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2014

風雲維新ダイショーグン
★ 2.5 / 5.0アクションメカ
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | J.C.STAFF |
江戸後期、日本は黒船による未曾有の危機を経験した。しかし古来より存在する巨大ロボット・鬼神が黒船を撃退し、攘夷が達成された。物語は1868年の明治維新が起こらなかった日本を舞台とする。キャッチコピーは「俺が最強の男になる」という内容である。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
幕末の日本。黒船来航という未曾有の危機に際し、古来より封印されていた巨大ロボット「鬼神」が目覚め、外国艦隊を撃退した。攘夷が達成されたことで、明治維新は起こらず、江戸幕府の体制が続く1868年が物語の舞台となる。「俺が最強の男になる」という野望を胸に抱く主人公・慶寿は、鬼神を操る力を持つ者として激動の時代に巻き込まれていく。史実とは異なる”もうひとつの幕末”を舞台に描かれる、熱血巨大ロボットアクション。みどころ・魅力
① 「もし攘夷が成功していたら」という異色の歴史改変設定
明治維新が起こらなかった架空の幕末日本という、歴史改変SFとしてユニークな世界観が最大の特徴。幕藩体制と巨大ロボットが共存するビジュアルは唯一無二で、時代劇ファンもロボットアニメファンも楽しめる独自のフレーバーを持っている。② 江戸文化とメカデザインの異色フュージョン
鬼神と呼ばれる巨大ロボットは、和風の意匠をまとったデザインが印象的。甲冑やからくり人形を想起させるビジュアルと、圧倒的なスケールのバトルが融合した映像は、和風ロボット好きにはたまらない見どころのひとつ。③ 「最強」を目指す主人公の熱血成長譚
「俺が最強の男になる」というシンプルかつ力強いコンセプトのもと、主人公・慶寿が鬼神を手に入れ成長していく王道の熱血ストーリー。硬派なアクションと少年マンガ的な勢いが合わさり、テンポよく楽しめる作品に仕上がっている。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 渡部高志 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 佐藤大 |
| 原案キャラデザ | 山下しゅんや |
| キャラクターデザイン | 飯島弘也 |
| OP | キョウコ「ダマシイRISES」 |
| ED | 雑喉 冴子「UPON A STAR」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルの字面だけで「観る」と決めた作品は少ないが、これはそのうちの一本だ。「風雲維新ダイショーグン」。漢字が多すぎて一瞬読み間違えそうになる、あのタイトル。2014年の春、配信リストでこの名前を見かけた瞬間に「これを素通りするのは無理だ」と思った。特に前評判を追っていたわけでも、誰かに勧められたわけでもない。 鬼神が黒船を撃退して明治維新が起こらなかった世界線、というあらすじを読んで、「そういう作品か」と理解した。理解した上で観るのが正しい作法だと思う。 初見では設定の密度と画面の温度感がかみ合うまでに数話かかった。2周目でようやく「これはこの温度でやってるんだ」と飲み込めて、逆に落ち着いて楽しめた。こういう作品は最初の構えを間違えると損する。「最強になる」が意味を持つのは、世界がまだ閉じているからだ
この作品が面白いのは、設定の逆張りをそのままテーマに接続しているところだと思っている。 幕末に黒船が来て、鬼神がそれを撃退した。攘夷が達成された。だから明治維新は起こらなかった。この物語の世界は、歴史が「止まった」まま1868年を迎えている。近代化が来ない。開国もない。士農工商の空気が残ったまま、巨大ロボットだけが普通に存在している。 その世界で主人公は「俺が最強の男になる」と宣言する。 これが面白い。「最強」という概念は、閉じた世界でしか本当には機能しない。外からルールを書き換える存在——黒船、近代化、資本主義、あらゆる旧価値の解体——が来ないから、「この世界の頂点に立つ」という目標が意味を持ち続ける。明治維新が起きた世界では、強さの基準そのものが何度も更新されてしまう。廃刀令一枚で侍が時代遅れになったように。でも、ここは違う。 鬼神という存在が旧来の秩序を守り続けた結果として、主人公の「最強」という夢に居場所ができた——そう読むと、設定とキャラクターの動機に妙な必然性が生まれてくる。 単なる「巨大ロボット×時代劇×ハーレム」のミックスに見えて、意外にロジックが通っている。薄いようで、薄くない。この作品の不思議な引っかかりはそこから来ていると思う。豪華な声優陣が揃えられた背景にも、「この世界の秩序」に関わる女性たちとの関係という構造があって、それが主人公の「最強」という目標と絡み合っていく展開は、設定の必然性の上に乗っている。特に刺さったシーン
沢城みゆきの法光院が喋るたびに姿勢を正してしまうのは、体が勝手に反応してしまうやつで、どうしようもない。「威厳と艶が両立している」キャラクターを沢城さんが演じると、声だけで画面の空気が締まる。序盤の、主人公と法光院が初めて対峙するシーンで、その声の圧だけで力関係が一瞬で分かる。あれは作画より先に声で成立していた。 日笠陽子の浅井兵庫は、「声優と夜あそび」でのMC姿が頭をよぎってしまうせいで集中が乱れるという個人的な問題があったが、それを除いても武人のキャラクターとしての芯がセリフの端々に出ていて好きだった。 田村ゆかりのちはるは、中盤の緊張がほどける場面での一点の緩み方が良かった。ああいう柔らかい瞬間の空気の変え方が田村さんは上手い。川澄綾子の服部霧子との絡みで、主人公を挟んだ温度差が出るシーンは、2人のキャリアの引き出しの違いがそのまま出ていて聴き比べ甲斐があった。 小林ゆうの由利原理火は、この作品で一番振り切れているキャラクターで、あの声域の使い方は「これは小林さんしかいない」という種類のやつだった。読んで見たくなったら——『風雲維新ダイショーグン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 幕末・維新の歴史に馴染みがあって、その「if」に食いつける人
- 豪華声優陣の演技を並べて聴き比べるのが楽しい人
- 巨大ロボット×時代劇という組み合わせを「ありだな」と受け入れられる人
- 長く続くシリーズより、短くまとまった作品を好む人
- 2014年前後のアニメ的な文法に懐かしさを感じられる人
合わない人
- ハーレム構造が前に出てくる展開に疲れやすい人
- 世界設定の整合性を細かく追いたい人(そこは正直緩い)
- 歴史改変にリアリティラインを高く設定している人
- 2014年当時の萌え系作画が肌に合わない人
次に見るなら
刀語が好きなら、この作品との相性は高い。江戸を舞台に「強さ」と「政治」が絡み合う構造が近く、西尾維新の文体による閉じた世界での頂点争いというテーマが共鳴する。設定の密度と整合性はこちらの方が上なので、ダイショーグンで物足りなかった人にも勧めやすい。 コードギアス 反逆のルルーシュも引っかかりがある。「歴史が別の方向に曲がった世界で、ひとりの意志が何かを変えようとする」という構造と、閉じた世界で「最強」の定義を自分で作ろうとする主人公という点で地続きに感じられる。スケールは全然違うが。 アルドノア・ゼロは、メカと歪んだ世界秩序が混在する設定の中で若い主人公が「強さ」を証明しようとする点が近い。どちらも「自分がこの世界の頂点を取る」という動機を持ったキャラクターの話として、並べて観ると面白い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『風雲維新ダイショーグン』は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらも月額サービスで、他のアニメ作品とあわせて楽しめます。和風メカ×幕末異世界という独自の設定に興味を持った方は、ぜひチェックしてみてください。
