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継つぐもも
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Zero-G |
普通の少年・神鏡和也が美しい付喪神・桐葉と出会い、人生が一変する。「禁忌の子」として超常現象を引き寄せる彼は、地の神・久来里から除霊師となるよう命じられ、邪悪な力との戦いに挑む。超常存在の情報を得るため、和也と桐葉は共に戦う。
作品概要・あらすじ
あらすじ
普通の少年・神鏡和也は、美しい付喪神・桐葉と出会ったことで日常が一変します。生まれながらに「禁忌の子」として強大な力を宿し、さまざまな超常現象を引き寄せてしまう和也。地の神・久来里から除霊師となるよう命じられた彼は、桐葉とともに人とあやかしの狭間で起こる事件に立ち向かっていきます。やがて和也は、自らの出生や「あまそぎ」と呼ばれる存在をめぐる戦いへと巻き込まれ、仲間たちと力を合わせながら、より大きな脅威へと挑むことになります。日常コメディと本格バトルが交差する物語です。みどころ・魅力
① コメディとシリアスバトルの落差が生む中毒性
本作最大の魅力は、ゆるい日常コメディから一転してシリアスな除霊バトルへ振り切る緩急です。桐葉と和也の軽快な掛け合いで笑わせたかと思えば、強敵との戦いでは作画も演出も一気に熱量を上げます。このギャップが視聴のテンポを心地よくしています。② 個性豊かなあやかしと付喪神たち
桐葉をはじめ、登場するあやかしや付喪神たちは見た目も性格も多彩です。それぞれが固有の能力と背景を持ち、敵としても味方としても物語に厚みを加えます。キャラクター同士の関係性が深まっていく過程も見どころのひとつです。③ 前作から続く物語の深化
継つぐももは前シリーズの続編として、和也の「禁忌の子」としての宿命や世界観の核心により踏み込みます。これまで断片的に描かれてきた謎が動き出し、バトルのスケールも拡大。シリーズを追ってきたファンほど楽しめる構成になっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 倉谷涼一 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 倉谷涼一 |
| 音楽 | 高梨康治 |
| 音響監督 | 郷文裕貴 |
| OP | A応P「風吹けば月夜の果てに」 |
| ED | 東城陽奏「春、奏で」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルに「継」がついている時点で、これは2期だ。1期を見たのがいつだったか思い出せないくらい間が空いていて、正直「あの作品、続いてたのか」というのが最初の感想だった。見始めた理由も褒められたものじゃない。深夜にだらだら配信を漁っていて、サムネの桐葉に手が滑った、それだけ。覚悟して再生ボタンを押したら、開幕から相変わらず際どい。これは人を選ぶな、と1分で察した。ただ、妙な引力があるのもまた事実で、気づけば最後まで見て、数日後にもう一度頭から流していた。2回目で見えてくるのは、下品な皮の下にある退魔バトルの骨組みが、思ったより律儀に組まれているということ。問題作、という言葉がこれほど似合うアニメも珍しい。
露骨な外側の内側にある、「物に宿った想い」をめぐる古い話
この作品を語るとき、まず立ちはだかるのが「セクシー」というジャンル表記だ。実際、画面の半分くらいはその気配で埋まっている。でも、それだけで切り捨てると本質を見落とす。継つぐももの芯にあるのは、付喪神——長く大切にされた物に宿る魂、という極めて古典的な発想だ。桐葉という存在そのものが、誰かの想いが時間をかけて形になったものであって、そこには「使い捨てられる物」と「愛された物」の差がはっきりと引かれている。
主人公の神鏡和也は「禁忌の子」として、望まないのに超常を引き寄せてしまう。彼が除霊師として戦う相手——あまそ化した存在たちは、たいてい歪んだ執着や、行き場をなくした想いの成れの果てとして描かれる。つまりこの作品は、退魔バトルの形を借りて「想いはどこへ向かうのか」「捨てられた感情はどうなるのか」を延々と変奏している。単なるお色気アクションではなく、物と人の関係を擬人化で語り直す話、と読むと急に座りがよくなる。
面白いのは、その真面目な核を、わざとらしいほど露骨な演出で包んでいるところだ。たぶん作り手は分かってやっている。シリアスな殺陣の直後に全部を台無しにするようなギャグとサービスを差し込んで、観客が感情移入しすぎる前に一回突き放す。この緩急の作り方は、好き嫌いが完全に割れるけれど、骨格の古さと外装の派手さのちぐはぐさこそが、この作品の体温なんだと思う。
特に刺さったシーン
やはり桐葉が本気で戦うときの所作だ。普段はからかい役に回っているぶん、序盤の戦闘で空気が切り替わる瞬間の落差が効いている。市道真央が演じる金山たぐりが絡む場面のテンポも好きで、コメディとアクションの境目をまたぐ芝居が達者だった。敵側に回る存在として、三石琴乃の加賀見奏歌が出てくると画面の重力が変わる。あの声で凄まれると、ふざけた作品だと油断していた背筋が勝手に伸びる。長く第一線にいる人の声の説得力を、こういう所で食らうことになる。
脇では大久保瑠美の虎鉄が地味に効いていて、緊張した場面の合間にこの声が入るだけで肩の力が抜ける。織小花央姫を演じる早見沙織が静かに芯を通してくる芝居も、賑やかなキャストの中で良い錨になっていた。終盤の畳みかけで、和也と桐葉の関係がただのお約束じゃないと分かる一瞬があって、そこで「ああ、見続けてよかった」と素直に思えた。三瓶由布子の加賀見一也も含め、声の布陣の厚さでもっている作品でもある。
読んで見たくなったら——『継つぐもも』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 退魔・あやかし系のバトルが好きで、設定やお約束をニヤニヤしながら楽しめる人
- シリアスとギャグの落差、緩急の激しい作りに快感を覚える人
- キャラデザや声優の芝居でアニメを選ぶ、細部偏愛タイプのオタク
- 1期を見ていて、和也と桐葉の続きが気になっていた人
合わない人
- セクシー描写そのものが生理的に厳しい人(ここは本当に止まらない)
- 余計な茶々抜きで、純度の高い退魔アクションだけを浴びたい人
- 2期から入ろうとしている人(1期の前提がないと関係性が薄味になる)
次に見るなら
退魔バトルの骨組みが好きで継つぐももに乗れたなら、双星の陰陽師へ。穢れを祓う少年少女の話で、こちらはお色気よりも王道のバトルと関係性の積み上げに重心がある。アクションの満足度はこっちのほうが高い。
あやかし・神様まわりの設定に惹かれたならノラガミ。社会から忘れられた存在のやるせなさと、軽口の効いたコメディの同居が見事で、継つぐももの「想いの行き場」というテーマと地続きの感触がある。
そして、過剰な演出と挑発的なデザインを真顔でぶつけてくる勢いが好きならキルラキル。露出を全力のギャグと熱量に変換していく振り切り方は、継つぐももの「分かってやっている下品さ」と同じ匂いがする。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「継つぐもも」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TVの4つのサービスで視聴できます。アニメ作品を幅広く扱う配信サービスで揃っているため、自分が普段使っているサービスで気軽に視聴を始められます。前作とあわせて一気に楽しみたい方は、見放題対象かどうかを各サービスで確認してから視聴するのがおすすめです。




