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2025

ガングリオン
★ 3.0 / 5.0アクションコメディ
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | studio maf |
2000年代初頭を舞台に、悪の組織ギャングリオンの社員・磯部健二の日常を描く。世界征服を企む同社は「杉花粉作戦」や「富士山爆破作戦」などを遂行。健二の職場は戦場と化し、毎日職場の人間関係、理不尽な上司、過酷な業務に対処しながら働いている。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
2000年代初頭を舞台に、悪の秘密結社「ギャングリオン」の社員・磯部健二の日常を描くブラックコメディ。世界征服を企てる会社では「杉花粉作戦」「富士山爆破作戦」など物騒な任務が次々と遂行されるが、健二にとって職場は毎日が戦場。理不尽な上司や濃すぎる同僚たちに振り回されながら、今日も悪の組織の一社員として業務をこなしていく。みどころ・魅力
① 「悪の組織あるある」をサラリーマン目線で笑い飛ばす設定
世界征服を目論む組織が舞台でありながら、描かれるのは上司への根回しや理不尽な業務命令といった職場の苦労。「悪の組織も結局は会社」というシュールなギャップが笑いを生む。普通の社会人なら誰でも共感できるサラリーマン的悩みが、荒唐無稽な設定と絶妙に絡み合う。② テンポよく展開するショートアニメならではのギャグ密度
TV_SHORT形式ならではのテンポの速さで、ギャグとツッコミがテンポよく積み上がる。短い尺の中にオチまでしっかり詰め込まれており、1話完結型のためどこからでも気軽に視聴しやすい。2000年代初頭という設定が懐かしさを加え、コメディの味わいに独自のレトロ感をもたらしている。③ 濃いキャラクターたちが生み出す職場人間模様
悪の組織の構成員でありながら、どこかリアルな「職場あるある」を体現するキャラクターたちが魅力。健二を取り巻く上司や同僚はひと癖もふた癖もある人物ばかりで、彼らとのやりとりがコメディの核心を担う。普通の職場ドラマとは一線を画す、悪役視点ならではの人間関係が展開する。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 渡辺歩 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 塩野智章 |
| 原作 | 白岩久弥 |
| 原案キャラデザ | いつきたかし |
| キャラクターデザイン | 藤田しげる |
| 音楽 | 浅見武男 |
| 美術監督 | 中村嘉博 |
| 音響監督 | 小泉紀介 |
| ED | ニコニコたんたん「ミラクル」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ガングリオン」って、最初は手首の関節にできる良性腫瘍のことかと思った。マジで。タイトルから内容が1ミリも想像できないまま1話を開いたら、悪の組織の一般社員が上司に怒鳴られてる映像が流れてきた。 あ、これは職場コメディだ——と理解するまで30秒かかった。しかも舞台は2000年代初頭で、世界征服を企む組織の内部が、どう見ても昭和的な会社そのもの。上田燿司さん演じる磯辺健司が毎朝同じ顔をして出勤してくる感じに既視感がありすぎて、1話で引き込まれた。2回目に見たら、背景に仕込まれたネタの密度に気づいて、作り手が笑いをちゃんと理解してる人たちだとわかった。世界征服より先に、今日の業務を終わらせなければならない
このアニメが描いているのは「悪の組織の日常」ではなく、「どこにでもある職場の理不尽」だと思う。杉花粉作戦だの富士山爆破作戦だのというスケールのデカい計画が進行中なのに、健二には明日の会議資料とか上司への報告とか、もっと目の前の戦場がある。 これが2000年代初頭という舞台と絶妙に噛み合っている。折りたたみケータイ、残業が美徳だった時代の空気感。世界征服という途方もない目標を掲げながら、組織の実態はバリバリのブラック企業なわけだ。 この構造、笑えるようで笑えない。健二が理不尽な指示に黙って従ったり、磯辺節子(古賀葵さんが演じていて、声の温度感がちょうどいい)が淡々と仕事をこなす様子は、コメディとして機能しつつ「働くってなんだ」という問いに静かにたどり着く。 立木文彦さんのシャドー大佐は、作品全体の引き締め役として機能している。あの声で理不尽な命令を出されると、笑えるんだけど妙な迫力があって、ツッコみたいのに飲み込んでしまう感じが絶妙だ。「上司の声が良すぎてクレームを言えない」という現実の縮図をそこに見た。 そして杉田智和さんのホープマン。この役が作品内でどう機能するかを序盤で理解したとき、このアニメの意図がクリアになった気がした。希望を体現する名前を持ちながら、職場のリアルに揉まれていく存在として機能することで、コメディに奇妙な温度が加わる。単純に「悪の組織あるある」で笑わせるだけのアニメだったら、こんなにキャストが豪華にならなかったと思う。特に刺さったシーン
杉花粉作戦の会議シーンが好きだ。スケールのデカいことを大真面目な顔で議論しているのに、健二だけが「これ今日中に資料まとめないといけないんだよな」みたいな顔をしている——声でそれが伝わってくる。上田燿司さんの演技の妙がここにあって、大げさに驚かず、かといって完全に無表情でもなく、微妙なトーンで「慣れてしまった人間」を出してくる。 磯辺タカシ役の青山吉能さんも、若手社員的なポジションを声のテンションだけで表現していて面白い。空回りしてるのか純粋なのか判断しにくい演技の幅が、「組織に染まりきっていない新人感」をちゃんと立てていた。 あと、富士山爆破作戦が実際に動き出す終盤の引きが好きで、あそこで笑えるのかシリアスに受け取るのかを観客に委ねてくる演出は、短編アニメとしてかなり手練れだと思った。ここで思わず一時停止して、もう一度最初から見返した。読んで見たくなったら——『ガングリオン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「職場あるある」を笑いに昇華したい人(特に2000年代の職場経験がある人)
- テンポの速いショートアニメで気軽に笑いたい人
- 杉田智和・立木文彦・上田燿司の演技をそれぞれ別の温度感で楽しめる人
- 馬鹿馬鹿しい設定を真顔で展開するコメディが好きな人
- 「悪の組織の中間管理職」というコンセプトに既に笑えた人
合わない人
- ストーリーの積み重ねや感情の深みを求める人(ショート作品なのでそこは薄い)
- 2000年代の職場文化の文脈が刺さらない世代
- タイトルから内容が読めないことに入り口でイライラする人(タイトルは本当に何も教えてくれない)
次に見るなら
秘密結社 鷹の爪が好きなら、この流れは自然に続く。低予算・シュール・組織コメディという軸が近く、「悪の組織の内部から見た世界」という視点も共通している。鷹の爪はよりローコストな笑いに振っているが、ガングリオンが気に入ったなら間違いなく合う。 はたらく魔王さま!は別角度からのおすすめ。魔王が現代でアルバイトをしながら生活するという設定で、「本来スケールのデカいはずの存在が日常に揉まれる」という構造が近い。こちらは1クール通じてキャラクターの関係性が育つので、ショート作品の物足りなさを感じた人の次の一本として機能する。 邪神ちゃんドロップキックも一応挙げておく。悪魔が人間界で日常生活を送るというコメディで、理不尽さの方向性が似ている。こちらはもっと暴力的な笑いに寄っているが、「超自然的な存在が俗っぽい問題と格闘する」という軸は共鳴するはず。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ガングリオン』はdアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Huluの4サービスで視聴できます。いずれも国内主要の配信プラットフォームですので、すでに利用中のサービスからすぐに視聴を始められます。短編アニメのため1話あたりの時間も短く、すき間時間に気軽に楽しめる作品です。
