ヴァンドレッド

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2000ヴァンドレッド

ヴァンドレッド

★ 3.4 / 5.0アクションコメディメカラブコメSF
放送年2000年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作オリジナル
制作GONZO

ヒビキの人生は最悪だ。銀河系社会は男女間の内戦に分裂し、彼は戦闘メカの組立ラインで働き、同僚からいじめられ、自分のメカを作る夢を追求できていない。ついに限界を迎えた彼は、メカを盗もうと侵入を試みるが、これは悪い考えだった。彼は予想外の状況へと巻き込まれていく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

男女が別々の星に分かれ、長きにわたる戦争を続ける銀河系社会。男性だけの星タラークで戦闘メカの組立工として働く少年ヒビキは、同僚にいじめられる日々と、自分のメカを作る夢を追えない現実にうんざりしていた。ついに限界を迎えた彼は、巨大宇宙戦艦に忍び込みメカを盗み出そうとするが、これがとんでもない事態の引き金となる。その矢先、女性だけの海賊団が艦を襲撃。混乱のなか戦艦はワープ事故を起こし、ヒビキは敵であるはずの女性たちとともに未知の宇宙へと放り出されてしまう。いがみ合う男と女が、一隻の船で生き延びるための奇妙な共同生活が幕を開ける。

みどころ・魅力

① 男女対立を軸にしたユニークなSF設定

男と女が「別の種族」のように憎しみ合う世界という大胆な設定が物語の根幹です。価値観も常識も噛み合わない両者が、同じ船で協力せざるを得ない状況に置かれることで生まれる衝突とすれ違いが、笑いと緊張感を同時に生み出します。単なるSFではなく、相互理解をテーマにした寓話としても楽しめる奥行きが魅力です。

② 合体メカ「ヴァンドレッド」の迫力

タイトルにもなっているヴァンドレッドは、男性のメカと女性のメカが合体して誕生する切り札的な存在です。敵勢力との戦いで繰り広げられる戦闘シーンは、当時最先端だったCG技術をふんだんに使い、スピード感あふれる映像で描かれます。メカ好きにはたまらない見せ場が随所に用意されています。

③ 不器用な少年少女の成長物語

主人公ヒビキをはじめ、登場人物たちは皆どこか不器用で未熟です。旅をともにするなかで衝突し、傷つき、少しずつ相手を認め合っていきます。恋愛未満の絶妙な距離感や、仲間としての絆が育っていく過程が丁寧に描かれ、ラブコメとしてもジュブナイルとしても楽しめる作品に仕上がっています。

キャスト・声優一覧

メイン
吉野裕行
ディータ・リーベライ
ディータ・リーベライ
メイン
かかずゆみ
メイン
折笠富美子
メイン
浅川悠
サブ
関智一
バーネット・オランジェロ
バーネット・オランジェロ
サブ
根谷美智子
サブ
秀樹田坂
サブ
沢海陽子
ラバット
ラバット
サブ
石塚運昇
ピョロ
ピョロ
サブ
岩田光央

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スタッフ

監督もりたけし
原案キャラデザ茜虎徹
キャラクターデザイン黒田和也
音楽岩崎文紀
音響監督鶴岡陽太
OPサリア「Trust」
EDシーエルシー「Himegoto」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

男だけの星と女だけの星が戦争してる、という一行のあらすじを見て、正直そこで止まった。2000年の作品で、いまさら追う理由もない。なのに「お互いを化け物だと思い込んでる二つの星」という設定だけが妙に引っかかって、軽い気持ちで再生ボタンを押した。最初は古い深夜アニメ特有のノリで流して見ていたら、思いのほか作りが丁寧で、気づいたら主人公ヒビキの間の悪さに笑っていた。2回目に見て分かったのは、序盤のドタバタが全部、後半の「分かり合えなさ」を立たせるための助走だったということだ。第一印象でナメていた自分を、ちょっと反省した。

「敵」だと教えられた相手と、同じ船で暮らすという話

この作品は、ロボットとお色気とコメディの皮をかぶった、徹底した「相互理解」の話だと思っている。男と女は別々の星で生まれ育ち、互いを人間ですらない何かだと教え込まれている。会話の前提が共有されていない。文化も、生殖の仕組みすら、相手にとっては気味の悪い未知だ。そこにヒビキたち数人の男が放り込まれ、女性だけの船で共同生活を強いられる。最初は文字通り言葉が通じない。価値観も噛み合わない。でも、同じ船で同じ敵から逃げ続けるうちに、嫌でも相手の事情が見えてくる。

