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ドロヘドロ 魔のおまけ
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MAPPA |
第2弾Blu-rayボックスに収録された未放映エピソード。漫画単行本の「Extra Evil」という公式番外編から、全6編の短編をアニメ化したもの。
作品概要・あらすじ
あらすじ
本作は、TVアニメ『ドロヘドロ』のBlu-ray BOX第2弾に収録された全6編の特別編です。原作漫画の単行本に掲載された公式番外編「Extra Evil(魔のおまけ)」を映像化したもので、本編では描かれなかったカイマンや煙、ニカイドウたちの日常やコミカルな一面が短編形式でたっぷり楽しめます。ホールの住人たちのゆるくも狂気じみたやり取りや、魔法使いサイドの裏話など、ファンにはたまらないこぼれ話が満載。シリアスな本編の合間を埋める、笑いとカオスが詰まったおまけエピソード集です。みどころ・魅力
① 本編では見られないキャラの素顔
シリアスな本編とは打って変わって、カイマンやニカイドウたちのゆるい日常やおバカなやり取りが楽しめます。緊張感から解放されたキャラクターたちの素の表情が、本作最大の魅力。ファンほどニヤリとできる小ネタが詰まっています。② 短編6本のテンポ良いオムニバス構成
1話完結の短編が全6編収録され、どこから観てもサクッと楽しめる構成です。グロテスクさとコメディが同居するドロヘドロ独特の世界観はそのままに、肩の力を抜いて観られる軽快さが心地よく、何度も見返したくなります。③ MAPPA制作の安定したクオリティ
本編同様にMAPPAが手がけており、おまけ作品ながら作画やCGの質は折り紙付き。独特のグニャグニャした世界観や濃いキャラデザインが映像で動く楽しさは健在で、原作ファンの期待を裏切らない仕上がりになっています。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 林祐一郎 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 岸友洋 |
| 音楽 | 飯田龍太 |
| 美術監督 | 東地和生 |
| 音響監督 | 藤田亜紀子 |
| ED | (K)NoW_NAME「1000手観音」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編のあのドロついた世界から抜けきれなくて、口直しのつもりで再生した。それが間違いだった。口直しどころか、もう一回どっぷり浸かることになる。「魔のおまけ」はTVシリーズの続きでも前日譚でもなく、単行本巻末の番外編「Extra Evil」を6本まとめてアニメにしたおまけ集だ。だから本編を追ってきた人間が、エンドロールのあとにこっそり残っていく打ち上げみたいな立ち位置になっている。最初に通しで見たときは「ああ、いつものメンツがふざけてるだけだな」と思った。2回目で気づいたのは、このふざけ方こそがドロヘドロの体温そのものだったということ。物語の謎が一切進まないのに、なぜか何度も見返してしまう。本編という重い食事のあとに出てくる、妙にクセになる餃子みたいな一皿だった。
血みどろの世界にも、ちゃんと台所がある——おまけが描くのは”生活”だ
ドロヘドロという作品の芯は、実はバトルでも魔法でも、カイマンの正体の謎でもないと思っている。芯にあるのは「こんな世界にも生活がある」という、当たり前すぎて誰も言わない事実のほうだ。「魔のおまけ」はその当たり前を、プロットを全部はぎ取った状態でむき出しにしてくる。事件が起きない。伏線も回収されない。ただ、煙のところの掃除屋が休日に何をしているか、能井と心が普段どんな会話をしているか、そういう「画面の外でずっと続いていたはずの時間」が短編で差し出される。
これは単なるファンサービスの寄せ集めではなくて、本編の暴力描写を成立させていた土台の開示だと感じる。人が真っ二つになる世界が怖いのは、そこに飯を食って眠って冗談を言う人間がちゃんといるからだ。日常があるから、それが壊れる瞬間に意味が宿る。おまけは、その日常のほうだけを純度100%で見せてくる。だからグロも派手なアクションもないのに、見終わると本編が前より少しだけ生々しくなる。煙役の堀内賢雄が、ボスの威圧感を抜いて家庭のおじさんみたいな間で喋る瞬間がある。あの脱力した声を聞いた瞬間、ホールも魔法使いの街も、ちゃんと誰かが暮らしている場所なんだと腑に落ちた。番外編という形式だからこそできた、世界の裏側のスケッチ。これを見たあとの本編は、もう「ただの異形バトル」には戻れない。
特に刺さったシーン
刺さったのは、掃除屋コンビが本編の緊張感を完全に手放してじゃれているくだりだ。能井役の小林ゆうが、戦闘では地を揺らすような迫力を出すのに、おまけだと急に子どもみたいな声の張り方をする。あの振れ幅を一人の役者がやっているのが信じられなくて、思わず巻き戻した。相方の心役・細谷佳正は、マスク越しのこもった声でぼそっとツッコミを入れる呼吸が完璧で、二人の温度差だけで一本見られてしまう。高木渉のカイマンも、本編の飄々とした凶暴さから一段ゆるんで、ただの腹を空かせた男になっている。シュエロン役の三宅健太の低音が箸休めみたいに効いてくる短編もよかった。決め台詞も見せ場もないのに、序盤の何気ないやり取りで「ああ、このメンツがずっと好きだったんだ」と急に込み上げてくる。事件が起きないことが、こんなにご褒美になるとは思わなかった。
読んで見たくなったら——『ドロヘドロ 魔のおまけ』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を最後まで見て、あの世界からまだ離れたくない人
- プロットより「キャラが息をしている時間」が好きな人
- 掃除屋コンビや煙ファミリーの掛け合いをもっと浴びたい人
- グロと脱力ギャグが地続きになっている空気が平気な人
合わない人
- 本編未見で、ここから入ろうとしている人(まず本編から)
- 謎の解明やストーリーの前進を期待している人
- 短編集特有の「オチが弱い回もある」のが苦手な人
- キャラへの愛着がまだ育っていない段階の人
次に見るなら
チェンソーマンが好きなら、というより順番は逆かもしれない。汚れた世界で暴力と隣り合わせに生きる連中が、結局は普通の飯と普通の生活を欲しがっている——あの泥くさい優しさはドロヘドロと同じ血が流れている。
おまけの「ひどい世界での日常芝居」が刺さったなら鬼灯の冷徹。地獄を職場として淡々と回す群像コメディで、おぞましさと生活感が同居する手つきがよく似ている。背景の作り込みを眺めるだけでも楽しい。
暴れる男たちが飯を前にすると急に可愛くなる、あの感じが欲しいならゴールデンカムイ。命のやり取りと飯と悪ふざけが一つの鍋で煮込まれていて、ドロヘドロの餃子回が好きな舌には確実に合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ドロヘドロ 魔のおまけ』は、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、Disney+の5つの配信サービスで視聴可能です。主要なサブスクをほぼ網羅しているため、すでに加入しているサービスでそのまま楽しめる可能性が高いでしょう。本編とあわせて配信されているケースも多いので、未視聴の方は本編とセットでチェックするのがおすすめです。



