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ガッチャマン クラウズ
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Tatsunoko Production |
2015年初夏の日本が舞台。東京圏の「第二都市」立川市に18万人が暮らんでいる。その中には、生命体の特殊な精神力「NOTE」で動く特殊強化スーツを装着して戦う「ガッチャマン」がいる。彼らは地球を宇宙人犯罪者から守るため、潜在能力を持つ者たちを集めて活動している。
作品概要・あらすじ
あらすじ
舞台は2015年初夏、東京圏の「第二都市」として18万人が暮らす立川市。この街には、生命体の特殊な精神力「NOTE」によって生み出される強化スーツをまとい、宇宙からの犯罪者から地球を守る秘密のヒーロー「ガッチャマン」たちが存在しています。新たに素質を見出された女子高生・一ノ瀬はじめは、底抜けに明るくマイペースな性格のまま、チームの一員に。やがて謎の存在ベルク・カッツェの暗躍や、人々をつなぐ巨大SNS「GALAX」をめぐり、ヒーローとは何か、社会と個人はどう変わりうるのかが静かに問われていきます。
みどころ・魅力
① SNS時代の「ヒーロー像」を問い直す物語
巨大SNS「GALAX」や人々を動かすアプリが鍵を握り、「力で守る」だけがヒーローではないという視点を提示します。誰もが社会を変える主体になりうる、という現代的なテーマが全編を貫いており、単なる変身ヒーローものに留まらない深みがあります。
② 常識を覆す主人公・一ノ瀬はじめ
悩まず迷わず、自分の感覚で突き進む天真爛漫なヒロイン・はじめが物語の核です。従来のヒーロー像や組織のルールを軽やかに飛び越えていく彼女の言動が、周囲のキャラクターや物語そのものを大きく動かしていく爽快感が魅力です。
③ 鮮やかなビジュアルと個性的な敵役
NOTEから生まれる強化スーツのデザインや色彩豊かな映像表現は見ごたえ十分。さらに人の心の隙間に入り込む変幻自在の敵・ベルク・カッツェの不気味な存在感が、物語に強い緊張感とテーマ性を与えています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 中村健治 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大野敏哉 |
| 原案キャラデザ | キナコ |
| 音楽 | 岩崎琢 |
| 音響監督 | 長崎行男 |
| OP | ホワイト・アッシュ「Crowds」 |
| ED | 内田真礼「INNOCENT NOTE」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「ガッチャマンのリメイクか、元のやつ見てないしな」くらいの軽い気持ちで再生した。科学忍者隊の知識はゼロ。でも数話で気づいた——昔のガッチャマンを知ってるかどうかは、ここでは本当に関係ない。立川を舞台にした、まったく別の生き物だった。一ノ瀬はじめという主人公の、文房具とノートにやたら執着する妙なテンションに最初は戸惑ったけれど、2回目に見たときようやく、彼女の「迷わなさ」が物語の芯なんだと腹に落ちた。あらすじだけ追うと変身ヒーローものに見える。実際に流れているのは、もっと地に足のついた、気味の悪いくらい今っぽい話だ。「全員がヒーロー」は救いなのか、それとも——という話
この作品は単なる変身ヒーローものではなくて、「正義を一部の選ばれた人間に任せていいのか」という問いをずっと転がしている。NOTEで動く強化スーツをまとった少数のガッチャマンが宇宙人犯罪者から街を守る——という古典的な枠組みを一応置きながら、物語の本当の関心はそこにない。爾乃美家累、村瀬歩が演じるこの少年は、力を一部のヒーローに集中させること自体を疑っている。誰もが少しずつ力を持ち寄れば、特別な誰かに頼らなくても街は回るんじゃないか。スマホで全員が繋がって、全員が当事者になれる世界の、まぶしさと危うさを両方描いている。2013年の時点でこれをやったのは、今見ると少し怖いくらい早い。そして物語は意地悪なことに、その理想にきちんと冷や水を浴びせてくる。完全な善意の分散は、悪意の分散とコインの裏表でしかない。そのことを、宮野真守演じるベルク・カッツェという存在がいやというほど突きつけてくる。正義の総量が増えれば平和になる、という単純な話ではなかった。むしろ、力を配り終えたあとに残る「で、お前はどうするの」という個人の選択のほうに、この作品はすべてを賭けている。特に刺さったシーン
とにかくベルク・カッツェがいい。宮野真守が、男とも女ともつかない声色をぐにゃぐにゃ変えながら人の悪意を煽る演技をしていて、終盤の追い詰められた展開で見せる声の崩れ方が忘れられない。あれは台本というより、役者がキャラクターの輪郭ごと壊しにいっている。対するはじめの、内田真礼の声がまた絶妙で、普通なら能天気で終わるはずの台詞が、芯のところで一切ブレない。序盤の、彼女が初めてスーツの意味を引き受けるシーンで、思わず「あ、この子は本物だ」と背筋が伸びた。浪川大輔の枇々木丈の、大人としての疲れと優しさが滲む低い声も効いているし、逢坂良太が演じる橘清音の、軽口の裏に本音を隠す出し方もうまい。チームものとして声の配置が隅々まで計算されていて、2周目はキャラの掛け合いを聞いているだけで楽しかった。読んで見たくなったら——『ガッチャマン クラウズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手な戦闘より「社会ってどう回ってるんだろう」という問いにワクワクする人
- 主人公がうじうじ悩まない、まっすぐなヒーロー像を見たい人
- SNS時代の空気を10年前に先取りしたような作品を体験してみたい人
合わない人
- わかりやすい勧善懲悪と爽快なバトルを期待している人
- 主人公の独特なテンションに乗れないと最後までしんどい人
- 元のガッチャマンの正統な続編・リスペクトを求めている人
次に見るなら
PSYCHO-PASS サイコパスが好きならこっちも合う。システムに正義を預けた社会の是非を問うSFで、「裁きを仕組みに委ねること」の不気味さを真正面から扱っている。つり球は同じ中村健治監督の作品。街と人の繋がりを、もっと柔らかい温度で描いた一本で、色彩の気持ちよさやキャラの息づかいが近い。
輪るピングドラムが好きなら、運命や社会の見えない力学を寓話的に組み上げる作りでハマるはず。考察しがいのある語り口が共通している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ガッチャマン クラウズ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの各サービスで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、すでに契約しているサービスがあればそのまま楽しめる可能性が高いです。これから視聴を始める方は、料金やラインナップを比較して、自分に合ったサービスを選ぶとよいでしょう。
よくある質問
まとめ
『ガッチャマン クラウズ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの各サービスで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、すでに契約しているサービスがあればそのまま楽しめる可能性が高いです。これから視聴を始める方は、料金やラインナップを比較して、自分に合ったサービスを選ぶとよいでしょう。
