ISUCA「極楽」

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2015ISUCA「極楽」

ISUCA「極楽」

★ 2.9 / 5.0コメディセクシー超自然
放送年2015年
フォーマットOVA
話数1話
原作漫画
制作Arms

漫画第7巻に同梱されたOVAです。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

『ISUCA』コミックス第7巻に同梱された特典OVA「極楽」。清澄女学院に通う退魔師・島津咲夜と、ひょんなことから彼女の従者となった浅野真一朗を中心に、妖怪・魔物が跋扈する日常の中で繰り広げられるドタバタ劇を描く。本編のラブコメ・超常バトルの世界観を引き継ぎつつ、ファンサービス色の強い特典映像として仕上げられた一本。

みどころ・魅力

① 原作ファン向けのサービス満点な特典映像

コミックス同梱という形式ならではの、本編テレビアニメよりも踏み込んだファンサービスシーンが収録されています。原作を読み込んできたファンにとっては「ご褒美」的な位置づけの映像で、キャラクターへの愛着がより深まる内容です。

② 咲夜と真一朗のコミカルな掛け合い

強気で天然な咲夜と、振り回されながらも懸命な真一朗のやり取りは本作の最大の魅力。OVAでもそのテンポの良いコメディは健在で、二人のぎこちない関係性のもどかしさがほどよい笑いを生んでいます。

③ コンパクトにまとまった超常×ラブコメの世界観

妖怪・魔物が絡む非日常的な設定の中でも、軸はあくまで男女のラブコメ。短尺のOVAながらシリーズの雰囲気を凝縮した構成になっており、テレビ版を見終えた後の「もう少し見たい」という気持ちを満たしてくれます。

キャスト・声優一覧

浅野真一郎
浅野真一郎
メイン
河本啓佑
島津須世璃
島津須世璃
メイン
市道真央
メイン
大谷育江
島津朔邪
島津朔邪
メイン
木戸衣吹
相馬茉莉
相馬茉莉
サブ
小日向茜

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スタッフ

OP純情のアフィリア「Never say Never」
EDトゥー・フォーミュラ「Somebody to Love」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

TVシリーズのISUCAを追いかけていたときに、「7巻に同梱OVAがある」と聞いてなんとなく買ったやつだ。あれからしばらく経って存在をすっかり忘れていたのだが、引っ越しの荷解きで発掘して久しぶりに再生した。タイトルが「極楽」。まあ、察してください、という感じのタイトルだ。

最初に見たときは「TVでできなかった分を詰め込んだな」という印象しかなかった。ところが2回目に見たら、コメディのテンポが思ったより丁寧で、単なる「おまけエロ」じゃないことに気づく。須世璃と主人公のやり取りに、TVシリーズで積み上げてきた関係性がちゃんと乗っかっている。本編を全部見た後で見ると、あの硬さがどこから来ているかわかる分、笑えるシーンが増える。

「OVAという形式」が正直になる、セクシーコメディの息継ぎ

このOVAが描いているのは、突き詰めると「TVシリーズでずっと抑圧されていたものの解放」だ。ISUCAのTVアニメは放送当時、修正・規制がかなり激しく、原作ファンの間では「もったいない」という声が多かった。本作はそこへの率直な答えとして存在している。

ただ、単純に「規制なしバージョン」として処理するのはもったいない。コメディのジャンルとして見ると、このOVAは「須世璃というキャラクターの強さと脆さが同居する瞬間」をきちんと描こうとしている。彼女は退魔師として強いのに、特定の状況になると途端に人間くさくなる。そのギャップがシリーズの核にある笑いなのだが、TVでは演出の制約上、そのギャップを引き出しきれていなかった部分がある。

OVAという「コアファン向けの場」だからこそ、脇を固めるキャラクターたちも含めてもう一段くだけた芝居ができていて、市道真央が演じる須世璃の声にも、TVシリーズとは微妙に違う余裕がある。同じキャラクターが、制約から解放されたとき何が出てくるか——それを確認するための30分、という見方が正直なところだ。

