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青の祓魔師 京都不浄王篇
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A-1 Pictures |
江戸時代末期、不浄王という鬼が多くの人々を殺害した。退治後、真十字騎士団は鬼の左目を学園に封印していたが、それが盗まれてしまう。盗賊が子どもを人質に取ったと聞き、ユキオとリンが助けに向かう。調査と追跡はリンと仲間たちを京都へ導き、事件へさらに深く関わっていくことになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
江戸時代末期、「不浄王」と呼ばれる強大な鬼が大勢の命を奪った。真十字騎士団によって討伐された後も、その左目は学園内に厳重封印されていたが、何者かによって盗み出されてしまう。事件の調査を命じられた奥村雪男と燐は、人質となった子どもたちを救うため京都へと向かう。しかしそこには、騎士団内部の複雑な思惑と、不浄王復活を目論む勢力の影が広がっていた。かつて生死をともにした仲間たちとの絆を試されながら、燐たちは京都を舞台にした大きな戦いへと巻き込まれていく。
みどころ・魅力
① 京都を舞台に描かれるスケールアップした戦闘
第1期では主に学園内を舞台にしていた戦闘が、本作では歴史情緒あふれる京都の街や霊的スポットを舞台に展開される。ufotable制作による高品質な映像美と、迫力のあるアクションシーンが融合し、視覚的な満足度が大幅に向上。特に終盤の不浄王との決戦は圧巻の出来栄えだ。
② 奥村燐の「青い炎」と自己受容のドラマ
サタンの息子という出自ゆえに仲間から恐れられ孤立する燐の葛藤が、本作の感情的な核心をなす。炎を封印するか解放するかという選択が、単なる戦力の問題にとどまらず、自分自身を認めて前に進む成長物語として丁寧に描かれている。仲間との信頼回復の過程にじんとさせられる。
③ 京都組の家族背景と騎士団内部の人間ドラマ
今作では京都出身のメンバーたちの家族・一族との確執や因縁が深掘りされる。騎士団内部に渦巻く不信感や各家の事情が複雑に絡み合い、戦いの裏側にある人間ドラマとしての厚みがある。一筋縄ではいかない大人たちの思惑が、物語に重層的なリアリティを与えている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 初見浩一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大野敏哉 |
| キャラクターデザイン | 佐々木啓悟 |
| 音楽 | 澤野弘之、山本康太 |
| 美術監督 | 高橋麻穂 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| OP | ウーバーワールド「一滴の影響」 |
| ED | 暁月凛「一滴の影響」 |
| ED | 暁 凛「コノ手デ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期が中盤から原作を離れたオリジナル展開に突入して、「あ、これはもう帰ってこないやつだ」と思いながら見ていた。あの終わり方で続編が来るとは正直思っていなかった。だから2017年に京都編のアニメ化が発表されたとき、反射的に「えっ待って本当に?」となった。
最初に見たとき、作画が1期より落ち着いていることに気づいた。派手さよりも芝居の密度で見せようとしている、そういう作りに感じた。2回目で分かったのは、それが意図的だということ。京都の古い社寺が並ぶロケーションと、各家の因縁や確執が絡み合う話の構造に、あの重たい画面の質感が合っている。最初は物足りないと思っていたものが、見直すと全部理由があった。
血筋という呪いを引き受けながら、それでも隣に立つ選択の話
青の祓魔師という作品が何を描いているかというと、「生まれ」によって運命が決まるとされる世界で、それをどう扱うかという話だと思っている。京都編はその問いをさらに具体化してくる。
奥村燐はサタンの息子で、仲間たちにその事実が知れ渡るところから話が始まる。信頼していた相手に隠し続けていた秘密が露わになる、その気まずさと怒りと戸惑いが、序盤のパーティの空気感として丁寧に積み上げられる。福山潤が演じる雪男の、弟を守ろうとしながら感情を押し殺している複雑な声色は、このシーズンで一段と印象が強くなった。
