つぐもも OVA

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2020つぐもも OVA

つぐもも OVA

★ 3.4 / 5.0アクションコメディセクシー超自然
放送年2020年
フォーマットOVA
話数1話
原作漫画
制作Zero-G

このOVAは『僕の付喪神様』『銭湯にて』『僕のご主人様』『黒妖のお返し』『最後の砦』『エロ本会議』という、メインシリーズの6つの短編エピソードを収録している。本OVAは24巻の特装版に同梱された。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

本OVAは漫画24巻特装版に同梱された全6エピソードを収録した短編集。主人公・和泉一弥と付喪神・かずやの付喪神・朝倉かずやとかずは登場せず、原作のスピンオフ的なエピソードを映像化。『僕の付喪神様』『銭湯にて』『僕のご主人様』『黒妖のお返し』『最後の砦』『エロ本会議』という6つの短編で、本編とは少し異なるコメディ寄りの味わいが楽しめる。

みどころ・魅力

① 本編では見られないキャラクターたちの素顔

各エピソードではメインシリーズでは描かれないキャラクターたちの日常やコミカルな一面にスポットが当たる。アクションやシリアスな展開が続く本編とは異なり、笑いを中心に据えた構成がファンにとって新鮮な楽しみを提供している。

② 原作漫画ファン向けの濃密なサービスシーン

「セクシー」ジャンルに分類されるだけあり、本OVAは原作の成人向けテイストを随所に盛り込んだ仕上がりとなっている。原作ファンが「読んで楽しんだあのシーン」を動画で再体験できる、コアなファン向けの内容だ。

③ 6本立て短編ならではのテンポの良さ

1エピソードごとにシチュエーションが切り替わる短編形式は、テンポよく次々と楽しめるのが魅力。それぞれの話が独立しているため、気軽に途中から視聴しやすく、「好きなエピソードだけ繰り返す」といった楽しみ方もできる。

キャスト・声優一覧

桐葉
桐葉
メイン
大空直美
加賀見 一也
加賀見 一也
メイン
三瓶由布子
くくり
くくり
サブ
久保ユリカ
虎鉄
虎鉄
サブ
大久保瑠美
皇すなお
皇すなお
サブ
大地葉
近石千里
近石千里
サブ
芝崎典子
黒耀
黒耀
サブ
松井恵理子
白峰四郎
白峰四郎
小山内治
小山内治

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スタッフ

監督倉谷涼一
キャラクターデザイン中原清隆
音楽高梨康治
美術監督坂上裕文
音響監督郷文裕貴
ED高梨 康治「主題~つぐもも~」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

24巻特装版の同梱OVAと聞いた時点で、だいたいの方向性は読めた。収録エピソードの一覧を見て「エロ本会議」というタイトルが目に入った瞬間、あとは推して知るべしという感じ。1回目はBGM的に流していたが、2回目で改めて見ると、これはテレビシリーズでは絶対に通らなかった部分を意図的に6本に詰め込んだ構成だとわかる。本編を最後まで見ていないと登場人物の関係が一切わからないので、完全に既視聴者向けの「ご褒美枠」だ。それを前提に見るかどうかが、このOVAとの向き合い方のすべてになる。

サービスシーンの皮をかぶった、キャラクター関係の補完装置

つぐもも OVAをただのエロコメ短編集と切り捨てるのは簡単だ。実際、「銭湯にて」「エロ本会議」はタイトルの時点で隠す気がない。「問題作の部類」とはそういう意味での話で、コンプライアンス的にかなりきわどいラインを攻めた作りになっている。

ただ、2回通して見て気づいたのは、各エピソードがキャラクターの関係性をしっかり前提にして作られているという点だ。大空直美演じる桐葉の傍若無人ぶり、三瓶由布子演じる加賀見一也の情けなさとそれでいて芯のある反応、久保ユリカ演じるくくりの独特の距離感——この3人の関係の文脈がないと、ギャグの大半がただのノイズになる。本編既視聴者だから笑えるし、本編既視聴者だから「このキャラクターがここでそういう反応をするのか」という読みが効く。