ここがうまいのは、和解を感動的なイベントとして描かないところだ。誰も急に分かり合ったりしない。飯を食い、喧嘩し、命を預け合う、その積み重ねの中で、相手が「化け物」から「面倒だが放っておけないやつ」に変わっていく。男女の話に見せかけて、これは「自分とまったく違う前提を持つ他者と、それでも一緒に生きるには」という話なんだと思う。設定がSFとして極端だからこそ、その不器用な歩み寄りが妙に生々しい。単に古いお色気SFとして消費するには、芯が一本通りすぎている。

特に刺さったシーン

刺さったのは、ヒビキが「自分のメカを作りたい」という個人的な夢を口にする場面だ。吉野裕行の声が、虚勢と本音の間で微妙に揺れていて、いじめられっ子が初めて自分の言葉で何かを宣言する瞬間の頼りなさが、ちゃんと出ている。あそこで一気にこのキャラを信用できた。あとは終盤、戦いながら少しずつ距離が縮まっていくディータとのやり取り。大原さやかの、押しが強いのにどこか芯の優しい芝居が効いていて、噛み合わないボケとツッコミが、いつの間にか信頼に変わっているのが分かる。クールなメイアを演じる折笠富美子、ふざけた操縦をする男を演じる関智一、そして石塚運昇のラバットの胡散臭くも憎めない低音。この声の組み合わせが、雑多な乗組員を一つの「家族みたいな何か」に聞かせていた。

読んで見たくなったら——『ヴァンドレッド』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 極端な設定をテコにして、人間関係の機微を描く話が好きな人
  • 2000年前後のメカSF特有の、手描きとCGが混ざった作画の手触りを楽しめる人
  • コメディから始まって、じわじわ熱量が上がっていく構成が好きな人
  • ベタな男女ラブコメを、SFの距離感でやり直したものが見たい人

合わない人

  • 古い時代のお色気描写やジェンダー観の雑さが、どうしても気になってしまう人
  • 最初の数話のドタバタで切ってしまいがちな人(ここを抜けると別物になる)
  • シリアス一辺倒の重厚なSFを期待している人

次に見るなら

個人的な夢とメカと熱が好きならトップをねらえ!。不器用な主人公が空を見上げて自分の限界に挑む構図は、ヒビキの「自分のメカを作りたい」と地続きだ。閉鎖環境の人間関係に惹かれたなら、ほぼ同時期の無限のリヴァイアス。逃げ場のない宇宙で若者たちが軋みながら共同体を作る、苦くて誠実な群像劇。男女が戦いながら距離を縮める王道が見たいなら超時空要塞マクロス。三角関係と歌と戦争を一本に編み込んだ原点で、ヴァンドレッドの根っこにある明るさの系譜が見える。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ヴァンドレッド』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴することができます。アニメ見放題に強いサービスが揃っているため、いずれかに加入していればすぐに作品世界へ飛び込めます。複数のサービスで配信されているので、ご自身が普段使っているサービスに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

よくある質問

Q. ヴァンドレッドはどの配信サービスで見られますか?
A. 2000年放送のTVアニメ『ヴァンドレッド』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで配信されています。いずれも見放題対象のサービスなので、加入していればすぐに視聴を始められます。
Q. ヴァンドレッドはどんなジャンルのアニメですか?
A. アクション、コメディ、メカ、ラブコメ、SFの要素を併せ持つ作品です。男女が対立する世界を舞台に、メカ戦闘の迫力とキャラクター同士の掛け合いの両方が楽しめる、エンタメ性の高い内容になっています。
Q. ヴァンドレッドはどんな人におすすめですか?
A. ロボットアニメが好きな方や、個性的なキャラクターの群像劇を楽しみたい方におすすめです。男女の価値観の違いから生まれるコメディ要素もあり、SF初心者でも気軽に入り込める作品です。
Q. ヴァンドレッドは何年に放送された作品ですか?
A. 2000年に放送されたTVアニメです。20年以上前の作品ですが、男女対立というユニークな設定とCGを活用したメカ戦闘は今見ても新鮮で、色あせない魅力があります。

まとめ

『ヴァンドレッド』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴することができます。アニメ見放題に強いサービスが揃っているため、いずれかに加入していればすぐに作品世界へ飛び込めます。複数のサービスで配信されているので、ご自身が普段使っているサービスに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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