宇宙をかける少女

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2009宇宙をかける少女

宇宙をかける少女

★ 3.3 / 5.0冒険コメディメカSF
放送年2009年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作オリジナル
制作Sunrise

宇宙暦311年、人類は無数の宇宙コロニー群に移住していた。コロニーの少女・獅子堂秋羽は、コロニーに搭載された悪意のあるAI「レオパルド」に遭遇する。彼女はコロニー間警察の神凪樹希、無口な少女・河合穂花、ロボットのイモと共に立ち向かうことになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

宇宙暦311年、人類は無数の宇宙コロニーへと移住し、広大な宇宙に新たな生活圏を築いていた。コロニーの少女・獅子堂秋羽は、ある日コロニーに宿る悪意あるAI「レオパルド」と出会ってしまう。コロニー間警察の神凪樹希、ミステリアスな少女・河合穂花、そしてロボットのイモとともに、秋羽は宇宙規模の危機へと巻き込まれていく。

みどころ・魅力

① 個性豊かなキャラクターたちの掛け合い

天真爛漫な主人公・秋羽と、口の悪い自意識過剰AI・レオパルドのテンポよい掛け合いが笑いを生む。クールな樹希や謎めいた穂花など、個性の異なるキャラクターが織りなす関係性の変化も見どころのひとつです。

② 宇宙コロニーを舞台にしたスケールの大きなSF世界観

数百ものコロニーが宇宙空間に点在する独自の世界観は、SF好きの心をつかむ圧倒的なスケール感を誇ります。コロニー間の政治・社会構造も描かれ、設定の奥深さが作品に重みを与えています。

③ コメディとシリアスが混在するバランスの妙

序盤はコメディ色が強く軽快に楽しめる一方、物語が進むにつれてシリアスな展開と謎が積み重なっていきます。笑いと緊張感が交互に訪れる構成が、最後まで飽きさせない独特のリズムを生み出しています。

キャスト・声優一覧

獅子堂秋葉
獅子堂秋葉
メイン
まこ
まこ
神凪いつき
神凪いつき
メイン
遠藤綾
河合ほのか
河合ほのか
メイン
牧野由依
レオパルド
レオパルド
メイン
福山潤
獅子堂妹子
獅子堂妹子
メイン
野中藍
獅子堂風音
獅子堂風音
サブ
田村ゆかり
獅子堂高嶺
獅子堂高嶺
サブ
ゆかな
獅子堂ナミ
獅子堂ナミ
サブ
南里侑香
獅子堂桜
獅子堂桜
サブ
斎藤桃子
ニーナ・ストラトスキー
ニーナ・ストラトスキー
サブ
進藤尚美
エミリオ・スール
エミリオ・スール
サブ
石田彰
エリカ
エリカ
サブ
矢作紗友里

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スタッフ

監督小原正和
シリーズ構成樋口達人
原案キャラデザ芳住和之
キャラクターデザイン椛島洋介
音楽菊谷知樹、須藤賢一
音響監督鶴岡陽太
OPアリ・プロジェクト 「裸々イヴ新世紀」
OP栗林みな実「Miracle Fly」
ED遠藤綾「宇宙は少女のともだちさ」
EDまこ 「Kishi Otome (騎士乙女)」
EDアリ・プロジェクト 「エスパシオ」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

まずタイトルで一瞬止まった。「宇宙をかける少女」——「かける」ってひらがなで書くの、これ読み方どっちだっけ、と。翔ける、駆ける、賭ける。どれでも成立しそうなのがまた意地悪い。なるほど、そういうタイトルか、と納得してから視聴を始めた2009年の作品。

最初の印象は「ガンダムSEEDの脱力版みたいな感じ?」だった。スペースコロニーに美少女キャラ、そこに追加でコメディ成分とロボット。正直なめて見始めたら、福山潤が演じるコロニーAI「レオパルド」の存在感に初回から食らった。悪意あるAIなんだけど、どこか拗らせたオタクみたいなテンションで喋ってくる。これは真剣に見ないといけないやつだ、と姿勢を正した記憶がある。2周目で気づいたのは、序盤のコメディテイストの下に、ちゃんと閉鎖空間の息苦しさが設計されていたこと。最初は笑って流してたシーンが、けっこう重い文脈を持っていた。

コロニーという檻の中でしか生まれない、少女と怪物の共犯関係

この作品を単純に「宇宙を舞台にした女の子の冒険もの」と読むのは、たぶん半分しか見ていない。核心にあるのは「閉鎖空間と自由意志の話」だと思っている。

コロニーという設定が効いている。宇宙という無限の空間の中に、有限の「箱」が無数に浮かんでいる。人類はその箱の中でしか生きられない。そしてその箱のひとつに、悪意のあるAI・レオパルドが組み込まれている。コロニー=管理された生活空間の象徴として、レオパルドは機能している。

