逮捕しちゃうぞ

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1994逮捕しちゃうぞ

逮捕しちゃうぞ

★ 3.6 / 5.0アクションコメディ
放送年1994年
フォーマットOVA
話数4話
原作漫画
制作Studio DEEN

警察官初日に遅刻した辻本なつみは、原付バイクで近道を走り、警察官・小林美由紀に取り締まられる。警察署に着くと、なつみの新しいパートナーが、先ほど彼女に切符を切った美由紀だと判明する。なつみは最初、美由紀を信頼していなかった。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

警察官になったばかりの辻本夏実は、初出勤の日に原付バイクで通勤中、スピード違反で婦警・小早川美幸に取り締まられてしまう。ところが墨東警察署の交通課に着任すると、自分の新しいパートナーが、先ほど切符を切ったばかりの美幸その人だと判明する。最新の科学知識と卓越したドライビングテクニックを誇る冷静沈着な美幸と、腕力と度胸が自慢の熱血漢・夏実。正反対の二人は最初こそ衝突するものの、やがて互いを認め合う名コンビとして、数々の事件に立ち向かっていく。

みどころ・魅力

① 正反対な二人が紡ぐバディの絆

理論派でクールな美幸と、パワフルで直感型の夏実。タイプの違う二人が初対面ではぶつかりながらも、互いの長所を認め合い最高の相棒へと成長していく。凸凹コンビならではのテンポの良い掛け合いが、観るほどに二人の絆へと引き込んでくれます。

② 藤島康介が描く緻密なメカ描写

『ああっ女神さまっ』の藤島康介が原作を手がけ、リアルに描き込まれたバイクや車などのメカ描写が大きな見どころ。チューンされた愛車での迫力あるカーチェイスと、警察署内のゆるい日常コメディの緩急が、本作ならではの心地よいリズムを生み出しています。

③ アクションとコメディの絶妙な配合

スピード感あふれる追跡劇や事件解決のスリルと、個性豊かな同僚たちが繰り広げるコメディが絶妙にブレンド。シリアスになりすぎず、それでいて見応えのあるバランス感覚は90年代OVAの魅力そのもの。肩の力を抜いて楽しめるエンターテインメント作品です。

キャスト・声優一覧

小早川美幸
小早川美幸
メイン
平松晶子
辻本夏実
辻本夏実
メイン
玉川砂記子
しょう
しょう
サブ
和尚
和尚
サブ
有本欽隆
中嶋剣
中嶋剣
サブ
島田敏
二階堂頼子
二階堂頼子
サブ
小桜エツコ
課長
課長
サブ
一成政宗
ゆうた
ゆうた
サブ
まほ
まほ
サブ

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スタッフ

監督古橋一浩
キャラクターデザイン中嶋敦子
音楽大谷幸
美術監督加藤浩
音響監督鶴岡陽太
OP平松晶子「100mphの勇気」
ED平松晶子「ありったけの情熱で」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

名前だけはずっと知っていた。藤島康介の絵で、女性警官のバディもの、くらいの解像度で。きっかけは96年のTVシリーズを先に見て、そういえば原点のOVAがあったな、と引き返したクチだ。順番としては逆だが、本当はこの1994年のOVAのほうが最初のアニメ化——TVシリーズの補完でも外伝でもなく、ここが種になっている。見始めて最初に思ったのは「想像より画面が硬派」。コメディの軽さを期待していたら、原付やパトカーのカットの作画が妙に丁寧で、テンポも詰まっている。2回目に見て気づいたのは、辻本夏実と小早川美幸の距離の縮め方が、驚くほど雑じゃないこと。コメディの皮をかぶった、ちゃんとした職場の話だった。

選んでいない相棒を、どうやって信じるようになるか

配属初日に遅刻して、近道のつもりで走った原付を取り締まられる。その切符を切った相手が、署に着いたら自分の相棒だった——夏実と美幸の関係は、最悪のボタンの掛け違いから始まる。ここがいい。バディものは「最初から気が合う二人」にしてしまうと途端に嘘くさくなるが、この作品はわざわざ反感からスタートさせる。夏実は体育会系で、感情がそのまま行動になるタイプ。美幸は冷静で、機械いじりの天才で、感情を表に出さない。性格だけ並べれば、組まされても互いに鬱陶しいはずの二人だ。

