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2017

ディエス・イレ
★ 2.4 / 5.0アクション
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | A.C.G.T. |
1945年のベルリン。ナチス将校たちが儀式を行い、超人LDOを復活させようとする。現在、諏訪原市。蓮藤井は親友・四郎との激しい喧嘩で入院している。彼は失ったものの価値を取り戻そうとしながら、謎の美女との出会いから、世界を揺るがす陰謀へと巻き込まれていく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
1945年、敗戦間際のベルリン。ナチス親衛隊の将校たちが惨劇の儀式を執り行い、超人組織「黄金練成」の蘇りを画策していた。時は流れ、現代の諏訪原市。高校生・藤井蓮は親友・四郎との壮絶な殴り合いの末に入院し、退屈な日常へと戻っていく。しかし退院後の彼を待っていたのは、夜の街を彩る連続猟奇殺人と、過去から甦った異形の超人たちだった。謎めいた少女との出会いをきっかけに、蓮は世界の終末を賭けた戦いへと否応なく巻き込まれていく。みどころ・魅力
① 重厚なダークファンタジー世界観
ナチス・ドイツの史実とオカルト、終末思想を融合させた独特の世界設定が最大の魅力です。原作はLightによる人気ビジュアルノベル。緻密に練り込まれた中二病的かつ哲学的な物語が、ファンを惹きつけてきました。② 個性が際立つ超人「ロンギヌス・ドライツェーン・オーデン」
主人公たちの前に立ちはだかる超人組織の面々は、それぞれが強烈なキャラクター性と固有の能力を持っています。彼らの掲げる思想や信念がぶつかり合うバトルは、単なる力比べを超えた見応えがあります。③ 因縁と運命が交錯する群像劇
藤井蓮と親友・四郎の関係を軸に、過去と現在、敵と味方が複雑に絡み合っていきます。一人ひとりの抱える事情や因縁が明かされるたびに物語の深みが増し、終末へと向かう展開から目が離せません。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 工藤進 |
|---|---|
| 原作 | 正田崇 |
| 原案キャラデザ | Gユウスケ |
| キャラクターデザイン | 福世孝明 |
| 音楽 | ヨナオケイシ |
| 美術監督 | 桑原悟 |
| 音響監督 | 森田洋介 |
| OP | 榊原ゆい「Kadenz」 |
| ED | Phero☆Men「オペラ」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
重厚なタイトルとナチス×オカルトという字面で身構えながら見始めた。正直、最初は「重そうなタイトルのわりに、評判は微妙だったような」という曖昧な記憶のほうが先に立っていた。1945年のベルリンで儀式が行われ、いきなり現代の諏訪原市へ飛ぶ。固有名詞は洪水みたいに流れてくるし、一周目は世界観に溺れかけた。藤井蓮と四郎、壊れた距離にある二人の少年の喧嘩から物語が始まると分かったのも、ようやく中盤だった。ところが二周目で印象が変わる。これは設定を理解する作品じゃなく、温度を浴びる作品なんだと腑に落ちた。分からないまま殴られる感覚に、意外と身を委ねられる。「取り戻す」という言葉に、人はどこまで殉じられるかの話
この作品は単なるオカルト×バトルものではなく、「失ったものの価値を取り戻そうとする」一点に、全員が違う形で取り憑かれている話だと思っている。藤井蓮は四郎との喧嘩で何かを失い、それを埋め直そうとして陰謀に巻き込まれていく。だが視点を引くと、復活させられようとしている超人たちLDOの側も、結局は同じ病に侵されている。彼らはそれぞれ自分の中の渇き——叶わなかった願い、終わらせられなかった何か——を抱えたまま、永遠に近い時間を生き延びてきた連中だ。だからこの物語の悪役は、ただ世界を壊したいわけじゃない。自分が一度手放したものを、もう一度この手で握り直したいだけなんだと、二周目でようやく見えてきた。蓮と彼らは、立っている側こそ違え、欲しがっているものの形がよく似ている。そこが厄介で、そこが面白い。取り戻す、という言葉はやさしく聞こえるけれど、本気でそれに殉じようとすると、人は平気で他人を巻き込み、世界ごと天秤に載せる。この作品が描いているのは、その願いの強度がそのまま暴力の強度になってしまう瞬間で、テンポの粗さや情報量の多さを差し引いても、その一点だけは妙に重く残る。微妙という記憶のまま終わらせるには、惜しいテーマを抱えた作品だった。特に刺さったシーン
やっぱり諏訪部順一が演じるラインハルトが画面に出てくると、空気の密度が変わる。終盤、彼が静かに語りかけるように見せて、こちらの逃げ場を全部塞いでくる場面で、思わず音量を下げたくなった。低く、余裕があって、それでいて底が見えない。あの声でゆっくり言葉を置かれると、勝てる気がしない、という感覚そのものが演技として伝わってくる。対する藤井蓮を演じる鳥海浩輔も良くて、序盤の何も持っていない少年の頼りなさから、自分の渇きに名前をつけていく後半までの変化を、声の張りひとつで通している。二人の声がぶつかる場面は、作画の苦しい所を補って余りある引力があった。あと、安元洋貴が演じるゲッツの、暴力に振り切れているのにどこか律儀な手触りも好きで、出てくるたびに画面を巻き戻した。設定を全部追えなくても、声の応酬だけで「これはただ事じゃない」と分かる。そういう力技で押し切られた。読んで見たくなったら——『ディエス・イレ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 固有名詞の洪水を「分からないまま浴びる」のが嫌いじゃない人
- 様式美に振り切った中二的な台詞回しに、照れずに乗れる人
- 諏訪部順一・鳥海浩輔・安元洋貴あたりの声の応酬だけで満足できる人
- ナチス残党×オカルトという重い意匠の質感が好きな人
合わない人
- 説明されないまま話が進むのがストレスになる人
- 毎話、作画と演出の安定したクオリティを求める人
- 原作未プレイで、丁寧な導入から入りたい人
次に見るなら
ナチス残党とオカルト戦争の過剰な様式美が好きならヘルシング。あの底意地の悪い悪役たちの愉しそうな顔つきが好きなら、間違いなく相性がいい。渇きを抱えた者同士が思想ごとぶつかり合う殺し合いに惹かれたならFate/Zero。願いの強度がそのまま暴力になる構造を、もっと整理された形で味わえる。ドイツ的な意匠と人外じみた強者の見せ方が好物ならジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流も。理屈より勢いで殴ってくる気持ちよさが近い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ディエス・イレ」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluの5つの配信サービスで視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TVに加え、U-NEXTやHuluなど総合型のサービスでも配信されているため、お使いのサービスに合わせて選びやすいのが嬉しいポイントです。複数の選択肢があるので、まだ観たことのない方も気軽に視聴をスタートできます。

