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彼女、お借りします コラボミニアニメーション
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | AQUA ARIS |
「彼女、お借りします」のオープニングとエンディング主題歌を担当する音楽アーティストとのコラボレーション短編アニメ。halcaとthe peggiesが参加し、それぞれのアーティストとの特別なコラボレーション映像を収録している。
作品概要・あらすじ
あらすじ
テレビアニメ「彼女、お借りします」の主題歌を担当した音楽アーティストとのスペシャルコラボレーション短編アニメーション。オープニング主題歌を歌うhalcaと、エンディング主題歌を担当するthe peggiesの2組が参加し、それぞれのアーティストとのコラボレーション映像が個別に収録されている。本編に登場するキャラクターたちがアーティストの楽曲世界観と融合した、通常の本編とは一味違う特別な映像コンテンツだ。主題歌ファンにとっても、アニメファンにとっても、お気に入りのキャラクターと音楽がひとつにつながる体験ができる作品となっている。
みどころ・魅力
① 主題歌アーティストが本編世界に溶け込むコラボ映像
halcaとthe peggiesという実在のアーティストが「彼女、お借りします」のアニメキャラクターと融合したコラボ映像は、このミニアニメでしか見られない特別なコンテンツ。アニメとリアルアーティストの世界観が交差する映像表現は、通常の本編にはない新鮮な魅力がある。
② halcaとthe peggiesそれぞれの個性が光る2種の映像
ポップなhalcaの映像と、バンドサウンドが持ち味のthe peggiesの映像では、それぞれのアーティストカラーが際立つ異なる雰囲気を楽しめる。同じ作品のキャラクターを使いながらまったく異なる世界観が展開される点も、2本を比較しながら見る面白さにつながっている。
③ 本編との相乗効果で主題歌への愛着がさらに深まる
本編を視聴した後にこのミニアニメを見ると、流れていた主題歌に込められた世界観をより深く感じられる。アニメを楽しんだ後のアフターコンテンツとして、あるいは主題歌をきっかけに作品に興味を持ったファンの入り口としても機能する短編だ。
キャスト・声優一覧




感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、本編のほうはちゃんと追えていない。「彼女、お借りします」というタイトルは当然知っているし、2020年のレンタル彼女ブームの中心にいた作品だということも分かっている。ただどういうわけか、本筋よりも先にこのコラボミニアニメにたどり着いた。halcaとthe peggiesが主題歌を担当していて、それぞれとのコラボ映像が収録されているというやつだ。
最初は「主題歌アーティストとのタイアップ映像なんて、どうせ販促素材でしょ」という気持ちで再生した。その感触は半分当たっていたし、半分は外れていた。本編を見ていないせいでキャラクターへの感情移入はゼロの状態から始まったのに、雰囲気の作り方がうまくて、気づいたら最後まで見ていた。コメディジャンルのONAとしては、このフォーマットの収まりがいい。
「アーティストとキャラクターが同じ空気を吸っている」ように見せる技術の話
コラボアニメというジャンルは、基本的に難しい。アーティストとキャラクターを同じ画面に並べようとすると、どちらかが「お客さん」になる。アーティスト側が主役になれば「これ本当にアニメのコラボ必要だったか?」となるし、キャラクター側に引っ張られればアーティストが背景に溶けてしまう。その綱引きをどう解決するか、というのがこういう短編の核心になる。
このミニアニメが選んだのは、「世界観を共有しながら、それぞれが主役の空間を別に持つ」という設計だ。halcaとthe peggiesという、音楽的な方向性がかなり違う2組が同じ作品に参加しているのに、それぞれの映像が独立した雰囲気を持っている。コメディジャンルとしての軽さと、音楽映像としての情緒が同居している。
一ノ瀬ちづる役の雨宮天の演技は、このバランスを支える重要な要素になっている。本編を知らない状態で見ても「このキャラクターはこういう人なんだ」という輪郭がすっと入ってくる。セリフや演技のトーンで、ちづるという人物の立ち位置を短い尺の中で伝えている。155本の出演作がある声優の、フォーマット適応力の高さがここに出ている気がした。
コラボアニメをつまらなくする最大の要因は「どちらかが本番でどちらかがおまけ」という構造が透けて見えることだが、この作品はその透け方が最小限に抑えられている。それだけで、同ジャンルの水準からは一段上にいる。
特に刺さったシーン
the peggiesとのコラボパートで、音楽と映像のテンポが一致した瞬間がある。コメディ寄りの絵面なのに、楽曲の疾走感と組み合わさると妙な高揚感が生まれる。バンドサウンドとレンタル彼女というシチュエーションの落差を、編集のリズムで乗り越えてしまっている。
雨宮天のちづるは、コメディシーンでの微妙な抜け感がいい。大げさに崩れるのではなく、ちょっとだけ力が抜けた瞬間の演技。「この人はプロとしての顔と素の顔の切り替えがある」というキャラクターの設定を、声の色の変わり方だけで表現していて、初見でも「あ、このキャラ面白い人だ」と思わせる。本編に誘導するための映像として機能している以上、これは正解の演技だと思う。
halcaパートは全体に柔らかいトーンで、楽曲の雰囲気に寄り添った映像になっている。コメディとポップスの中間地点をうまく見つけていて、短い尺の中で完結している気持ちよさがある。
読んで見たくなったら——『彼女、お借りします コラボミニアニメーション』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- halcaまたはthe peggiesのファンで、彼女お借りします本編も好きな人
- 本編を見る前に雰囲気だけ確認したい人(入口として機能する)
- 5分以内で終わるONAを隙間時間に消化したい人
- アニメの主題歌とキャラクターの関係性に関心がある人
合わない人
- 本編のストーリーを期待して再生すると完全に肩透かしを食らう
- コラボ映像の販促感をそもそも受け付けない人
- 本編未視聴でキャラクターに感情移入したい人(尺が短すぎて難しい)
次に見るなら
当然だが彼女、お借りします本編を見てほしい。このコラボミニアニメを入口にするのはかなり変なルートだが、ちづるというキャラクターへの興味は確実に湧く。雨宮天の演技と、この作品がコメディとして持っているテンポ感は本編でも生きている。
音楽アーティストとアニメのコラボという文脈ではCAROLE & TUESDAYも面白い。こちらはコラボではなく音楽がテーマのオリジナルアニメだが、実在するアーティストと架空のキャラクターが同じ世界に存在するような演出設計が独特で、「音楽とアニメの境界線」に興味がある人にはより深く刺さる。
短編ONAとしての完成度という点では宇崎ちゃんは遊びたい! ショートアニメも参考になる。本編と切り離された短い尺でキャラクターの魅力をどう見せるか、という問いへの別解として比較してみると発見がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「彼女、お借りします コラボミニアニメーション」は、dアニメストア・Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の主要な配信サービスで視聴できます。本編アニメと同じサービスで配信されているため、本編と合わせてすぐに視聴できます。主題歌ファンの方はもちろん、本編を見終えた後の特典映像感覚でぜひチェックしてみてください。