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2011

神様ドォルズ
★ 3.3 / 5.0アクション超自然
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Brain’s Base |
京平は過去から逃れるため東京に移住していたが、旧友の柴との合コンで一夜を過ごす。翌朝、エレベーターで血まみれの遺体を発見。妹のウタオと神様ドールから、昔の友人・アキと彼のドールが犯人だと告げられる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
過去を断ち切るため故郷を離れ、東京で大学生活を送る久々戸京平。旧友・柴に誘われた合コンの翌朝、彼は自宅マンションのエレベーターで血まみれの遺体に遭遇します。そこへ現れたのは、故郷から京平を追ってきた妹のウタオと、彼女が操る人形「神様(カカシ)」でした。事件の犯人は、かつての友人・アキと彼の操る神様だというのです。一度は捨てたはずの「火群(ほむら)の郷」の因縁が、東京での日常へと侵食していきます。郷に伝わる神様を巡り、京平は再び故郷の宿命と向き合うことになります。みどころ・魅力
① 都会に持ち込まれる「神様(カカシ)」バトル
郷に伝わる操り人形「神様」が、現代の東京を舞台に激突します。土偶のような独特の造形を持つ神様たちが繰り広げる超自然的なアクションは本作の核。神様を操る「掻巫(かんなぎ)」と人形の関係性が、戦いに緊張感を与えています。② 京平が背負う過去と故郷の因縁
なぜ京平は故郷を離れたのか。神様を巡る郷のしきたりや、旧友アキとの確執が物語の進行とともに少しずつ明かされていきます。逃げ出した過去が現在に追いついてくる構成が、サスペンスとしての引きを生み出しています。③ 妹ウタオと個性豊かな登場人物たち
兄を慕いながら神様「久姫」を操るウタオをはじめ、京平を取り巻く人々が物語に厚みを加えます。日常パートとシリアスな郷の事情が交錯し、キャラクターそれぞれの思惑が絡み合っていく群像劇としても楽しめます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 岸誠二 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上江洲誠 |
| キャラクターデザイン | 森田和明 |
| 音楽 | 西田マサラ、石川智晶 |
| 音響監督 | 高寺たけし、岸誠二 |
| OP | 石川智晶「不完全燃焼」 |
| ED | 石川智晶「スイッチが入ったら」 |
| ED | 石川智晶「夏の庭」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
たしか怖い系だったよな、くらいの記憶で見返した。タイトルの妙な可愛さと中身の温度差だけ覚えていて、肝心の話はごっそり抜け落ちていた。で、序盤のエレベーターのくだりで「ああ、こういうトーンだったわ」と一気に思い出す。1回目はとにかく設定を追うので精一杯で、人形だの清神だのを飲み込むだけで終わった。2回目に見ると、これは怪異モノというより、田舎から逃げてきた男の話なんだと分かってくる。大きな頭の人形が淡々と人を斬る、その落差で殴ってくるアニメだ。覚えていなかったのも無理はないが、思い出したら思ったよりずっと根が暗い。上京しても、故郷からは逃げきれないという話
主人公の匡平は故郷を捨てて東京に出てきた。よくある上京モノの導入に見えるが、この作品が本当に描いているのは「逃げてきたはずの過去は、住む場所を変えたくらいで切れない」という、身も蓋もない事実のほうだ。彼は合コンの翌朝にいきなり血まみれの現実に引き戻される。妹のウタオと人形が東京まで追いかけてきて、旧友の阿幾が絡んでいると告げられる。この「追いかけてくる」感じが全編を貫いている。 匡平にとって人形=かかしは、力であると同時に呪いだ。生まれた家、継いだ血、村のしきたり——本人が望もうが望むまいが背負わされる。都会のワンルームで普通の学生をやろうとしても、田舎の業がドアを開けて入ってくる。可愛い見た目の人形が、家ごとに受け継がれた暴力装置だという設定がそのまま比喩になっている。外側だけ無害そうに整えても、中身は変わらない。 だから私はこれを、超自然アクションの皮をかぶった「逃げた人間の物語」として見ている。過去と向き合うのか、また逃げるのか。匡平がどっちつかずのまま巻き込まれていく序盤の頼りなさが、むしろリアルだった。ヒーローになりきれない主人公が、それでも妹を放っておけずに踏みとどまる。その不格好さが、この作品のいちばん人間くさいところだと思う。特に刺さったシーン
やはり序盤のエレベーターの一件だ。日常の延長線上に、何の前触れもなく血の匂いが差し込まれる。あの「昨日まで合コンだったのに」という温度差が、この作品の入口として効いている。匡平を演じる岡本信彦の、戸惑いと諦めがにじむ芝居がいい。声を張るより、巻き込まれて息を呑む芝居でキャラを立てている。 人形を操るウタオと、その傍らで普通の高校生をやろうとする匡平のちぐはぐさも好きだ。日向まひる役の花澤香菜が、明るさで場の空気を一段やわらげてくれるので、暗い設定の中で呼吸ができる。対して空張久羽子の沢城みゆきは、底の見えない含みで一気に画面を緊張させる。史場日々乃の茅野愛衣のやわらかさ、阿幾を演じる木村良平の危うさ。役者の声色だけで、この村の人間関係の歪さが立ち上がってくる。終盤に近づくほど、可愛い人形と生々しい暴力の落差で背筋が冷えた。読んで見たくなったら——『神様ドォルズ』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 田舎の因習・家の業を扱った、じめっとした話が好きな人
- 可愛い意匠と容赦ない暴力のギャップでゾクッとしたい人
- 完璧なヒーローより、巻き込まれて足掻く不器用な主人公に肩入れできる人
- 設定を自分で噛み砕いて世界観に潜るのが楽しい人
合わない人
- 序盤で固有名詞や設定が一気に来るのが苦手な人
- すっきりした勧善懲悪・気持ちのいいカタルシスを求める人
- 大きな頭の人形デザインがどうしても乗れない人
- 話が一本道で綺麗に畳まれないと落ち着かない人
次に見るなら
血筋や一族に縛られた者たちの超自然バトルという軸なら、喰霊-零-が近い。退魔の家系に生まれた者の業と裏切りを、容赦のない暗さで描いていて、神様ドォルズの後味が好きならまず刺さる。家に受け継がれた力と向き合う話が好きなら、東京レイヴンズもいい。陰陽師の血と当主の重圧を背負う主人公の不器用さが匡平と重なる。田舎の閉じた共同体に潜む怖さそのものを味わいたいなら、屍鬼を勧めたい。可愛さは無いが、逃げ場のない村のじっとりした空気が同じ匂いをしている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『神様ドォルズ』は、U-NEXTで視聴することができます。故郷の因縁と都会での日常が交錯する超自然アクションを、第1話からまとめて楽しめます。気になった方はU-NEXTでチェックしてみてください。
