女子高生の無駄づかい

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2019女子高生の無駄づかい

女子高生の無駄づかい

★ 3.7 / 5.0コメディ日常系
放送年2019年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Passione

田中望は特に優秀ではないが、高校で彼氏を作ることだけが目標だった彼女は、女子校に入学したことが失敗だと気付かなかった。そこで彼女は、クラスメートに他の女の子から男の子を紹介してもらう計画を立てる。しかし彼女の「賢い」案である、ネガティブな特徴に基づいてあだ名を付けるというアイデアは、思わぬ結果をもたらしてしまう。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

女子高に通う田中望は、特に取り柄のない普通の女子高生。彼女が高校生活に掲げた目標はただひとつ、「彼氏を作ること」でした。しかし入学した先が女子校だったことにも気づかぬまま、個性豊かなクラスメイトたちと騒がしくも平和な毎日を送っていきます。バカ、ロボ、ヲタ、ヤマイ――それぞれのあだ名で呼び合う少女たちが全力を注ぐのは、中身のない会話としょうもない悩み。どこか懐かしくて笑える”無駄”な青春を、抜群のテンポで描いた脱力系日常コメディです。

みどころ・魅力

① あだ名で呼び合う強烈な個性のキャラたち

主人公の「バカ」こと田中望をはじめ、無表情の天才「ロボ」、オタク全開の「ヲタ」、中二病をこじらせた「ヤマイ」など、あだ名そのものがキャラを物語る面々が勢ぞろい。誰が出てきても外さない布陣で、群像劇としての面白さが詰まっています。

② 全力で”無駄”に振り切ったギャグのテンポ

しょうもない話題にどこまでも本気で食らいつく彼女たちのやり取りは、テンポと勢いが命。一話の中に小ネタが惜しみなく詰め込まれ、くだらないのに笑ってしまう”無駄”の連続が、見ているこちらの肩の力を抜いてくれます。

③ 共感必至の”女子校あるある”な日常

恋愛、進路、友達付き合い――どれも真剣なはずなのに、なぜか斜め上に転がっていくのがこの作品の味。気取らない等身大の青春模様は、かつての学生時代を思い出させてくれる”あるある”の宝庫で、何度でも見返したくなる安心感があります。

キャスト・声優一覧

菊池茜
菊池茜
メイン
戸松遥
鷺宮しおり
鷺宮しおり
メイン
豊崎愛生
田中望
田中望
メイン
赤﨑千夏
佐渡正敬
佐渡正敬
サブ
興津和幸
一奏
一奏
サブ
高橋李依
九条琥珀
九条琥珀
サブ
上田麗奈
九条翡翠
九条翡翠
サブ
市道真央
山本美波
山本美波
サブ
富田美憂
百井咲久
百井咲久
サブ
長縄まりあ
染谷リリィ
染谷リリィ
サブ
佐藤聡美

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スタッフ

監督さんぺい聖
シリーズ構成横谷昌宏
キャラクターデザイン安田祥子
音楽菊谷知樹
美術監督斉藤隆博
音響監督明田川仁
OP豊崎愛生「輪!Moon!dass!cry!」
ED豊崎愛生「青春のリバーブ」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけ見て、てっきり毒のあるギャグなんだろうと身構えていた。女子校で彼氏を作るために友達へあだ名を付けて回る——字面だけ追えばわりと最低な話だ。ところが一話の途中で、その身構えはどこかへ消えていた。バカが大真面目に「賢い作戦」を立てては盛大に滑る、その熱量だけがやけに澄んでいて、気づくと笑っている。最初は流し見のつもりだったのに、二周目では出来事より各キャラの距離感ばかり目で追っていた。三十代も後半になって、女子高生の無駄な時間にここまで持っていかれるとは思っていなかった。

全力で無駄をやれた時間だけが、あとから戻れなくなる

この作品を「頭の悪い女子高生が騒ぐだけのギャグ」と片付けるのは簡単だ。実際そう見える回もある。けれど何周かするうちに、自分が笑っていたのは出来事そのものより、彼女たちが無駄なことに一切妥協していない、その姿勢のほうだと気づいた。

バカの彼氏作り計画は毎回崩壊する。ヲタは誰にも頼まれていない妄想を全力で展開し、ロボは無表情のまま脈絡のない理屈をこねる。どれも一円の得にもならない。でも彼女たちは本気だ。本気で無駄をやっている。それが妙に眩しい。