超自然要素に関しては、OVAでは添え物に近い。あくまでコメディとセクシーを成立させるための舞台装置として機能しており、ISUCAの世界観を知らない人間が見ても楽しめるようには作られていない。ここは割り切って設計されていると思う。本編7巻分の文脈があって初めて「ああ、こういうのを待っていた」と笑えるし、文脈なしで見ると薄い。

特に刺さったシーン

終盤、須世璃がいつもの強気な立ち回りをしようとして空回りするくだり。市道真央の声が、ここだけトーンを半段落としているのが面白い。普段は退魔師として張り詰めた芝居をしているのが、このシーンだけ「あ、この子ちゃんと恥ずかしいと思ってるんだ」という柔らかさが出る。TVシリーズを追いかけていたからこそわかる変化で、1回目より2回目の方が笑えた。

もう一点、大谷育江のパートが入る場面。出演作220本のベテランがこういうコメディOVAで見せるテンションの抜き差しは、やっぱり地力が違う。大げさにやらずに、さらっと場の空気を変える。若い声優だとここを力技でやりがちなところを、呼気ひとつで調整してくる感じが好きだ。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ISUCAのTVシリーズを全部見た上で「もっと見たかった」と思っている人
  • 市道真央の芝居の細かいニュアンスを拾いたい人
  • セクシーコメディのOVAというフォーマット自体に慣れていて、身構えずに見られる人
  • 規制版と非規制版の差分検証を趣味にしているタイプ

合わない人

  • TVシリーズ未視聴のままこれだけ見ようとしている人(文脈ゼロだと30分が薄い)
  • 配信を探している人(現状どこにもない。物理媒体か諦めるかの二択)
  • ISUCAの超自然・退魔アクション要素目当てで見る人(このOVAにそれはほぼない)
  • コメディのテンポより作画クオリティで判断する人

次に見るなら

同じように「TVシリーズの補完OVA」という文脈で楽しめる作品として、「デート・ア・ライブ」シリーズのOVA群がある。本編ありきのファンサービス設計が近く、キャラクターへの愛着が先にあると笑える作りになっている。本編を先に全部見ること推奨。

セクシーコメディのOVAとして単体で完成度が高いものを求めるなら「ハイスクールDxD」の各シーズンOVAが定番。こちらはTVシリーズ自体が最初からこの路線で設計されているため、本編との温度差がなくストレスなく見られる。

退魔・超自然要素とコメディを両立させた作品として「妖狐×僕SS」も選択肢に入る。ジャンルの重なり方が似ており、こちらはより作品全体のトーンが安定している。ISUCAを見て「設定は好きだがもっとバランスよく見たい」と思ったなら試す価値がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ISUCA「極楽」』は現在、定額制の配信サービスでの視聴は確認されていません。コミックス第7巻の同梱OVAという性質上、原作書籍を入手するのが最も確実な視聴方法です。中古市場やフリマアプリなどで同梱版を探してみるのがおすすめです。

よくある質問

Q. ISUCA「極楽」はどこで視聴できますか?
A. 現時点では動画配信サービスでの配信は確認されていません。コミックス第7巻の同梱OVAのため、書籍を入手する方法が主な視聴手段です。
Q. テレビアニメ版ISUCAを見ていないと楽しめませんか?
A. テレビアニメ版または原作漫画を先に見ておくことをおすすめします。キャラクターや世界観の説明がないため、未視聴だと状況が把握しにくい場面があります。
Q. このOVAはどんな内容ですか?
A. 退魔師・咲夜と従者・真一朗のコメディ・ラブコメシーンを中心に、ファンサービス要素を含む特典映像です。シリアスなバトルよりもキャラクターの掛け合いを楽しむ内容です。
Q. ISUCAの原作漫画はどこで読めますか?
A. 原作漫画はSquare Enixの「月刊ビッグガンガン」連載作品で、コミックスは各電子書籍ストア(Amazon Kindleなど)で購入できます。

まとめ

『ISUCA「極楽」』は現在、定額制の配信サービスでの視聴は確認されていません。コミックス第7巻の同梱OVAという性質上、原作書籍を入手するのが最も確実な視聴方法です。中古市場やフリマアプリなどで同梱版を探してみるのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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