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舞-乙HiME ZWEI
| 放送年 | 2006年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 4話 |
| 原作 | オリジナル |
『My-Otome』の1年後が舞台。アリカは一人前のオトメとなり、ナギはアリエス国の獄中にいる。各国は平和を保ち、オトメの数を制限するS.O.L.T.開催を計画する。地球を脅かす隕石破壊ミッションが、物語の始まりとなる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『舞-乙HiME』の1年後を舞台にした続編OVA。アリカは一人前のオトメとして成長し、各国は平和を維持していた。一方、オトメの数を管理するための大会「S.O.L.T.」の開催が計画されはじめる。そんな中、地球に接近する隕石の脅威が明らかになり、オトメたちは破壊ミッションへと挑むことに。かつての仲間たちが再び集結し、新たな物語が動き出す。
みどころ・魅力
① 1年後のアリカたちの成長した姿
テレビシリーズから1年が経過し、アリカをはじめとするキャラクターたちがどのように成長したかが描かれます。本編で見せた未熟さや迷いを乗り越えた姿は、シリーズのファンほど感慨深く映るはずです。キャラクターの変化を追う楽しみがあります。
② オトメたちの迫力あるアクションバトル
OVAならではの映像クオリティで描かれるオトメたちの戦闘シーンは見応え十分です。隕石破壊ミッションや各国のオトメが集う「S.O.L.T.」をめぐる展開の中で、多彩な能力と個性を持つキャラクターたちの激しいバトルが繰り広げられます。
③ テレビシリーズのその後を描く続編ストーリー
本作はテレビアニメ『舞-乙HiME』を視聴した人に向けた続編作品です。ナギの動向や各国の政治情勢など、本編後の世界がどう動いているかが描かれ、シリーズの世界観をより深く楽しめる内容となっています。本編視聴後に続けて観ることで満足度が高まります。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 小原正和 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉野弘幸 |
| キャラクターデザイン | 久行宏和 |
| 音楽 | 梶浦由記 |
| 音響監督 | 三間雅文 |
| ED | 小清水亜美「ビリーブ ~永遠の絆~」 |
| ED | 小清水亜美「storm」 |
| ED | ゆかな「笑顔の色は虹の色」 |
| ED | Mika Kikushi, Yukana, Mai Nakahara, Saeko Chiba, and Ai Shimizu「乙女はDO MY BESTでしょ? 2007ver.」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
舞HiMEはリアルタイムで追っていた。あの最終回の畳み方、あれを体験した身としては「続き」を作られると聞いて素直に喜べない気持ちもあった。My-OtomeがTVシリーズとして別軸の世界観になって、さらにそのOVA続編がZWEIというわけで、なんというか階層が深い。乗り遅れたまましばらく放置していて、後から「4話で完結してるなら見られるか」と軽い気持ちで手をつけた。
最初の印象は、思ったよりちゃんと「その後」をやっているということ。アリカが一人前のオトメになって、ナギは牢屋の中。あれだけかき回した張本人が収監されている絵面には、なんとも言えない感慨がある。2回目を見たとき気づいたのは、オープニング周辺の画面設計が意外と丁寧で、TVシリーズを見ていないと置いてけぼりになるよう確信犯的に作られているということ。OVAとしての割り切りが最初から徹底されている。
平和になった世界で、オトメはもう「必要」なのか
ZWEIの根っこにあるのは、戦いが終わった後の話だと思っている。TVシリーズ本編で世界がある種の決着を迎えた後、各国は平和を維持しているし、オトメの数を制限するS.O.L.T.という制度まで設けようとしている。これは単なる設定上の背景情報ではなく、この作品のテーマそのものに直結している。
