アオハライド unwritten

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2014アオハライド unwritten

アオハライド unwritten

★ 3.6 / 5.0ラブコメ日常系
放送年2014年
フォーマットOVA
話数1話
原作漫画
制作Production I.G

『青春ラッシュ』第11巻に同梱されたOVA。中学生時代の双葉と光生を描いたエピソード。原作の「Unwritten」の章、またはプロローグ・第0章に基づいている。双葉が光生と出会う前の日常や、二人の関係がどのように始まったのかが明かされる物語。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

『アオハライド unwritten』は、人気漫画『アオハライド』を原作とするOVAです。本編では詳しく語られなかった、双葉と洸の中学時代にスポットを当てたエピソードが描かれます。明るく前向きな双葉と、どこか影のある洸。ふたりがどのように出会い、少しずつ心を通わせていったのか——その”始まり”の物語が、原作の「Unwritten」の章をもとに丁寧に紡がれます。すれ違いと淡い想いが交差する繊細な心模様は、本編を知るファンにとっては登場人物の原点を、これから作品に触れる人にとっては物語の入り口を感じさせてくれる一編です。

みどころ・魅力

① 本編につながる”原点”のエピソード

『アオハライド』本編では断片的にしか語られない、双葉と洸の中学時代を正面から描いているのが最大の魅力です。ふたりの関係がどこから始まったのかを知ることで、本編の何気ない一言や表情に込められた意味が、より深く心に響くようになります。

② 双葉と洸の繊細な心理描写

思春期ならではの、言葉にできない想いやすれ違い。まっすぐな双葉と、不器用な洸の揺れ動く感情が、丁寧なカットと間で表現されています。派手な展開ではなく、静かな日常のなかにきらめく感情の機微を味わえるのが、この作品ならではの良さです。

③ 原作ファンも初見も楽しめる短編構成

OVAならではのコンパクトな尺で、物語の核心となる”出会い”を凝縮。原作を読んでいる人には答え合わせのような感動を、初めて触れる人には作品世界への入り口を届けてくれます。短い時間でアオハライドの空気感を味わいたい人にぴったりの一本です。

キャスト・声優一覧

吉岡双葉
吉岡双葉
メイン
内田真礼
馬渕洸
馬渕洸
メイン
梶裕貴

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スタッフ

監督吉村愛

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初は本編の余韻が抜けないうちに、軽い気持ちで再生した。アオハライドはTVシリーズを一通り見たあとで、双葉と洸のすれ違いには散々やられていたから、特別編くらいなら箸休めになるだろう、と。「unwritten」が何を指すのか分からないまま見始めて、終わってから、ああそういうことか、と腑に落ちた。これは本編で「書かれなかった」中学時代の話だ。だから初見の人より、全部見たあとの人間に向けて静かに置かれている。2回目に見たときのほうが、序盤の何でもない会話がやけに重く感じた。まだ何も壊れていない二人を、こっちはもう全部知っているから。

「書かれなかった」中学時代が、本編より静かに刺さる理由

本編のアオハライドは、一度途切れた関係をもう一度つなぎ直す話だった。高校で再会した双葉と洸は、お互い昔のままではいられなくて、名字も性格も少しずつ変わっていて、その「ズレ」を抱えながら距離を測り続ける。つまりTVシリーズは、ずっと「失われたあと」の物語なんだと思う。だからこのOVAが描く中学時代は、本編の前提になっている「失われる前」そのものだ。

面白いのは、この特別編が劇的な事件を描かないところだ。告白も別れもまだ起きていない、ただの放課後みたいな時間が淡々と流れる。本来なら退屈なはずのその時間が、本編を知っているとまるで違って見える。これからこの二人に何が起きるかを、視聴者だけが知っている。だから何でもない一言、何でもない距離の近さが、後から効いてくる毒みたいに静かに刺さる。

「unwritten」——書かれていない、というタイトルは、たぶん二重の意味だ。原作にも本編にも正面から描かれなかった過去、という意味。そしてもうひとつ、この時期の双葉も洸も、自分の気持ちにまだ名前をつけられていない、という意味。好きだと言葉にする前の、名前のついていない感情。それを後追いで眺めるのが、このOVAの本質だと思っている。単なるファンサービスの番外編ではなく、本編の切なさを逆算して仕込んだ「序章」として作られている。

特に刺さったシーン

序盤の、二人がまだ気を張らずに話している場面がいちばん効いた。内田真礼の双葉が、高校編で見せるあの「友達に合わせて自分を殺す」前の、素のままの声を出している。語尾の力の抜け方が本編と微妙に違っていて、ここで思わず巻き戻した。まだ何も諦めていない子の声だ。対する梶裕貴の洸も、高校編の刺々しさが嘘みたいに丸くて、こんなに柔らかい喋り方をする時期があったのかと変な気持ちになる。終盤の何気ないやり取りで、洸がふっと黙る一瞬がある。あの間の取り方を聞いたとき、ああこの子はもう、これから起きることの予感を抱えているんだな、と勝手に読み取ってしまった。声優二人の「過去の演じ分け」が、この短い尺の支柱になっている。

読んで見たくなったら——『アオハライド unwritten』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編を最後まで見て、双葉と洸のすれ違いに思い入れがある人
  • 事件より、放課後の空気感や関係の「始まり」を眺めるのが好きな人
  • 後から効いてくる切なさ、伏線を逆算して味わうのが好きな人

合わない人

  • 本編を見ていない、単体で完結した話を求めている人
  • はっきりした起承転結や派手な展開がないと物足りない人
  • キャラの過去より、今まさに動く関係性を見たい人

次に見るなら

君に届けが好きなら、この距離の詰め方は確実に刺さる。言葉にならない好意を、間とためらいで描き続ける作品で、アオハライドの「名前のつく前の感情」と地続きだ。

同じ咲坂伊緒原作の思い、思われ、ふり、ふられもおすすめしたい。四人それぞれの片想いが交差する群像劇で、ひとつの好きが別の好きを傷つける構造が丁寧に描かれている。

過去と現在の落差で泣かせにくるならorange。「あのときこうしていれば」という後悔を物語の芯に据えた作品で、unwrittenが残した「失われる前」の余韻を、別の角度から受け止め直せる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『アオハライド unwritten』は、現在dアニメストアで視聴することができます。アニメ作品を定額で楽しめるサービスなので、OVA単体だけでなく『アオハライド』の世界をまとめて追いかけたい方にもおすすめです。気になった今のタイミングで、双葉と洸の物語の原点をチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『アオハライド unwritten』はどこで見られますか?
A. 現在はdアニメストアで配信されています。定額でアニメ作品が楽しめるサービスなので、本編とあわせてOVAも視聴したい方におすすめです。
Q. 本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 楽しめます。双葉と洸の出会いを描いた物語なので、これから『アオハライド』に触れる人にとっては、作品世界への入り口としても親しみやすい内容です。
Q. どんな内容のエピソードですか?
A. 本編では詳しく描かれなかった、双葉と洸の中学時代を中心にしたエピソードです。ふたりの関係がどのように始まったのかが描かれる、物語の”原点”にあたる一編です。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. OVA作品のため、短い尺で物語の核心を味わえる構成になっています。すきま時間でも気軽に視聴しやすく、アオハライドの空気感をぎゅっと楽しめます。

まとめ

『アオハライド unwritten』は、現在dアニメストアで視聴することができます。アニメ作品を定額で楽しめるサービスなので、OVA単体だけでなく『アオハライド』の世界をまとめて追いかけたい方にもおすすめです。気になった今のタイミングで、双葉と洸の物語の原点をチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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