つまりこのOVAが実は機能しているのは「ファンサービスをキャラクター理解の別形式として使う」という、かなり強引なアプローチだ。テレビシリーズでは描きにくかったキャラクターの素の反応を、エロスとコメディという手段で引き出している。「最後の砦」のような若干シリアス寄りのエピソードが混在しているのも、そのバランスを意識した編成に見える。

大地葉演じる皇すなおや大久保瑠美演じる虎鉄のポジションも、短編という制約の中でキャラクターらしさをきちんと保っている。薄いエピソードを集めたパッチワークではなく、本編補完の小品集として一定のコンセプトを持っている——それが「問題作」という衣をまとっているのが、つぐもも というシリーズの気質そのものだと思う。

特に刺さったシーン

「僕のご主人様」で桐葉と一也の主従関係が一時的に逆転する下りは、大空直美の演技が効いていた。桐葉は基本的に上から目線のキャラクターなので、その立場が崩れた瞬間の声のトーンの微妙なズレが面白い。本編でも類似の場面はあるが、OVAという短い尺でそこだけを切り取って見せる構成が、かえって際立たせていた。

「エロ本会議」は正直笑った。タイトルからして逃げる気がないし、内容もその期待を真顔で展開する。三瓶由布子演じる一也が深刻な表情でとんでもない議題に巻き込まれていく様子が、シリーズ全体を通じた「この主人公は基本的に損をする」というテーマを6分程度に圧縮再現していて、奇妙な完成度があった。2回目で見るとその構成の律儀さに気づく。

読んで見たくなったら——『つぐもも OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • つぐもも本編(TVシリーズ)を最後まで見ていて、桐葉・くくり・すなおの関係性が好きな人
  • エロコメOVAというジャンルに「そういうもの」として割り切って向き合える人
  • 短編アニメ特有のテンポ感が好きな人
  • 原作漫画24巻を手元に置いてセットで楽しみたい人

合わない人

  • 本編未視聴で単体視聴しようとしている人(登場人物の関係が全くわからず成立しない)
  • 本編のアクション・シリアス要素を期待している人(このOVAにほぼない)
  • 過度なサービスシーンが苦手な人
  • OVAでも起承転結のあるストーリー展開を求める人

次に見るなら

つぐもも(TVシリーズ1期・2期)——OVAを先に見た人はまずこちらから。付喪神と主人公の関係性、コメディとアクションのバランスはTVシリーズの方がずっと丁寧に描かれている。OVAは本編の文脈がないとほぼ機能しないため、視聴順は必ずこちらが先になる。

異種族レビュアーズ——制作の方向性として近い位置にある。テレビ放送でも各局の判断が分かれたタイプの作品で、エロスをジャンル的なギミックとして真剣に扱っている点がつぐもも OVAと似ている。コメディとして見ても完成度が高く、割り切れる人には純粋に面白い。

キスシス OVA——TVシリーズでは踏み込めなかった内容をOVA形式で補完するという構造が共通している。本編既視聴者向け・単体では成立しないという前提も同じで、つぐもも OVAのフォーマットに乗れた人なら違和感なく入れる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『つぐもも OVA』はdアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入しているプラットフォームからすぐにアクセスできます。原作ファンはもちろん、本編を観終えた方がコメディ寄りの番外編として楽しむのにも適した作品です。

よくある質問

Q. つぐもも OVAはどこで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオで視聴できます。各サービスの加入状況に合わせて選んでください。
Q. 本編を見ていなくてもOVAは楽しめますか?
A. キャラクターの背景を知っているほうがより楽しめますが、各話独立の短編形式なので、本編未視聴でもコメディとして気軽に楽しめます。
Q. 全何話・何分ですか?
A. 全6エピソード収録のOVAです。各話は短編形式となっており、まとめて一気見しやすいボリューム感です。
Q. このOVAはいつ発売されたものですか?
A. 2020年に発売された原作漫画24巻の特装版に同梱されたOVAです。通常版には付属していないため、入手方法には注意が必要です。

まとめ

『つぐもも OVA』はdアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに加入しているプラットフォームからすぐにアクセスできます。原作ファンはもちろん、本編を観終えた方がコメディ寄りの番外編として楽しむのにも適した作品です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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