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2002

デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急
★ 3.4 / 5.0アクション冒険コメディSF
| 放送年 | 2002年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
ロコモン(列車型デジモン)が突然現実世界に出現した。テイマーたちは、デジタルワールドへのポータルである最終目的地に到達する前に、この列車を止めようと必死になる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
突如として現実世界に出現した列車型デジモン「ロコモン」が制御不能の暴走を開始した。テイマーたちはロコモンを追い、デジタルワールドへのポータルが存在する終着駅に到達される前に列車を止めようと奮闘する。しかし、仲間であるはずの留姫の様子が気になり、戦いは単純な追跡劇を超えた様相を呈していく。友情と絆をテーマに描かれた2002年公開の劇場版作品。みどころ・魅力
① 列車型デジモンが引き起こす圧倒的スケールのアクション
現実世界を疾走する巨大な列車型デジモン・ロコモンとの追走バトルは、本作最大の見せ場です。都市を舞台にしたスケール感の大きな戦闘シーンは劇場版ならではの迫力で描かれており、テレビシリーズとは一線を画す映像体験が楽しめます。② 牧野留姫を中心に描かれる感情的なドラマ
暴走するロコモンと留姫の間に秘められた繋がりが物語の核心です。アクション中心に見えて、その奥には登場人物の内面に迫るドラマが丁寧に紡がれており、シリーズを通して留姫のキャラクターを深く理解できる内容となっています。③ テイマーズキャラクター全員集合の豪華な共闘
短編ながらも主要テイマーとパートナーデジモンたちが勢揃いし、それぞれの個性を活かした連携バトルが展開されます。テレビシリーズのファンにとっては、お気に入りキャラクターの活躍をまとめて楽しめる贅沢な一作です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 中村哲治 |
|---|---|
| 美術監督 | 行信三 |
| OP | 和田光司「The Biggest Dreamer」 |
| ED | エイム「夕陽の約束」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
テイマーズを見ていた人間にとって、この映画を見ないという選択肢はなかった。2002年の劇場版、上映時間は50分に満たない短編。それでも「デジモンシリーズで一番好き」と断言できる作品の続きとなれば、当然手を伸ばす。当時は劇場ではなくビデオで追いかけた口だが、それはそれとして。 最初に見たときの正直な印象は「短い」だった。テレビシリーズの濃密さを体に刻み込んだあとだから、50分では足りない。でも何度か見返すうちに印象が変わった。この短さで、これだけのことをやるのかという驚きに変わる。テレビシリーズをいかに消化してから来るかで、受け取れる量がまったく違う映画だと思っている。留姫が「泣いていい」と知る映画——最強の少女が鎧を脱ぐ50分
テイマーズが他のデジモンシリーズと一線を画している理由のひとつは、牧野留姫というキャラクターの存在だ。冷静で、孤高で、感情を表に出すことを自分に許さない少女。テレビシリーズを通じて彼女は少しずつ変化するが、その変化の臨界点にあるのがこの劇場版だと感じている。 ロコモンが暴走する理由は、物語の構造上、留姫の記憶と深く結びついている。列車に乗り込むことで彼女の深層に触れていく展開は、アクション映画の外皮をまとったキャラクタードラマだ。50分という短い尺でこれをやるから、圧縮されて密度が高くなる。 デジモンという作品は表向き「子どもとデジモンの冒険と成長」を描くが、テイマーズはその中でも一貫して「感情の重さ」を扱ってきた。ギルモンとの絆も、インプモンの孤独も、全部「感情を持つことの痛みと喜び」の話だった。留姫の場合はさらにねじれがあって、「感情を持つことを自分に禁じていた」という設定が核になる。 この映画はそのねじれを、一本の線路の上で解くような構造になっている。暴走する列車を止めるという物理的なアクションと、留姫の内面を走る感情の暴走が二重に描かれる。どちらかだけなら50分の娯楽短編で終わる。両方が重なるから、テイマーズの映画として成立する。 テレビシリーズを全話見てからこの映画に臨むと「あのエピソードの延長線上にある」と気づく場面がいくつかある。2回目以降はそこを確認するような見方ができて、50分の密度がさらに上がる。これが短編映画の正しい作り方だと思う——単体で完結しながら、知っている人間には何倍にもなる。特に刺さったシーン
折笠富美子の留姫の演技を語らずにはいられない。テレビシリーズを通じて積み上げてきた「感情を抑えた少女」が、この映画の終盤に向けて少しずつ解けていく過程。声のトーンをどこまで制御して、どこで崩すか。あの判断はテレビシリーズとセットで見てこそ響く。留姫という人間を知らずにあの声を聞いても、半分しか届かない。 野沢雅子のギルモンは、進化後の状態でも「たかと」を探しているという純粋さを声だけで表現してしまう。キャスティングを初めて知ったとき「えっ」と思った人間は多いはずで、でも実際に聞くと「これしかない」になる。そういう説得力がある。 高橋広樹のインプモンが劇中に現れる瞬間は、台詞の量こそ少ないが存在感として機能している。テレビシリーズの流れを知っていれば、彼がそこにいること自体が感情的な意味を持つ。50分の中でこれだけ印象に残るのは積み上げがあってこそだ。千葉進歩演じる山木満雄の絡みも含め、テレビシリーズのキャストが揃って動いているという、それだけで映画を見ている価値がある場面がいくつかある。読んで見たくなったら——『デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- デジモンテイマーズのテレビシリーズを完走した人(前提なしでも見られるが、あると倍以上になる)
- 牧野留姫に思い入れがある人
- アクションよりキャラクタードラマとして見られる人
- 折笠富美子・野沢雅子・高橋広樹の演技を浴びたい人
- 50分という短い尺の密度を楽しめる人
合わない人
- テレビシリーズ未視聴で単体映画として楽しもうとしている人
- デジモンのバトルシーンに期待して見る人(尺的に限界がある)
- 明快なカタルシスのある娯楽大作を求めている人
次に見るなら
デジモンテイマーズ(テレビシリーズ)はこの映画の前提であり、この映画を見たあとに戻ると留姫の変化がいかに全話を通じて設計されていたかが見えてくる。映画から入った人には特に強く薦める。dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中。 デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!は同じく50分前後の劇場短編として、短い尺でキャラクターを動かすデジモン映画の完成形という点で参照点になる。テイマーズよりポップで明快だが、この尺で何ができるかという基準として見ると面白い。 電脳コイルは直接の関連作ではないが、「子どもの感情をシリアスに描く」という姿勢においてテイマーズと同じ温度帯にある。テイマーズのあの雰囲気が好きなら確実に刺さる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで現在配信中です。お使いのサービスに応じてすぐに視聴を始めることができます。約30分の劇場版作品ですので、気軽に楽しめます。