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2001

逮捕しちゃうぞ SECOND SEASON
★ 3.5 / 5.0アクションコメディ
| 放送年 | 2001年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
「ああっ女神さまっ」の作者・藤島康介による「You’re Under Arrest」第2シーズン。優しい美由紀と元気ななつみの女性警察官コンビが、墨東警察署交通課で活躍する。バイク警官で美由紀に好意を持つ健一、噂好きの頼子、トランスジェンダーの葵らキャラクターも登場。彼らが様々な事件に立ち向かう。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
墨東警察署交通課に勤務する女性警察官コンビ、冷静沈着な夏目美由紀と元気いっぱいの浅草なつみが、今日も街の平和を守るために奮闘する。バイク隊の健一、噂好きの頼子、トランスジェンダーの葵といった個性豊かな仲間たちとともに、次々と起こる事件や騒動に立ち向かうポリスコメディの第2シーズン。笑いあり、アクションありの痛快な日常が繰り広げられる。みどころ・魅力
① 凸凹コンビが生み出すテンポ抜群のコメディ
冷静で礼儀正しい美由紀と、猪突猛進ななつみの正反対なキャラクターが生み出すかけあいは、本作最大の魅力。ふたりのやりとりはテンポよく展開し、シリアスな事件の中にも笑いを忘れない絶妙なバランスが楽しめる。② 個性派サブキャラクターたちの存在感
トランスジェンダーの葵や噂好きの頼子など、1990年代アニメとしては先進的な多様なキャラクターが登場する。それぞれが単なる脇役にとどまらず、エピソードの中で見せ場をもち、作品に厚みを与えている。③ アクションとコメディが融合した軽快なストーリー
交通課を舞台にしながら、カーチェイスや犯人追跡などのアクションシーンも充実。藤島康介の原作が持つ「日常の中のスリル」をアニメならではの演出で表現しており、1話完結型の軽快な構成で気軽に楽しめる。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 河本昇悟 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| キャラクターデザイン | 中嶋敦子 |
| 音楽 | 岩崎文紀、大谷幸 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | ジュリア・マツダ「Starting UP」 |
| ED | 白井貴子「Blooming Days」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
dアニメのライブラリをぼんやり眺めていたら「逮捕しちゃうぞ SECOND SEASON」が引っかかった。2期から始めるのもどうかと思って1期を探したらそっちもあって、結局1期から見直して2期に辿り着いた、という順番。 2001年作品。最初は絵柄の年代感に慣れるまで2話くらいかかった。ただ慣れてしまうとこれがちゃんと面白い。夏海と美由紀という正反対のコンビが交通課で働く話なのだが、「女性警官が主役」という設定を特別視しない空気感が、当時としては相当意識的だったんじゃないかと2回目で気づいた。 初見で意外だったのが関智一演じる東海林将司の存在感。声優と夜あそびのMCとしての印象が頭にあるせいで、「あ、ちゃんとドラマの声をしてる」という変な感動が先に来た。「強い女を証明しない」という、この作品の静かな誠実さ
女性が主役のアクション作品には、どこかに「女でもこれだけできる」という証明を求める視線が混じりやすい。視聴者からか、作り手からか、時代の空気からか——何かしら「だから女性主役はすごいでしょ」という文脈が入ってくる。 『逮捕しちゃうぞ SECOND SEASON』は、それをやらない。 夏海は単純に身体能力が高くて、美由紀は機械の扱いが上手い。ふたりとも交通課で普通に働いて、普通に失敗して、普通に解決する。「女だからできた」とも「女なのにできた」とも言わない。ただ、ふたりがそこにいる。 2期になってキャラクターの関係性がこなれてくる。1期で積み上げた信頼が前提になっているから、小さなやりとりに重みが出る。夏海が美由紀のメカの知識に頼るシーンと、美由紀が夏海の体力に頼るシーンが、同じ比重で描かれる。互いの得意を当然のように使い合う関係——これが2001年に、説明なしに画面に乗っている。 もうひとつ外せないのが葵双葉というキャラクターだ。松本梨香が演じるトランスジェンダーの警官で、2001年にこの解像度で描かれていることに、今の目で見ると素直に驚く。ギャグとして消費されず、かといって過剰に「問題」として扱われるわけでもない。葵はただ、ここにいる。同僚として、仲間として。 この作品が描こうとしていたのは多分「普通」のことだった。普通に働いて、普通に笑って、普通に誰かを好きになる。ただその「普通」が、2001年基準ではかなり意識的に設計されていた。それに気づいたのは2周目に入ってからで、1周目はただ気持ちよく見ていたのだから、設計が成功しているということでもある。特に刺さったシーン
東海林将司が美由紀に対してどうにも不器用になるシーンが、何度見ても飽きない。関智一の声の使い方が面白くて、「できる男」のトーンをほぼ崩さないまま、ちょっとだけ焦っている感じを滲ませる。台詞よりも「呼吸」で芝居しているような質感で、声を張らずに照れを表現するというのは地味に難しいはずなのに、自然に聴こえる。 松本梨香演じる葵のシーン全般も印象に残っている。ポケモンの主人公とは全く違う声のレイヤーを使っていて、柔らかさの質が違う。高い音域を使わずに女性らしさを出す演技は、当時の技術として聴いても今聴いても計算されている。 夏海が全力で走るシーンは毎回テンションが上がる。BGMとカットの切り替えが気持ちよくて、派手ではないのに疾走感がある。リミテッドアニメの制約の中で動きの「感じ」を出す演出は、2000年代初頭の職人仕事という感じがして、それ込みで好きだ。読んで見たくなったら——『逮捕しちゃうぞ SECOND SEASON』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 90〜2000年代前半のアニメをリアルタイムで見ていた世代
- 女性主役のバディもので、ドラマより関係性のこなれ方を楽しむタイプ
- 警察コメディの「ゆるい日常」が好きで、起伏より空気感を求めている人
- 関智一・松本梨香・折笠富美子のキャリアを遡って聴いているマニア
- 藤島康介の作品が好きで、同じ温度感を求めている人
合わない人
- アクション描写にスピードとリアリティを求める人
- ストーリーの起伏が少ないと集中できないタイプ
- 2001年の作画クオリティが生理的に受け付けない人
- 1話完結のゆるいエピソードが続く構成を退屈に感じる人
次に見るなら
同じ藤島康介原作ならああっ女神さまっが自然な次の一手。「穏やかで誠実なキャラクターが普通に暮らしている」という空気感が近く、ファンタジー要素はあるが日常を丁寧に積み上げる作り方に同じ手触りがある。 警察コメディとしてのゆるさが気に入ったならこちら葛飾区亀有公園前派出所(TVアニメ版)も合う。1話完結エピソードの積み重ねとキャラクターの個性で引っ張る構成が似ていて、同じ温度で見られる。 バディものとして掘り下げたいなら機動警察パトレイバーも。警察組織を舞台にした日常と仕事のバランス感覚、キャラクター同士の距離感の変化という点でテイストが近い。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『逮捕しちゃうぞ SECOND SEASON』はdアニメストアで視聴できます。2001年放送の本作は、シリーズファンはもちろん、ポリスコメディが好きな方にもおすすめの作品です。お気に入りのデバイスからぜひチェックしてみてください。