戦士や守護者の存在意義は「守るべき危機があること」で成立する。オトメという制度が数を絞られ、管理されようとしているということは、平和な世界が「もうそんなに要らない」と言い始めているということだ。その中で隕石破壊ミッションという外的脅威が飛び込んでくる構成は、「必要とされる状況を人為的に与えてあげる」という物語的な親切心でもあるし、見方を変えれば「脅威がないと存在を証明できない」という皮肉でもある。
アリカが一人前になったことの重みも、この文脈で読むと変わってくる。彼女がオトメとして成長したのは、守りたいものがあったから。でも世界が安定してしまうと、その「守りたい」という動機の置き場所が曖昧になる。ゆかなが声を当てているマシロがどう立ち居振る舞うかという部分にも、同じ問いが反射している。統治する側の人間として、平和が続く世界でどうオトメと向き合うかという問題。
石田彰が演じるナギが獄中にいるという状況も象徴的だ。あれだけの存在感を持つキャラクターが、画面の外側に追いやられている。あの声でセリフを言われると、牢屋の中でも何か動いている感じがするのがずるい。収監されていることで逆に「まだ何かやりそうな余地」を保持し続けている、そういう配置の妙がある。
特に刺さったシーン
中盤、ニナの立場が揺れるあたりのシーンがきつかった。小清水亜美の演技は、感情を抑えながら声の端に滲み出るものを乗せてくるタイプで、静かな場面ほど効いてくる。怒鳴るわけでも泣き崩れるわけでもなく、ただそこにいるという佇まいで「この人は今ぎりぎりだ」と伝えてくる。そういう演技が好きなので、ニナ絡みの場面は巻き戻して2回見た。
田村ゆかりのミドリは、出てくるたびに場の空気が変わる。重くなりすぎた展開を、台詞のリズムひとつで軽くする役割を担っていて、でも軽くしすぎない。あのバランスは田村ゆかりだから成立している部分が大きいと思う。
中原麻衣の舞衣は登場するだけで「あ、TVシリーズを見てた人間向けのサービスだ」とわかる配置で、それ自体が演出になっている。OVAというフォーマットの特権の使い方として正直だと感じた。
読んで見たくなったら——『舞-乙HiME ZWEI』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- My-Otome TVシリーズを最後まで見て、キャラクターの「その後」が気になっている人
- 石田彰・小清水亜美・田村ゆかりのファンで、演技目当てで短いOVAを消費したい人
- 変身・戦闘シーンの作画密度に価値を感じるタイプ
- TVシリーズの世界観補完として4話を割り切って見られる人
合わない人
- 舞HiMEかMy-OtomeのTVシリーズ未視聴で、ZWEIから入ろうとしている人(確実に迷子になる)
- OVAの「総集編寄り・ファンサービス多め」な構成が苦手な人
- 4話で完結した達成感より、TVシリーズ規模の盛り上がりを期待してしまう人
- ナギが画面外に追いやられていることへの不満が勝ってしまう人
次に見るなら
舞-乙HiME(My-Otome)——当然の話だが、ZWEIを見るならTVシリーズが前提になる。アリカとニナの関係性、マシロの立場、ナギが何をしてきた人物なのかが全部ここで描かれている。ZWEIを先に見てしまった人は、こちらを見直すとZWEIの解像度が変わる。
プリンセスチュチュ——魔法少女的な外見を持ちながら、「役割を与えられた存在が自分の意志とどう折り合うか」というテーマを真剣に掘り下げた作品。オトメという制度の中で動くキャラクターへの興味が、こちらでも別の形で刺激される。
革命機ヴァルヴレイヴ——「守護者の存在意義と代償」を別ベクトルで描いていて、戦闘の派手さとキャラクターの重なり合いが好きならはまりやすい。ZWEIの後口に合う苦味がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『舞-乙HiME ZWEI』は現在、dアニメストアおよびDMM TVで配信中です。どちらのサービスも対応作品が充実しており、テレビシリーズ本編と合わせてまとめて視聴できます。続編OVAをお探しの方は、ぜひこれらのサービスをご利用ください。
よくある質問
まとめ
『舞-乙HiME ZWEI』は現在、dアニメストアおよびDMM TVで配信中です。どちらのサービスも対応作品が充実しており、テレビシリーズ本編と合わせてまとめて視聴できます。続編OVAをお探しの方は、ぜひこれらのサービスをご利用ください。


