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舞-HiME
| 放送年 | 2005年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 27話 |
| 原作 | オリジナル |
各エピソード後に放送される短編集。このエントリには、「舞-HiME」と「舞-乙HiME」が対比される「萌え?最大の戦い!」というエピソードも含まれている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
TVアニメ『舞-HiME』の各エピソード後に放送された短編スペシャル集。本編の緊張感あるストーリーとは一線を画し、コメディテイストで描かれるキャラクターたちの日常や珍騒動が楽しめる。また、続編作品『舞-乙HiME』のキャラクターたちと本作のキャラクターを対比させた特別エピソード「萌え?最大の戦い!」も収録。本編ファン必見の番外編コンテンツとなっている。みどころ・魅力
① 本編とのギャップが笑いを生む脱力系ショートコメディ
シリアスなドラマが続く本編の直後に放送されたという背景もあり、キャラクターたちが普段とはまるで異なる等身大の姿で登場。その落差そのものがギャグとして機能しており、本編を視聴済みのファンほど深く楽しめる構成になっている。② 『舞-乙HiME』との夢のクロスオーバーエピソード
「萌え?最大の戦い!」では、パラレルワールド的な関係にある両作品のキャラクターたちが同一画面に集結。どちらのシリーズにも愛着があるファンにとっては、キャラクター同士の絡みを見られる貴重なエピソードとなっている。③ 短編ならではのキャラクター深掘りと意外な一面
各エピソードは短い尺ながらも、本編では描ききれなかったキャラクターのコミカルな一面や関係性にフォーカス。お気に入りキャラクターの新たな魅力を発見できるファンサービス色の強い内容になっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| キャラクターデザイン | 久行宏和 |
|---|
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——名前だけ知ってた作品のSPを、なぜか先に見た話
「舞-HiME」という名前は、オタクとして長く生きていれば自然に耳に入ってくる。2004年の作品で、当時かなり話題になったらしい。ただ正直に言うと、ちゃんと本編を通して見たことはない。断片的に知っている、という状態のまま何年も経った。
そのSP版に先に触れたのは、ある種の事故みたいなものだ。配信で見つけて、「短編集なら入りやすいかも」という雑な判断で再生したら、これがいい意味で困惑した。本編を知っている前提でガンガン進んでいく。笑いのテンポが速くて、ついていくのに必死になりながら、それでも面白かった。本編未視聴のくせに笑ってしまう箇所があるあたり、作り手の引きが強い。
「俺たちの作品はどっちが萌える」という、真剣なふざけ方
このSP集のなかに「萌え?最大の戦い!」というエピソードがあって、要するに「舞-HiME」と「舞-乙HiME」のどちらが萌えるかをキャラクターたちが真剣に討論する、という内容だ。自分たちが出演している作品同士を自分たちが比べる、というメタ構造のコメディ。
このタイプのネタは、やり方を間違えると内輪ノリの最悪なやつになる。ところがこのSPは、そうならない。なぜかというと、キャラクターたちが「自分の作品を推す」という行為に対して、本気で怒ったり本気で照れたりするからだ。コメディのふりをして、キャラクターの芯にある感情がちゃんと出てくる。
TV本編でそれぞれのキャラクターが抱えていたもの——守るものへの執着、仲間への複雑な感情——がSPのギャグのなかにも微妙に残っている。だから本編視聴済みの人が見ると、笑いながらちょっとだけ胸に来るものがあるはずだ。単なるオマケ映像にそれをねじ込んでくるのは、スタッフもキャスト陣も本編の空気を最後まで引き継いでいたということだと思う。
短編コメディとしての完成度もある。テンポが速い、台詞が立っている、声優陣の演技が本編モードとギャグモードをきちんと切り替えてくる。「これはオマケです」という手抜きが一切ない。本編への愛着が強いスタッフが作った余白、という印象を受けた。
特に刺さったシーン
「萌え?最大の戦い!」の討論シーンで、中原麻衣さん演じる鴇羽舞衣がキャラクターとして「うちの作品のほうが!」と言い張る流れがある。本編の舞衣は重たい役どころが多いはずなのに、SPでのコメディトーンでもちゃんと「この子らしい」体温がある。テンションが変わっても人格がブレない、というのは声優の技術としてわかりやすく出る部分で、そこを聞いているのが楽しかった。
能登麻美子さん演じる菊川雪之は、本編では落ち着いた立ち位置だったはずが、SPでは少しだけ地が出るような瞬間がある。能登さんの声はどんなトーンでも芯が通っているので、ギャグシーンでもキャラクターの重心が揺れない。そのぶん笑いの切れが増す、というのが面白い。
ゆかなさん演じる姫野二三の、ちょっと上から目線な台詞回しも印象に残った。本編未視聴でもキャラクターの立ち位置がSPの会話だけで伝わってくる。短い尺でキャラを成立させる、という作業をキャスト側がしっかりやっている。
読んで見たくなったら——『舞-HiME』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 舞-HiME本編を見ていて、キャラクターへの愛着がある人
- 自分の好きな作品がコメディ調でセルフパロディをやっているのを見たい人
- 声優の「本編モードとギャグモードの差」を楽しむタイプ
- 本編が重かった分、キャラたちの楽しそうな姿でちょっと回復したい人
合わない人
- 本編を見ていない人(前提知識なしだと笑いのコンテキストがほぼ成立しない)
- コメディ短編よりシリアスな本編の延長線上の話が見たかった人
- 「乙HiMEとの比較」という構造自体に乗り気になれない人
次に見るなら
まず何より舞-HiME本編。SPを先に見てしまった人は、本編を通してから再度SPに戻ると笑いの解像度が上がる。ギャグの元ネタが全部わかった状態で見ると、別の作品として機能する。
メタなキャラクターコメディという軸ならこのすば(この素晴らしい世界に祝福を!)は近い感触がある。本来シリアスになりうる異世界設定を、キャラクター同士の掛け合いでひたすら崩していく構造が似ている。声優陣のテンション差の使い方も参考になる。
短編集・ギャグ路線という意味ではらき☆すたも相性がいい。日常コメディとして単体で機能しながら、オタク的なセルフ言及がさりげなく入ってくる感覚が、このSPの空気と近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『舞-HiME』SPは現在、dアニメストアおよびDMM TVにて配信中です。本編ファンなら見逃せない短編コメディ集を、両サービスのいずれかでお気軽にお楽しみいただけます。