺さぶるシーンを生み出しています。③ ボーカル・朝日奈勇太の内面描写と幼少期の記憶
バンドが崩壊した後、主人公・朝日奈勇太が自分の原点となる幼少期の思い出を掘り起こしていく過程が丁寧に描かれます。ファンには既知のキャラクターでありながら、劇場版だからこそ描けた深みある心理描写が、新規視聴者にも刺さる普遍的な感動を与えます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 紅優 |
|---|---|
| 音楽 | 高橋諒 |
| OP | ジャイロアクシア「Dancing Paranoia」 |
| ED | ジャイロアクシア「MILESTONE」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、アルゴナビスというタイトルだけでは何の作品かピンとこなかった。バンドリ!の男性側スピンオフと知ったのも後からで、「あ、そっち系か」と軽い気持ちで劇場に滑り込んだのを覚えている。最初の数分で「なるほど、これは内輪揉め映画だ」と把握した。バンドの人間関係をぐちゃぐちゃにして、最終的にそれをどう解きほぐすか——そういう構造の話。見ながら「知ってるパターンだな」と思っていたのに、気づいたら前のめりになっていた。スクリーンの音圧がそれを助けていたのは間違いない。劇場で聴くバンドサウンドというのは、そのまま感情を殴ってくる部分がある。
「解散」という噂が、一番正直な感情を引き出す
この映画が描いているのは、バンドの解散危機ではない。正確には、「解散するかもしれない」という状況に追い込まれて初めて、メンバーがそれぞれ自分の本音と向き合う——その過程の話だ。
衝突が絶えないバンドというのはフィクションの定番だし、インターネットで噂が広がって、という展開も今の時代らしいリアリティがある。ただこの作品が面白いのは、ギロアクシアというバンドが「最初から仲良し」じゃないことを隠さない点だ。メンバーが集まった理由が、友情や縁ではなく、もっと切実でばらばらな動機に見える。そういう集団が東京進出という共通目標を掲げたとき、内部の亀裂は必然的に表に出てくる。
ボーカル・朝日奈勇太が幼少期の記憶を掘り返していく展開は、単純に「過去との和解」ではない。幼い頃に何かを感じていた自分が、今どこにいるのかという確認作業だ。音楽を続けている理由がわからなくなったとき、人は起点に戻る。それはこの手のバンド物の常套手段ではあるけれど、朝日奈の場合は「純粋な夢」より「執着」に近いものを感じさせる描き方をしている。それがこの作品を、爽やか系のバンドアニメとは違う質感にしている。
谷山紀章が伊龍恒河を演じているのだが、この役がちょうどいい重さを担っている。声優と夜あそびでの谷山の軽妙さを知っている身としては、同じ人物がこれほど内側に熱量を持ったキャラクターを作れることに毎回驚く。声の圧力の使い方が段違いで、特に感情が崩れかかる場面での抑制の効かせ方が、ただ叫ぶより遥かに刺さる。
特に刺さったシーン
終盤、メンバーが散り散りになった後に一人になる場面の静けさが妙に残った。劇場の音響というのは、静寂もひとつの演出として成立させる力がある。あの沈黙のあと、音が戻ってきたときの体感的な落差——あれは家の画面で見ていたら半分も届かなかったと思う。
佐藤拓也演じる摩周慎太郎が、序盤から感情をかなり抑えた芝居をしていて、その分だけ崩れる瞬間の振れ幅が大きい。佐藤拓也は感情の底が見えないキャラクターをやらせると本当に上手い。声優と夜あそびでのあのフラットなテンションが逆に武器になっているんだろうと、見ながら考えていた。摩周がバンドに残っている理由を、言葉ではなく態度だけで見せていく芝居の積み上げが、後半に効いてくる。
読んで見たくなったら——『劇場版アルゴナビス AXIA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バンドもののドロドロした人間関係が好きで、仲良し補正なしの話を求めている人
- 谷山紀章・佐藤拓也のファンで、劇場音響で聴きたい人
- アルゴナビスシリーズを追っていて、ギロアクシアの掘り下げを待っていた人
- バンドサウンドをでかいスクリーンと音響で浴びたい人
合わない人
- 原作・シリーズ未履修でいきなり映画から入ると、関係性の前提が薄く感じるかもしれない
- 爽やかな青春バンド物を期待していると、序盤の重さに疲れる
- 音楽シーン重視で、人間ドラマが薄いものを好む人にはテンポが遅く映る
次に見るなら
BanG Dream! It’s MyGO!!!!!——同じBanG Dream!系列で、こちらは女性バンドの崩壊と再生を描く。内部の衝突と感情的なすれ違いを、かなりリアルな温度感で描いていて、ギロアクシアの関係性のぎこちなさが気に入ったなら必然的に刺さる。音楽の質も高い。
SHOW BY ROCK!! STARS!!——音楽×複数バンドの絡み合いという構造が好きなら。こちらはもう少しポップな方向性だが、バンドメンバーそれぞれの動機が絡む群像劇としての面白さがある。劇場版アルゴナビスより軽い入り口として機能する。
坂道のアポロン——バンドではなくジャズだが、音楽と人間関係の衝突・分断・再生というテーマの純度が高い。朝日奈の「なぜ音楽をやっているのか」という問いが引っかかった人は、こちらでも同じ問いに別の角度から向き合える。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『劇場版アルゴナビス AXIA』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、すでに利用しているサービスからすぐに視聴を始められます。アルゴナビスシリーズのファンはもちろん、バンドものの青春ドラマが好きな方にもおすすめの一作です。