同じ構造が、三輪子猫丸にも反復される。梶裕貴が演じる子猫丸の父親との関係と、仙道家・三輪家・柳ヶ瀬家という名門の家の論理が、京都という土地に根を張った因縁として描かれる。「家の呪い」を背負わされたキャラクターが複数いて、それぞれが違う形でその重さと向き合う。燐は正面から衝突し、子猫丸は長い間抱えて抱えて、最終的に違う選択をする。
この作品が単なる「強い敵を倒すアクションアニメ」ではないのは、戦闘の結末よりも、誰かと誰かの間に何が残るかを丁寧に描こうとしているからだと思う。クライマックスで燐と仲間たちの関係が変化していく過程、あの積み上げ方は、1期からこの作品を追いかけてきた視聴者に対してちゃんと誠実だった。喜多村英梨が演じる神木出雲の、強がりの下に何かを隠しているキャラクターの芝居も、その文脈で見ると刺さり方が全然違う。
花澤香菜の杜山しえみは、パーティの中での立ち位置が絶妙で、感情の振れ幅が大きいシーンになるほど花澤さんの声の重心が低くなる感じが好きだった。あの役は単純に「応援する子」ではなく、自分も葛藤を抱えたキャラクターとして機能していて、その部分をちゃんと演じていた。
特に刺さったシーン
終盤、燐が炎を解放するシーン。ここは初見だと「やっと来た」という感じで見てしまうが、2回目で気づいたのは、それまでに燐が炎を使うことをどれだけ恐れていたか、その積み上げの密度だった。仲間に知られたことで逆に開き直れた、という単純な話ではなく、もっと複雑なものがあの瞬間に混在している。福山潤と梶裕貴が同じシーンに声として存在しているとき、二人のバランスの取り方が毎回うまくて、どちらかが浮かない。
神谷浩史のメフィスト・フェレスは、出番が多くはないが出てくるたびに場の空気を変える。ああいう「腹の中が読めない、でも存在感は圧倒的」なキャラクターは、演じる側の引き算が難しい。神谷さんはそれを飄々とやっていて、見るたびに感心する。
読んで見たくなったら——『青の祓魔師 京都不浄王篇』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さると思う人:
- 1期を見ていて、原作の京都編がアニメ化されるのを待っていた人
- アクションよりも人間関係の変化や感情の積み上げに興味がある人
- 家の因縁や「生まれ」の重さを扱う物語が好きな人
- 梶裕貴・福山潤の芝居を追いかけている人
合わない可能性がある人:
- 1期を見ていない状態でこちらから入ろうとしている人(前提情報が多すぎる)
- 毎回大きなアクションシーンを期待している人(中盤は会話と関係描写が中心)
- テンポよく話が進むタイプのアニメが好きな人(京都編は丁寧に時間をかける)
次に見るなら
青の祓魔師(1期)――言うまでもないが、京都編の前に見ていない場合はまずここから。燐と雪男の関係の出発点と、主要キャラクターの背景が1期で丁寧に描かれている。京都編の重さは1期あってこそ機能する。
鬼滅の刃――家族の死と喪失、そして「鬼の血を引く者と人間の境界」という構造が共鳴する部分がある。戦闘描写の密度と感情の振れ幅が好きなら合うと思う。ufotableの作画に慣れてからこちらに戻ると、青エクの芝居の丁寧さが改めて見えてくる。
夏目友人帳――超自然的な存在と人間の関係を描く点は近いが、こちらはアクションよりも情緒と間を大切にした作品。青エクの京都編で「家の論理と個人の選択」というテーマに惹かれた人が見ると、違う角度から似たものを受け取れる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「青の祓魔師 京都不浄王篇」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴可能です。主要な動画配信サービスに揃って配信されているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。第1期と合わせて一気見するのにも便利な環境が整っています。
よくある質問
まとめ
「青の祓魔師 京都不浄王篇」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴可能です。主要な動画配信サービスに揃って配信されているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。第1期と合わせて一気見するのにも便利な環境が整っています。