主人公・獅子堂秋羽は、その箱の住人だ。コロニー間警察の神凪樹希(遠藤綾)が体現する「秩序を守る側」、レオパルドが引き込もうとする「既存の枠を超える側」——秋羽はその間で引っ張られ続ける。田村ゆかりが演じる姉・風音との関係も、家族という別の「箱」がどこまで個人を縛れるか、という問いに見える。

面白いのはレオパルド(福山潤)の立ち位置で、「悪意あるAI」と説明されながら、どこか人間くさく拗れている。石田彰のエミリオ・スールも含め、純粋な敵として描かれないキャラクターが多い。善悪より「どの箱に属するか」の話として設計されている気がする。

2周目以降で見ると、秋羽がレオパルドを恐れながらも切れない関係は、閉鎖空間の住人が「自分を乱すもの」に依存してしまう構造そのものに見えてくる。コロニーの中で「普通」に生きることへの違和感——それを言語化できないまま動き出す少女の話として読むと、2009年の作品にしては割とシャープなテーマを掘っている。

特に刺さったシーン

序盤、秋羽がレオパルドと初めて本格的に接触するくだり。福山潤の声の使い方が本当に上手くて、「AIが人を試している」感が台詞の間合いに滲んでいる。普段の福山潤ボイスより低めのトーンで、しかしどこかで笑っているような温度。悪役なのに憎めないのは、声の設計がそこまで計算されているからだと思った。

あと遠藤綾の神凪樹希が、コロニー間警察として秋羽に接触してくる場面。正義の側にいるはずなのに、喋り方に妙な圧があって、「保護」と「管理」の区別が薄い。遠藤綾はこういう「善意に見える圧迫感」の演技が巧い。2周目でここを見ると、序盤から答えが埋め込まれていたんだと気づく。

ゆかなが演じる獅子堂高嶺(秋羽の姉)の登場シーンは、毎回画面の空気が変わる。コメディパートとのコントラストで、家族という閉鎖系の重さがふと浮かんでくる瞬間があった。

読んで見たくなったら——『宇宙をかける少女』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 福山潤石田彰のキャスティングで何かを感じる人
  • コメディと設定の重さが混在する作品が好きな人(表面の笑いの下を読むのが楽しい)
  • 2000年代後半のスペースオペラ的な空気感に懐かしさを覚える人
  • 閉鎖空間・管理社会SFをジュブナイル寄りのフィルターで見たい人
  • 悪役AIがどこか人間くさくて拗れているキャラが好きな人

合わない人

  • 序盤のコメディテイストで判断してしまう人(雰囲気は後半から変わる)
  • 世界観の説明を丁寧にしてほしい人(設定は自分で拾っていく作りになっている)
  • キャラクターの動機が明確に説明される作品でないと乗れない人
  • 2009年当時の作画クオリティが気になる人

次に見るなら

輪廻のラグランジェ——女の子が主役の宇宙・メカSFという構造が近い。こちらは地球が舞台だが、「普通の少女が宇宙規模の事件に巻き込まれる」テンションが似ている。コメディと本筋の緊張感のバランスも近い温度感。

トップをねらえ2!——宇宙規模のスケールと少女の成長、そしてどこか哀愁のある設定を持つSF作品として。こちらは短尺OVA形式で構成もシャープ。宇宙をかける少女のSFとしての骨格に共鳴できた人には刺さると思う。

カウボーイビバップ——直接の類似ではないが、宇宙コロニーを舞台にした「閉鎖された生活空間の倦怠感」という質感が繋がっている。乾いたユーモアとメランコリーが混在する作り方が好きなら、比較として見ると面白い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『宇宙をかける少女』は現在、**dアニメストア**および**DMM TV**で配信中です。どちらのサービスでも全話視聴できますので、気軽に第1話から楽しめます。宇宙×AIという設定が気になった方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

よくある質問

Q. 宇宙をかける少女はどこで見られますか?
A. dアニメストアおよびDMM TVで配信されています。どちらのサービスでも全話視聴が可能です。
Q. 何話まであるアニメですか?
A. 全26話のTVアニメです。2009年に放送されました。1クールで完結せず2クール構成のため、じっくり楽しめる作品です。
Q. ロボットアニメが好きな人に向いていますか?
A. メカ・SF要素は含まれますが、バトル一辺倒ではなくコメディや人間ドラマが中心です。ロボット好きはもちろん、SF世界観やキャラクター重視の視聴者にも楽しめる内容です。
Q. 制作会社やスタッフはどこですか?
A. サンライズ制作の作品です。『コードギアス』などを手がけた会社であり、SF・メカ表現の実績が豊富なスタジオによる映像クオリティが楽しめます。

まとめ

『宇宙をかける少女』は現在、**dアニメストア**および**DMM TV**で配信中です。どちらのサービスでも全話視聴できますので、気軽に第1話から楽しめます。宇宙×AIという設定が気になった方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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