この男子, 石化に悩んでます.

※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

2014この男子, 石化に悩んでます.

この男子, 石化に悩んでます.

★ 3.0 / 5.0ファンタジーラブコメ
放送年2014年
フォーマットOVA
話数1話
原作オリジナル
制作CoMix Wave

高校生・万里歩は、ストレスを受けると石化する病気を患っている。クラスに馴染めず留年後、「キラキラした青春」を送ることを決意。髪型や服装を変えておしゃれにし、流行を常にチェックして情報に敏感になろうとする。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

高校生の万里歩は、強いストレスを受けると体が石化してしまうという奇病を抱えている。クラスに馴染めず留年を経験した彼は、ある日「キラキラした青春」を送ることを決意。髪型や服装をおしゃれに一新し、流行を常にチェックして情報に敏感な人間になろうと奮闘する。そんな彼の前に現れた存在が、彼の石化体質と青春への葛藤にどう関わっていくのか。全1話のOVA作品。

みどころ・魅力

① 「石化」という個性的な設定が生む笑いと共感

ストレスで石化するという突飛な設定でありながら、「うまく馴染めない」「青春をやり直したい」という感情は誰もが覚えのあるもの。笑いを交えながらも、主人公の不器用な自意識をリアルに描いており、ファンタジーと共感が絶妙に混ざり合っています。

② 短編ならではのテンポの良さとまとまりの良さ

全1話という短さを逆手に取り、余分な展開を削ぎ落としたコンパクトな構成が特徴です。テンポよくキャラクターの関係性と感情が描かれ、最後まで飽きずに楽しめます。短時間で完結するため、アニメをあまり見慣れていない方にも試しやすい作品です。

③ 独特のビジュアルスタイルとBL要素

柔らかくシンプルなアニメーションで描かれるキャラクター同士の関係性に、BL(ボーイズラブ)的な雰囲気が漂います。過度に濃くなりすぎない絶妙なバランスで、ライトなラブコメとして幅広い層が楽しめる内容になっています。

🎁 キャラクターグッズをお探しなら METALBOX

スタッフ

監督山本蒼美
ED蒼井翔太「glitter wish」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「石化に悩んでます」というタイトルだけで手を伸ばした。何の病気なんだそれは、という純粋な疑問。同じ清水あい原作の「この男子」シリーズ(魔法・人魚ときて今度は石化)を一通り追うなかで見た作品なので、ある程度シリーズの空気感はわかった上で再生ボタンを押した。最初は「またシュールなラブコメか」と軽く流していたが、2回目に見たとき、主人公・万里歩が石化するタイミングに妙なリアリティがあることに気がついた。恥ずかしいとか、怖いとか、そういうときじゃなく、「自分を偽っているときに限って固まる」という構造になっている。これはちゃんと読む必要があると思い直した作品だ。

「キラキラした青春」を演じようとした瞬間に、石になる

この作品が描いているのは、社交不安とかコミュ障とかいうありきたりな話ではなく、「外面を変えることで内側まで変わろうとした人間の末路」だと思っている。万里歩は留年という事実をリセットするように、髪を変えて服を変えてトレンドを追う。やることは間違っていない。実際、外見を整えることで人間関係が変わるのは事実だし、それ自体は否定されていない。問題は、その「キラキラした自分」を演じようとしたまさにそのとき、石化が起きることだ。

石化という現象を「ストレス反応」と設定しているのが巧い。ストレスの原因が「自分らしくない振る舞い」であるなら、石化は身体が正直に出す答えということになる。万里歩が求めている青春の形は、自分の本音とどこかズレていて、そのズレを身体が許さない。髪型を変えるより先に「なんでキラキラしたいのか」を解決しないといけない——そういうことを、セリフではなく石化という現象で見せている。

