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ガンスミスキャッツ
| 放送年 | 1995年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | OLM |
ラリー・ビンセントは武器に精通し、相棒のミニー・メイ・ホプキンスは爆発物を扱うのが得意だ。二人は違法な銃砲店を営んでいたが、ある日ATF(酒煙火薬局)のビル・コリンズに脅迫され、ATFのために働くことになる。彼らは知らぬ間に、自分たちの想像をはるかに超える大きな任務に巻き込まれていくのだった。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ガンスミスキャッツは、アメリカ・シカゴを舞台にしたガンアクション作品です。銃器の扱いに長けたラリー・ヴィンセントと、爆発物を得意とする相棒のミニー・メイ・ホプキンス。二人は表向き銃砲店を営みながら、裏では賞金稼ぎとしても腕をふるっていました。ある日、ATF(アルコール・煙草・火器及び爆発物取締局)の捜査官ビル・コリンズに弱みを握られ、半ば強引に捜査協力をさせられることに。やがて二人は、自分たちの想像をはるかに超える大きな陰謀へと巻き込まれていきます。スピード感あふれる銃撃戦とカーチェイスが続く、ハードボイルドな展開が見どころです。みどころ・魅力
① 本格的なガンアクションとカーチェイス
原作者・園田健一のこだわりが詰まった、リアルな銃器描写が大きな魅力です。実在のモデルを思わせる拳銃やマシンガンが緻密に描かれ、装填や反動の表現にも臨場感があります。さらに愛車を駆ったカーチェイスも迫力満点で、シカゴの街を疾走するスピード感は必見。アクション好きなら思わず引き込まれる完成度です。② 個性が際立つヒロインコンビ
クールで腕利きのラリーと、無邪気ながら爆発物を愛するミニー・メイ。対照的な二人のコンビネーションが物語を牽引します。普段は軽妙な掛け合いを見せつつ、いざ任務となれば息の合った連携で強敵に立ち向かう姿が痛快。それぞれの信念が垣間見え、ただのアクションにとどまらない人間ドラマも楽しめます。③ 90年代OVAらしい濃密な映像
全3話というコンパクトな構成ながら、一本一本に密度の高い作画と演出が詰め込まれています。手描きならではの質感あるアクションシーンや、ハードボイルドな雰囲気を引き立てる色彩設計は、この時代のOVAならでは。短い尺の中でテンポよく物語が展開し、最後まで飽きさせない作りになっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | もりたけし |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 園田健一、松原徳弘 |
| 音楽 | ピーター・アースキン |
| OP | ピーター・アースキン「Gunsmith Cats Theme」 |
| ED | ピーター・アースキン「Gunsmith Cats ending theme」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「90年代のガンアクションものね」くらいの軽い気持ちで再生したら、冒頭の車が走り出すあたりで姿勢を正すことになった。線がぜんぶ手で引かれている時代の、あの重さ。銃をかまえる手つきひとつにやけに体重が乗っていて、撃つ前から「この人たち、本当に詳しいんだろうな」と伝わってくる。シカゴの夜の空気が、セルの質感ごと湿っている感じがいい。2回目に見て気づいたのは、これがアクションを「かっこよく」ではなく「正確に」描こうとしているOVAだということ。古い。確かに古い。でもその古さは劣化じゃなくて、こだわりが経年で飴色になったみたいな古さだ。
撃つことより、銃に詳しいことを描いたアクション
この作品は単なる銃撃アクションではなく、「銃を愛している人間の手つき」を描くための作品だと思っている。普通のアクションものなら、銃は派手に火を噴く小道具で済む。撃って、当たって、敵が倒れて、次。でもこのOVAはそこにやたらと手間をかける。弾倉の抜き差し、構えたときの肘の角度、撃ったあとの薬莢の落ち方。物語の都合だけならいらない情報を、わざわざ何カットも割いて描く。その「無駄」こそが作品の核心だ。
ラリー・ビンセントという主人公が魅力的なのも、彼女が銃に強いからじゃなくて、銃に詳しいからだ。強さと知識は別物で、この作品はちゃんと後者を選んでいる。相棒のミニー・メイが扱うのは爆発物で、こっちはこっちで「どこに何を仕掛けるか」という知識の見せ場になっている。つまり二人とも、暴力そのものではなく暴力の作法に通じた専門職として描かれている。だから派手な場面でも品がある。原作者が筋金入りのその手のマニアだという話は知っていたけれど、画面のすみずみまでその偏愛が漏れ出していて、見ているこっちまで詳しくなった気になる。アクションの快感の正体が「強さ」じゃなくて「精通」にあると教えてくれた、わりと珍しい一本だった。
特に刺さったシーン
序盤の追走シーンで、ラリーがハンドルを切りながら状況を淡々と処理していくところ。慌てない。手が早いんじゃなくて、判断が早い。根谷美智子の声がここで効いてくる。声を張らないのに芯がぶれない、プロの落ち着きみたいなトーンで、彼女が口を開くたびに画面が締まる。対してミニー・メイの軽さ、そして要所で出てくる久川綾の存在感が、ハードな空気にちょうどいい風穴を開けてくれる。ビル・コリンズを演じる大塚芳忠の、いかにも面倒ごとを押しつけてくる大人の声も最高で、この人が出てくると話が一段きな臭くなるのが体でわかる。終盤の緊張が高まる展開で、思わず「この間合い、わかってる人が作ってるな」と声が出た。撃ち合いの上手さじゃなく、撃ち合いに至るまでの呼吸が丁寧なのだ。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 銃や車の描写の正確さそのものに快感を覚えるタイプのオタク
- 90年代セルアニメの手描きの質感・空気感が好きな人
- 派手さより、プロが淡々と仕事をする話に痺れる人
- 短いOVAでキレよく完結する作品を探している人
合わない人
- テンポの速い現代的なアクション演出を期待している人
- キャラの内面ドラマや長尺の物語をじっくり味わいたい人
- 銃や車のディテールに興味がなく、そこの尺を冗長に感じる人
次に見るなら
銃の手つきと無法地帯の空気が好きになったなら、ブラック・ラグーンへ。撃ち合いの作法とハードボイルドな乾き具合が地続きで、ラリーの落ち着きが好きならレヴィの暴れっぷりも刺さるはず。
女性のガンアクションという軸でいくならノワール。こちらは銃声と音楽の余白で語るタイプで、にぎやかな本作とは逆方向だけど、二人組の距離感の描き方に通じるものがある。
そして原作者つながりの深掘りとしてジオブリーダーズ。同じ偏愛の手つきが別ジャンルでどう転ぶのかを見るのは、マニアにとってちょっとしたごほうびになる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作は、現在配信が確認できるサービスはありません。視聴を検討する場合は、DVDやBlu-rayといった映像ソフトを探してみるのが確実です。配信状況は今後変わる可能性もあるため、各サービスの最新情報もあわせてチェックしてみてください。
