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アルゴナビス from BanG Dream!
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | SANZIGEN |
孤独な大学生・七星蓮は、人間関係が苦手で自分のアイデンティティを探していた。カラオケで一人歌っていたところ、優人と渡の二人に歌唱力を見出される。二人は「これは運命だ。バンドを始めよう」と提案するが、蓮は逃げてしまう。やがて彼は音楽への情熱に引き寄せられ、バンド活動を通じて自分らしさを見つけていく物語。
作品概要・あらすじ
あらすじ
人間関係が苦手で自分の居場所を見つけられずにいた大学生・七星蓮は、カラオケで一人歌っていたところを優人と渡に発見される。二人から「バンドを始めよう」と誘われた蓮は戸惑いながらも音楽の引力から逃れられず、やがてバンド活動に身を投じていく。仲間との衝突や葛藤を乗り越えながら、音楽を通じて本当の自分を見つけていく青春バンドストーリー。みどころ・魅力
① 内向的な主人公が”音楽”で変わっていく成長物語
人付き合いを避けていた蓮が、バンドメンバーとの関係を通じて徐々に殻を破っていく過程が丁寧に描かれています。「自分らしさとは何か」というテーマは幅広い視聴者に刺さりやすく、共感度の高いキャラクター造形が物語を引き立てています。② BanG Dream!発のリアル連動型バンドプロジェクト
アニメに登場するバンド「Argonavis」は実際の声優バンドとして活動しており、楽曲はすべてリアルパフォーマンスが前提で制作されています。アニメと現実が交差するライブ感のある演出は、音楽ファンにとって特別な視聴体験をもたらします。③ 熱量あふれるライブシーンと音楽の疾走感
バンドが成長するにつれてステージの演出規模も大きくなり、ライブシーンの迫力が増していく構成が見どころです。キャラクターの感情と演奏が一体化した場面は、音楽アニメならではのカタルシスを与えてくれます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 錦織博 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 毛利亘宏 |
| 原案キャラデザ | 三好輝 |
| 音楽 | 高橋諒 |
| 美術監督 | 田島裕 |
| 音響監督 | ひらさわひさよし |
| OP | Argonavis from BanG Dream!「星がはじまる」 |
| OP | ジャイロアクシア「SCATTER」 |
| ED | アルゴナビス「雨上がりの坂道」 |
| ED | ジャイロアクシア「LIAR」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「バンドリの男版」という説明だけ受けて見始めた。正確にはバンドリの姉妹プロジェクトで、ゲームと連動していて、バンドが複数あって、把握するのが正直しんどい構造になっている。最初はどこから入ればいいかわからず、とりあえずアニメだけ見ることにした。
第一話で意外だったのは、主人公の七星蓮が「音楽大好き系」ではなかったこと。カラオケで一人歌っているシーンから始まるのに、バンドに誘われると逃げる。「才能はあるが動けない人間」という入り口は、スポ根・音楽ものにしては珍しい設定で、そこで少し前のめりになった。2回目に見直すと、蓮の「逃げ」が臆病ではなく、自分のアイデンティティを他者に溶かすことへの本能的な抵抗として描かれているのに気づく。最初は見落としていたことが、後から効いてくる。
人間関係が怖い人間が、人間関係でしか鳴らせない音楽に引き寄せられていく話
バンドという形態は本質的に集団作業で、一人でいたい人間には向いていない。七星蓮はそれをわかっていて、しかも自分の声や感性が人並み外れているのに、バンドという選択肢を拒絶し続けている。この拒絶の理由が「照れ」や「経験不足」ではなく、「他者に巻き込まれることで自分が何者かわからなくなる恐怖」として描かれているのが、この作品の核心だと思う。
音楽バンドものはだいたい、「みんなで一つになる瞬間」を感動の頂点として設計する。この作品が本当に描いているのはそこではなく、「一つになることを怖がっていた人間が、それでもバンドを選ぶ瞬間」だ。その選択の重みが、話が進むにつれて積み重なっていく。「アイデンティティを集団の中に溶かさずに、バンドに参加できるか」という問いは、音楽ものの外にある問いでもある。
「把握が大変なシリーズ」という外形的な複雑さは、実はこのテーマと地続きになっている。複数のバンド、複数の人間関係、ゲームとアニメが交差する世界観——全部を把握しようとすると溺れるが、蓮という一人の視点に絞れば、意外とシンプルな話になる。「自分はどこに属するのか」という問いは結局、誰でも持っている。バンドリを知らなくても、複雑なシリーズ構造に怯んでも、蓮の話としてだけ見ればちゃんと機能する。
特に刺さったシーン
蓮がバンドから一度逃げた後、一人で音楽に向き合う中盤のシーン。最初に見たときは「主人公が悩んでいる場面」として流していたが、2回目に見ると、あの静かさが「音楽が好きなのに音楽から遠ざかろうとしている人間の矛盾」を無言で描いていることに気づく。逃げても音楽には戻る、という必然性をセリフなく積んでいる。
福山潤が演じる洲崎遵の声のトーンも印象に残っている。優人や渡といった熱量系のキャラクターが多い中、洲崎遵はどこか冷静な距離感を保っていて、そのコントロールが福山潤らしい。主人公の蓮を急かさず、それでいて確かに引き寄せる磁力がある。「声で急かさないことで、かえって相手が動く」という演技の使い方が、序盤の蓮の動きとうまく噛み合っていた。
読んで見たくなったら——『アルゴナビス from BanG Dream!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バンドものに「熱血」ではなく「内省」を求めている人
- 人間関係の中で「自分を失いそう」と感じた経験があるオタク
- BanG Dream!は知っているが女性向けとして距離を置いていた人
- 福山潤の「抑制した演技」が好きな声優ファン
合わない人
- バンドアニメに「青春全振り・熱血・泥臭い練習シーン」を期待している人
- シリーズ全体を把握しないと落ち着かないタイプ(ゲーム・他バンドとの関連が複雑)
- 主人公の「逃げ」や「受け身の姿勢」にフラストレーションを感じる人
次に見るなら
ギヴンは、バンドものの中でも「音楽で傷が埋まっていく」系の作品。孤独な主人公が音楽と人間関係を同時に手に入れていく構成がアルゴナビスと重なる。こちらの方が静かで、よりBLよりの読み口だが、「引きこもっていた感情が音で出てしまう」という瞬間の描き方が好きなら合う。
BECKは古い作品だが、「才能はあるが動けない主人公がバンドを通じて自分を見つける」という核は共通している。熱量とリアリティのバランスが今見ても崩れていないし、アルゴナビスの蓮と主人公の造形が似ているので比較対象として見ると面白い。
バンドリ!ガールズバンドパーティ!は、そのまま源流を当たるなら。女性向けではあるが、複数バンドが並列する構造はアルゴナビスとほぼ同じ設計で、どちらが先かではなく「同じ設計思想がジャンルを変えるとどう変わるか」として見ると新鮮な対比になる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『アルゴナビス from BanG Dream!』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Huluの4サービスで視聴できます。主要な動画配信プラットフォームに揃って対応しているため、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。バンドの成長と青春を描いたこの作品を、ぜひお気に入りのサービスでお楽しみください。

