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2014

ハヤテのごとく! OVA
★ 3.3 / 5.0コメディラブコメ
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Manglobe |
「ハヤテのごとく!」の前作「目が離せない」の出来事の後、早乙女ハヤテ、三千院ナギ、マリアは三千院邸とバイオレット邸での日常生活に戻る。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
前作「ハヤテのごとく! Can’t Take My Eyes Off You」の出来事を経て、執事の早乙女ハヤテ、主人の三千院ナギ、そしてメイドのマリアは、三千院邸とバイオレット邸での日常生活に戻ってきた。波乱に満ちた日々を経てたどり着いた”いつも通り”の光景の中で、三者の関係性とそれぞれの想いが、コメディタッチで描かれる。みどころ・魅力
① TVシリーズのその後を映す”日常”の温かさ
「Can’t Take My Eyes Off You」完結後の穏やかな日常が舞台。大きな事件が一段落した後だからこそ、ハヤテ・ナギ・マリアの三者の関係がより濃密に感じられる。原作ファンにとっては「あの頃の空気感」を再体験できる一本。② 本作ならではのコメディとラブコメのバランス
ハヤテのごとく!の真骨頂である、テンポの良いボケと突っ込み・状況ギャグが健在。同時にナギとハヤテの微妙な関係性も丁寧に描かれ、笑いと甘さが絶妙なバランスで楽しめるOVAならではの密度がある。③ OVAだからこそ実現したクオリティと尺の贅沢さ
TVシリーズの制約を受けないOVA形式のため、作画・演出ともに丁寧な仕上がり。短編ながらも完成度が高く、シリーズ初見の視聴者にも、コメディラブコメの雰囲気が伝わりやすい構成になっている。スタッフ
| 美術監督 | 中村典史 |
|---|---|
| ED | コトコ「ハヤテのごとく!」 |
| ED | Katsura Hinagiku with Hakuou Academy Student Council Trio starring Itou Shizuka with Yahagi Sayuri & Nakao Eri & Asano Masumi「本日、満開ワタシ色!」 |
| ED | アイリス「CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編は追っていたけど、OVAとなると「まあそのうち」という気持ちで後回しにしていた。2014年ものを何年も後から掘り返した口で、きっかけもとくになく、dアニメストアのレコメンドに出てきたのを「そういえば」と再生したくらいだ。 最初は補完映像か何かだろうと軽く見始めたら、これが思いのほかちゃんと「ハヤテ」をやっていた。三千院邸とバイオレット邸を行き来する日常、マリアさんの無表情のツッコミ、ナギのちょっと拗ねた台詞回し。テレビシリーズで染みついたテンポがそのまま戻ってくる感じがあった。 2回目に見て気づいたのは、このOVAが「目が離せない」の後日談として機能していること。前作のことを知っているかどうかで、序盤の空気の受け取り方がかなり変わる。知らずに見ると「なんか日常回」で終わるが、文脈を踏まえるとキャラクターそれぞれの落ち着き方に意味が出てくる。OVAとしての入口は狭いが、入れる人間にはしっかり開いている作品だと思う。「日常に戻る」こと自体が、このシリーズのご褒美だという話
ハヤテのごとく!という作品は、基本的に「非日常の設定の中の日常」を描いてきた。超大金持ちの令嬢と、借金返済のために執事をしている少年という構図は一見ドラマチックだが、実態はひたすら日常コメディだ。このOVAはその傾向がさらに純化されている。 「目が離せない」がある種の冒険譚的な展開を持っていたのに対して、このOVAは三千院邸とバイオレット邸での日常に戻ることが主眼になっている。ストーリーとして何かが大きく動くわけではない。でもそれが、このシリーズにとってはむしろ正直な形だとも思う。 ハヤテとナギの関係は、感動的な大事件で動くのではなく、小さなやり取りの積み重ねで少しずつ変化してきた。このOVAもその路線に忠実で、特別なことは何も起きないけれど、あの空間の空気が流れている。テレビシリーズを何クールも見てきた人間にとって、これは「戻ってきた」という感覚そのものだ。 単なるファンサービスと切り捨てることもできるが、見方によっては「このシリーズが大切にしてきたもの」をもっとも素直に見せているのがOVAだとも言える。ドタバタもラブコメ要素も薄めに、ただいつものあの連中がいつものようにやっている。それで十分だと感じる人間には、かなり刺さる作りになっている。主従関係という設定を使いながら、結局描きたかったのは「この人たちが一緒にいる時間」だったんだと、OVAを見てあらためて思った。特に刺さったシーン
序盤、ハヤテとナギのやり取りで「なんでもないこと」を2人がやっている場面が好きだ。台詞自体はたいしたことを言っていないのに、釘宮理恵さんのナギの声が妙にやわらかく聞こえる瞬間がある。あの声のトーン一つで「いつものツンとした感じじゃないな」と気づく。テレビシリーズを長く見てきているから、その微妙な差が余計に目に入った。 マリアさんの静かな立ち回りも、この手のOVAで光るタイプだ。白石涼子さんの演技は、激しい感情表現がなくても存在感がある。「何も言わないけど全部わかってる」という役どころを、ほとんど声の質だけで成立させてくる。2回目に見ると、マリアさんが画面にいるシーンで背景の整理が自然にされていることに気づいて、演出の細かさを感じた。 日常回だからこそ、こういう細部への仕事量が見えやすい。大きな山場がない分、キャラクターの微細な表現にずっと集中できる。そのぶん声優の演技の「普通のとき」の技量がそのまま出る場でもあって、テレビシリーズでは見えなかった側面が少し見えた気がした。読んで見たくなったら——『ハヤテのごとく! OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ハヤテのごとく!本編、とくに「目が離せない」まで見ていて、あのメンツにまた会いたい人
- 日常コメディとして割り切れる人。事件や展開より「いつものやり取り」に価値を感じる人
- 釘宮理恵・白石涼子の演技を目当てにできる人
- テレビシリーズのコンテキストがある上で「その後」を補完したい人
合わない人
- 本編を見ていない人。前提知識なしで見ても、キャラクターへの愛着がないと薄い印象で終わる
- ストーリーの進展や感情的な山場を期待している人。このOVAにそれはほぼない
- ラブコメとして関係性の動きを期待している人。明確な展開にはならず、変化はごく微細
次に見るなら
ゼロの使い魔は、貴族と使い魔という主従関係にラブコメを絡める構図がハヤテと近い。ツンデレ系ヒロインと苦労性の男主人公の組み合わせが好きなら迷わず入れる。釘宮理恵さんのルイズが刺さった人には特にそのまま続けられる流れがある。 這いよれ!ニャル子さんは、同じようにメタなギャグとオタクネタを散りばめながら主従コメディをやる作品。真面目な顔でボケを通すキャラクターのテンポ感や、細かいパロディへの愛がハヤテと重なる部分がある。ゆるく笑いたいときに合う。 GJ部は、ほぼ何も起きない日常をひたすら積み重ねる部活アニメで、「物語として動かなくてもキャラクターといる時間が楽しい」という感覚がこのOVAと似ている。日常回だけで成立する作品が好きな人なら刺さる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ハヤテのごとく! OVA」は、dアニメストアおよびU-NEXTで視聴できます。どちらも月額サービスのため、他の作品とあわせて気軽に楽しめます。シリーズの続きを追いたい方は、ぜひこの機会に視聴してみてください。