この作品が描いているのは、恋愛でも熱い友情でもなく、もっと地味な「同僚としての信頼」だと思う。夏実が美幸を信じるようになるのは、優しくされたからじゃない。仕事の現場で、美幸が淡々と正確に動くのを横で見て、こいつは口より腕で示すタイプだと理解していく。逆に美幸も、夏実の無鉄砲さの底にある反射神経と度胸を認めていく。言葉での和解シーンをほとんど作らないのが潔い。並んで仕事をこなすうちに、いつの間にか背中を預けている。バディものの核は「好きになる」ことじゃなくて「信用が貯まっていく」ことなんだと、この短い尺で言い切ってしまう。しかも二人とも、誰かに守られる側じゃなく、自分で現場を回すプロとして描かれている。守られるヒロインの記号がどこにもない。そこが90年代のOVAとしてかなり気持ちいいし、30年経っても古びない理由でもある。

特に刺さったシーン

終盤のカーチェイス、美幸がハンドルを握って表情を一切変えないまま無茶な運転で食らいついていくところ。隣で夏実が悲鳴を上げているのとの温度差で、思わず笑った。平松晶子の美幸は声を張らない。むしろ危機になるほどトーンが下がって、淡々と短い台詞だけ落としていく。あの低体温の声が、運転の異常さをかえって際立たせる。対する玉川砂記子の夏実は、声そのものが感情のメーターになっていて、テンションの上下がぜんぶ聞こえてくる。この二人の声の組み合わせが、画面の半分を作っていると言ってもいい。細かいところだと、中嶋剣(島田敏)が美幸の前であからさまに挙動不審になる場面。シリアスとギャグの切り替えが台詞の間ひとつで成立していて、ここで「ああ、コメディとしてちゃんと達者な現場だ」と安心した。二階堂頼子(小桜エツコ)が転がり込んでくる場面のテンポも好きだ。

読んで見たくなったら——『逮捕しちゃうぞ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 90年代OVAの、尺が短いぶん作画と密度に金がかかった画面が好きな人
  • バディもの・職場ものを、恋愛要素抜きで楽しみたい人
  • 車やバイクのメカ描写を、背景じゃなく主役として見たい人

合わない人

  • 強い事件性や大きな物語の起伏を期待する人
  • 日常×アクションのゆったりしたテンポを間延びに感じてしまう人
  • キャラの関係性を、台詞で明確に説明してほしい人

次に見るなら

ああっ女神さまっ——同じ藤島康介の原作。メカや細部への偏執的な愛と、人と人の距離の縮め方の丁寧さは地続きで、夏実と美幸の空気が好きならまず外さない。

機動警察パトレイバー——警察を「事件」じゃなく「職場」として描く点が近い。メカ描写と群像のリアリズム、現場の地味な手触りが好きならこっちへ。

たいほしちゃうぞ(TVシリーズ)——このOVAが気に入ったなら、二人の日常をもっと長く浴びられる本編へ。尺が伸びたぶん、関係性のゆるい時間がたっぷり味わえる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『逮捕しちゃうぞ』のOVA版は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれも配信ラインナップに含まれているため、ご自身がお使いの環境に合わせて選べます。アニメ配信に強いdアニメストアをはじめ、複数のサービスで楽しめるのは嬉しいポイントです。

よくある質問

Q. 『逮捕しちゃうぞ』はどの配信サービスで見られますか?
A. OVA版はdアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3サービスで視聴できます。アニメ作品を多く扱うサービスが揃っているため、普段お使いのサービスで楽しめる可能性が高いです。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. 婦警コンビが活躍するアクション&コメディ作品です。迫力あるカーチェイスやスピード感のある事件解決と、警察署内のゆるい日常ギャグがバランスよく楽しめます。
Q. 原作者は誰ですか?
A. 『ああっ女神さまっ』などで知られる藤島康介さんが原作を手がけています。リアルで緻密なメカ描写は原作者ならではの魅力で、バイクや車が好きな方にもおすすめです。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. 主人公二人が出会うところから物語が始まるため、シリーズ初見の方でも問題なく楽しめます。1994年公開のOVAですが、テンポの良い展開で今観ても十分に面白い作品です。

まとめ

『逮捕しちゃうぞ』のOVA版は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれも配信ラインナップに含まれているため、ご自身がお使いの環境に合わせて選べます。アニメ配信に強いdアニメストアをはじめ、複数のサービスで楽しめるのは嬉しいポイントです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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