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平穏世代の韋駄天達
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 11話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MAPPA |
800年前、戦闘の神・イダテンが激しい戦いの末に魔物を封印してから、その出来事は伝説となっていた。平穏な世界で育った現世代のイダテンたちが平和を享受していたとき、封印された魔物が再び目覚めた。武力、知恵、政治、陰謀が渦巻く中、イダテンたちは新たな脅威に立ち向かうことになる。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
800年前、戦闘の神・イダテン達が壮絶な戦いの末に魔物を封印し、世界は長い平和を享受してきた。平穏な時代に育った現世代のイダテンたちは戦いを知らないまま成長していたが、封印されていた魔物が突如復活。武力だけでは立ち向かえない強大な脅威に対し、若きイダテンたちは知恵と力と仲間を頼りに、陰謀渦巻く戦いへと身を投じていく。みどころ・魅力
① 圧倒的なスケールと独自世界観のアクション
神と魔物が激突する戦闘シーンは、神話的スケールとダイナミックな演出が融合した見応え十分の内容。「平穏に育った神」という設定が戦闘シーンに緊張感と意外性を生み出し、バトルの一つひとつに重みが感じられる。② 武力×政治×謀略が絡み合う複層的ストーリー
単純な勧善懲悪ではなく、魔物側の内部抗争や人間社会への介入など、多角的な視点で物語が展開する。知略戦や政治的駆け引きが好きな視聴者にも刺さる、骨太な構成が魅力。③ 成長するキャラクターたちの熱量
戦いを知らずに育った若きイダテンが、試練を経て本来の力と使命に目覚めていく過程が丁寧に描かれる。師弟関係や仲間との絆が物語の核にあり、感情移入しやすいキャラクター描写が光る。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 城所聖明 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 瀬古浩司 |
| 原作 | 天原 |
| 原案キャラデザ | クール教信者 |
| キャラクターデザイン | 大津直 |
| 音楽 | 出羽良彰 |
| 美術監督 | 田村せいき |
| 音響監督 | 長崎行男 |
| OP | Tatsuya Kitani「聖者の行進」 |
| ED | Akari Nanawo「雷火」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「平穏世代」ってタイトルがずるいと思う。見る前から「ああ、ゆるい日常ものか」と油断させてくる。実際に1話を再生した瞬間、その予想は3分で粉砕された。
もともと追いかけていた別の夏アニメの合間に消化しようと軽い気持ちで手を出したのが間違いだった。気づいたら深夜2時に4話まで見ていた。
2回目以降で気づいたのは、あの「平穏」というタイトルが皮肉として機能しているということ。神々の側も、魔族の側も、誰ひとり本当の意味で平穏じゃない。緒方恵美さん演じるイースリイが画面に映るたびに「この人、全然平穏じゃないな」と思いながら見る、そういうアニメだ。
「平和」を知らない神が、初めて何かを守ろうとする話
この作品を単純なバトルファンタジーとして見ると、たぶん途中で飽きる。面白いのはそこじゃない。
800年前に魔物を封印した先代イダテン達は、文字通り死闘の中で強さを磨いた世代だ。対して現世代は、戦争のない時代に生まれ、脅威を知らないまま神として成長した。強さだけがあって、その強さを何のために使うかが分からない連中が主役なのだ。
朴璐美さんが声を当てる隼人は、その象徴的なキャラクターだと思う。圧倒的な戦闘力を持ちながら、どこか空虚さを抱えている。強いけど、目的がない。魔物の封印が解けて初めて「戦う理由」ができた、というのが物語の出発点になっている。
ここが面白くて、普通のファンタジーなら「強い主人公が悪を倒す」で話が終わる。でもこの作品は「なぜ戦うのか」という問いを神々自身に突きつけ続ける。平和の中で育った存在が、平和を壊されて初めて平和の価値に気づく——そういう皮肉な構造が全編を通して走っている。
魔族側の描写も単純な悪役じゃない。武力だけでなく知恵や政治、陰謀が絡んでくる展開は、「力があれば勝てる」という単純な図式を意図的に崩してくる。2回目に見ると、序盤の何気ない会話に後半への伏線が仕込まれているのが分かって、作り手の意地悪さに少し感心する。
「平穏世代」というタイトルは、その世代への皮肉であり、羨望でもあり、呪いでもある。そういう重層的な引っかかりがこの作品の核にある。
特に刺さったシーン
堀江由衣さん演じるポーラが、初めて本気の「脅威」と対峙する中盤のシーン。それまでの堀江さんの芝居はどこか余裕のあるトーンで進んでいたのに、あの場面だけ声の質が変わった。焦りじゃなくて、純粋な困惑。「これ、どうすればいい?」という感情が言葉より先に声に乗っていて、思わず巻き戻した。
もう一か所は、小林ゆうさんのフェルランディアが関わる終盤の展開。小林ゆうさんはああいう「一見おかしいのに怖い」キャラクターの芝居がとにかく上手い。テンションの上下が独特で、聞いていて予測できない。あのキャラクターがいるだけで画面の緊張感が変わる。
瀬戸麻沙美さんのピサラは、出てくるたびに「この人どっちなんだ」という気持ちにさせてくれる。立ち位置が複雑なキャラクターを、感情を乗せすぎずに演じていて、だからこそ見ている側が勝手に感情を投影してしまう。
読んで見たくなったら——『平穏世代の韋駄天達』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バトルアニメに「理由」を求める人。強さだけじゃなく、目的や葛藤が欲しい
- 魔族側の思惑や政治的な駆け引きも楽しめる人
- 緒方恵美・朴璐美という名前を見て無条件に信頼できる人
- 「タイトルと中身がずれてる」という仕掛けを面白がれる人
合わない人
- 爽快感や勧善懲悪を求めている人。この作品はそういう気持ちよさを意図的に外してくる
- 日常や萌えを期待してタイトルに釣られた人(経験者は語る)
- 1クールで綺麗に完結しないと気が済まない人。続きが気になる状態で終わる
- グロや暴力描写が苦手な人。神話的な意味でのバイオレンスが含まれる
次に見るなら
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~
同じく「強さとは何か」を問うファンタジーだが、こちらは個人の再生がテーマ。平穏世代が「目的のない力」を描くなら、無職転生は「力の使い方を学ぶ話」として補完関係にある。シリーズ通して丁寧に作られているので、1期から追いたい。
魔王城でおやすみ
「魔族と神々の対立」という構図をゆるくコメディ方向に振った作品。平穏世代で疲弊した後の口直しとしても機能するし、魔王側の生態描写という共通項もある。頭空っぽで見られる。
オーバーロード
武力・政治・陰謀が絡み合う構図が好きなら間違いなくハマる。こちらは「圧倒的な力を持つ側」の視点で進む話で、平穏世代とは逆の角度からファンタジーの権力構造を描いている。4期まであるので長く楽しめる。
よくある質問
まとめ
『平穏世代の韋駄天達』はdアニメストア・Amazonプライムビデオ・DMM TVで視聴可能です。各サービスで配信中のため、利用中のプラットフォームからすぐに視聴を始められます。サブスクを活用して一気見するのがおすすめです。