ただ、OVA1本という尺の制約で、この問いに対する答えは最後まで出ない。謎のまま終わった、という感想は正直なところで、「解決編がある前提で作られた序章」の質感が強い。シリーズの他タイトル(魔法・人魚)も似た構造だが、石化篇は特に「続きがあったらもっと面白かった」という惜しさが残る。配信もないし、DVDを探すしかない現状を考えると、このテーマにたどり着けるかどうかは視聴者の執念次第になってしまっている。

特に刺さったシーン

クラスに馴染もうと張り切った万里歩が、ちょっとしたきっかけで固まりかける場面がある。「ちゃんとやれてる」と思っていた自分が、一瞬で崩れる瞬間。あそこで思わず笑ってしまったのだが、笑ったあとに妙な後味が残った。笑えるのは他人事として見ているからで、でも経験としては全然笑えない話だ、という。声優の演技がわざとらしくなく、リアクションをあえて小さめに抑えているのがよかった。石化ものというシュールな設定にありがちな「オーバーリアクションで笑わせにいく」構造を外してきた部分に、原作者と制作側の誠実さを感じた。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 高校時代に「キャラを作って乗り切ろうとした」経験がある人
  • 「この男子」シリーズを魔法・人魚と続けて見てきたコアファン
  • 短編OVAの「序章で終わる」質感に慣れていて許容できる人
  • 設定の突拍子のなさより、キャラクターの内側を読むのが好きな人

合わない人

  • 話の決着・ちゃんとした結末を求める人(終わらない)
  • 配信で手軽に見たい人(全サービス未配信、DVD購入のみ)
  • ファンタジー設定に見合ったアクションや世界観の広がりを期待する人
  • 「この男子」シリーズ未見で、いきなりこの作品から入ろうとしている人

次に見るなら

同じ清水あい原作のこの男子、魔法が使えます。は、「異能を持つ男子と距離を縮めるラブコメ」という構造が近く、こちらのほうが完成度という意味では一歩上。石化篇で「もう少し続きが見たかった」と思ったなら、まずここから入るほうが満足度は高い。

僕は友達が少ないは、「クラスに馴染もうとして空回る高校生」という感触が近い。異能設定はないが、自分のキャラと周囲のズレをネタにしながら、なぜかちゃんと刺さる、という構造が似ている。

もう少し甘め・オーソドックスなラブコメに移りたいなら純情ロマンチカよりましろのおとが意外と近い体験を持っていて、「下手に自分を変えようとしたらうまくいかなかった人間の話」というテーマ軸で見ると繋がる部分がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『この男子、石化に悩んでます。』は現在、定額制の配信サービスでの配信は確認されていません。視聴にはDVDや販売コンテンツの購入・レンタルをご検討ください。全1話と非常に短い作品ですので、気軽に視聴できるタイミングを見つけてチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『この男子、石化に悩んでます。』は何話ありますか?
A. 全1話のOVA作品です。1話で完結しており、短時間でサクッと視聴できます。同シリーズには「この男子、魔法使いだと思う。」など別タイトルのOVAも存在します。
Q. BL(ボーイズラブ)要素はどの程度ありますか?
A. 明確なBL描写というよりは、男性キャラクター間の関係性にほのかなBL的雰囲気がある作品です。直接的な表現は少なく、ライトなラブコメとして楽しめる内容です。
Q. NetflixやAmazonプライムで視聴できますか?
A. 現時点では主要な配信サービスでの配信は確認されていません。DVDの購入やレンタルサービスをご利用ください。配信状況は変わることがあるため、各サービスで最新情報をご確認ください。
Q. 原作はありますか?
A. 本作はオリジナルアニメーション作品です。同シリーズは「この男子」シリーズとして複数タイトルがリリースされており、それぞれ独立したストーリーとなっています。

まとめ

『この男子、石化に悩んでます。』は現在、定額制の配信サービスでの配信は確認されていません。視聴にはDVDや販売コンテンツの購入・レンタルをご検討ください。全1話と非常に短い作品ですので、気軽に視聴できるタイミングを見つけてチェックしてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

目次