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群青のマグメル
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Signpost |
ある日、海に新大陸マグメルが突然出現し、新たな探検時代が訪れた。探検家たちは未知の生物や資源を求めて島へ向かうが、次々と災難に見舞われる。物語は、こうした探検家たちを援助する救援作業者として生計を立てる謎めいた青年たちの活躍を描く。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ある日、海に新大陸「マグメル」が突如出現し、人類は新たな探検の時代を迎えた。未知の生物や資源を求めて多くの探検家がマグメルへと渡るが、過酷な環境や危険な生命体によって次々と命を落としていく。そんな探検家たちを救うために存在するのが「救援作業者」と呼ばれる者たちだ。物語は、卓越した能力を持つ謎めいた青年インユウと、彼を支える少年ゼロが営む救援事務所を中心に展開する。依頼者の救出を通じて、マグメルに秘められた謎と二人の過去が少しずつ明らかになっていく。
みどころ・魅力
① 未知の大陸マグメルが生む冒険のワクワク感
突如出現した新大陸という設定が、作品全体に独特の探検ロマンを与えている。見たこともない生物や植物、奇怪な現象が次々と登場し、毎話あたらしい驚きが待っている。未知の世界へ踏み込む高揚感を味わえる、王道の冒険ファンタジーだ。
② 救援作業者という珍しい主人公像
主人公インユウは、探検家を救う「救援作業者」という立場で物語に関わる。戦って制圧するのではなく、危機に陥った人々を助け出すという視点が新鮮で、毎回のスリリングな救出劇に独自の緊張感を生んでいる。彼の正体や能力をめぐる謎も大きな魅力だ。
③ 一話完結×伏線が織りなす構成
基本は依頼ごとの一話完結で見やすい一方、インユウとゼロの過去やマグメルの秘密といった大きな縦軸の伏線が随所に散りばめられている。気軽に楽しみながらも、続きが気になる引き込み方がうまく、最後まで飽きずに視聴できる構成になっている。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 伊達勇登 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 御笠ノ忠次 |
| キャラクターデザイン | 石井明治 |
| 美術監督 | 松本浩樹 |
| OP | 風男塾「Dash&Daaash!!」 |
| ED | ア・フラッド・オブ・サークル「The Key」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「中国のやつだろ」で片付けていた。Netflixのおすすめに何度顔を出されても、サムネを眺めては別の作品へ指を滑らせる、その繰り返し。腰を上げたのは深夜に他に見るものが尽きた夜で、半分は消去法だった。
ところが1話を流し見するつもりが、途中で座り直していた。新大陸マグメルという舞台の置き方が、想像よりずっと淡々としている。世界の成り立ちを早口で説明しない。最初に見たときは「作画がきれいなだけの探検ものか」と斜に構えていたのに、2回目で気づいたのは、この作品の重心が探検そのものより、探検に失敗した人間の方へ寄っていることだった。
冒険の華やかさではなく、その「後始末」を引き受ける者の話
探検ものというジャンルは、普通なら新大陸の絶景や未知の生物を見せ場にする。マグメルにもそれはある。けれどこの作品が腰を据えて見つめるのは、その輝きの裏で必ず出てくる「割を食った人間」の方だ。資源や名声を求めて島へ渡り、未知の生態に足をすくわれ、助けを呼ぶ——その通報を受けて動くのが、主人公たち救援作業者である。
つまり主役は冒険者ではなく、冒険の後始末をする側にいる。ここが面白い。世間が華々しいフロンティアに沸いている横で、彼らは誰かの欲望が招いた事故の現場へ、淡々と出向いていく。報酬は受け取るが、英雄として持ち上げられたいわけでもない。拾因という青年の、あの感情を見せない佇まいは、その立ち位置そのものだと思う。
この作品は単なる探検ファンタジーではなく、「好奇心には必ず代償がついてくる」という冷たい前提から出発している気がする。マグメルは夢の島であると同時に、人間の身勝手さを試す装置でもある。誰かが踏み込みたがり、誰かが後片付けをする。その分業の、後ろ側に光を当てたところに、この作品の作家性がある。派手な見せ場の合間に、ふと差し込まれる救援対象の表情——後悔だったり、自業自得への居直りだったり——を拾っていくと、これは探検譚の皮をかぶった、人間の身の丈の話なんだとわかってくる。
特に刺さったシーン
森川智之が演じる拾因の声が、とにかくこの作品の体温を決めている。救援作業者という、感情を出しすぎると壊れてしまう職業に、あの低く乾いた声がぴたりと合う。序盤の救援シーンで、パニックになった依頼人へ向ける一言の、突き放すでも慰めるでもない温度。あれを聞いた瞬間に「この声でこの役か」と唸った。
相棒のゼロを演じる市道真央との掛け合いも良くて、拾因の静けさにゼロの軽さが差し込まれることで、画面が呼吸を始める。河西健吾の因又、伊藤静のヴェレナ・ステラリアといった脇の声が要所を締めるので、群像としての厚みが出る。山村響のエミリアが画面に入るたび、張り詰めていた空気が少しゆるむのも好きだ。
終盤のある救援では、助ける相手の身勝手さに対して、拾因が表情を変えないまま動く。そこで思わず画面を巻き戻した。怒りも軽蔑も声に出さず、ただ仕事をこなす——その省略の仕方に、このキャラクターの全部が詰まっている。
読んで見たくなったら——『群青のマグメル』はNetflixで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手な冒険そのものより、その裏で割を食う人間の機微を見たい人
- 感情を抑えた主人公の、省略された芝居から心情を読むのが好きな人
- 中国発のアニメーションを食わず嫌いしてきたが、一度ちゃんと向き合ってみたい人
- 森川智之の低い声を浴びたい人
合わない人
- 毎話わかりやすい盛り上がりと熱血を求める人
- 世界観やキャラの背景を最初に全部説明してほしい人
- 1話完結に近い構成より、長い縦軸の物語をじっくり追いたい人
次に見るなら
未知の領域へ降りていく緊張感が好きならメイドインアビス。美しい風景の一歩先に容赦のない代償が待っている世界の描き方は、マグメルの「好奇心の代償」と地続きだ。
正体の知れない実力者が淡々と危地を切り抜ける味が好きならHUNTER×HUNTER。拾因の底の見えなさに惹かれた人は、たぶんこっちの登場人物たちにも同じ顔をするはずだ。
そして中国発アニメへの抵抗が薄れたなら羅小黒戦記。作画の気持ちよさと、人と人ならざるものの距離感の描き方で、マグメルとはまた違う後味を残してくれる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『群青のマグメル』は、Netflixで配信されており、いつでも視聴することができます。未知の大陸を舞台にした冒険ファンタジーをじっくり楽しみたい方は、Netflixでチェックしてみてください。配信状況は変更される場合があるため、視聴の際は最新の情報をご確認いただくと安心です。
よくある質問
まとめ
『群青のマグメル』は、Netflixで配信されており、いつでも視聴することができます。未知の大陸を舞台にした冒険ファンタジーをじっくり楽しみたい方は、Netflixでチェックしてみてください。配信状況は変更される場合があるため、視聴の際は最新の情報をご確認いただくと安心です。