大人になると、時間に値札がつく。あの一時間で何が得られたか、と勘定し始める。無駄づかいの彼女たちには、まだその癖がない。放課後にどうでもいい話を延々と続けられる、その残高の多さこそが青春の正体なんじゃないか——と、画面のこちら側で勝手にしんみりしてしまう。

面白いのは、作品自体が一度もそれを「尊い」と説教しないことだ。あくまでバカ騒ぎとして描き切る。だからこそ、ふとした回の終わりにだけ切なさが滲む。無駄を全力でやれる時間には、ちゃんと期限がある。彼女たちはそれを知らないまま走っていて、知っている側の自分だけが少し泣きそうになる。日常コメディの皮をかぶった、時間の話だと思っている。

特に刺さったシーン

いちばん持っていかれたのはヲタだ。菊池茜——本人いわく自重しているオタク——が、自重ゼロの早口で妄想を垂れ流す瞬間。戸松遥の声がここで本領を出す。普段のトーンからギアが二段くらい跳ね上がって、語尾が嬉しさで潰れていく感じが生々しい。あの早口を聞くたび、こちらの脳内にも同じ回路があることを白状させられる。好きなものを語るときの、みっともなくも止まらないあの感じ。それを声だけで成立させているのが見事だ。

もう一人はロボ、鷺宮しおり。豊崎愛生があの無表情を、無表情のまま温度だけわずかに動かして演じる。淡々とした声の底にうっすら可笑しみが沈んでいて、何でもないセリフの語尾でつい吹き出す。序盤の、まるで観察日記のように友達を分析する場面では、本人は大真面目なのに画面外の自分だけが笑っている——あの一方通行の温度差がたまらない。二周目でやっと、彼女のボケが全部一定のリズムで打たれていることに気づいた。

読んで見たくなったら——『女子高生の無駄づかい』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 日常系の中でも、テンション高めで無軌道なギャグが好きな人
  • 放課後の、何も起きない時間そのものが愛おしいと感じる人
  • 好きなものをつい早口で語ってしまう自覚のあるオタク

合わない人

  • 明確な物語のゴールや起承転結がないと乗れない人
  • 下ネタ寄り・自虐寄りのノリが少し苦手な人
  • キャラがあだ名で進む群像劇で、誰が誰だか覚えるのが辛い人

次に見るなら

日常——無軌道なテンションと不意打ちの間(ま)にやられたなら。スケールの大きいバカバカしさはこちらが一枚上で、笑いの瞬発力で殴ってくる。

あずまんが大王——女子校の、何でもない時間の積み重ねがじわじわ効いたなら、その原典にあたる一本。穏やかだが油断していると刺してくる。

らき☆すた——ヲタのオタクトークにニヤニヤしたなら、こちらの会話の密度も合うはず。中身ゼロの雑談を延々聞いていられる人向け。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『女子高生の無駄づかい』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。アニメ見放題に強いdアニメストアやDMM TVに加え、幅広い作品を扱うU-NEXTやHuluでも配信されているため、ふだん使っているサービスに合わせて選べます。気になった方は、加入中のサービスでまずチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 女子高生の無駄づかいはどこで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで配信されています。いずれも見放題対象で視聴できるため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめます。
Q. どんなジャンルのアニメですか?
A. 2019年放送のTVアニメで、ジャンルはコメディ・日常系です。女子校に通う個性的な少女たちのくだらなくも全力な日常を、テンポよく描いた脱力系のギャグ作品となっています。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. 一話完結に近いテンポの良い構成なので、予備知識がなくても気軽に楽しめます。あだ名で呼び合うキャラクターたちの関係性も、見ているうちに自然と分かってくる作りになっています。
Q. どんな人におすすめですか?
A. 肩の力を抜いて笑える日常系コメディが好きな方や、個性的なキャラクターのかけ合いを楽しみたい方におすすめです。学生時代を思い出させる”あるある”な空気感に、ゆるく癒やされたいときにもぴったりです。

まとめ

『女子高生の無駄づかい』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。アニメ見放題に強いdアニメストアやDMM TVに加え、幅広い作品を扱うU-NEXTやHuluでも配信されているため、ふだん使っているサービスに合わせて選べます。気になった方は、加入中のサービスでまずチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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