※本ページはアフィリエイト広告を含みます。
2004

機動戦士ガンダムSEED MSV ASTRAY
★ 2.9 / 5.0メカSF
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
ロウ・ギアとジャンク・ギルドは地球でモビルスーツ部品のオークションに立ち寄る。ロウは改造されたBuCUEスーツの頭部を購入し、赤いアストレイのフレームの腕に装着すると、二本のビームサーベルとして機能する。ロウはこの頭部に含まれる戦闘データを解読しようとするが、CGUE Dを含む複数のザフト機との戦闘に突入することになる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
地球でモビルスーツ部品のオークションに立ち寄ったロウ・ギアとジャンク・ギルド。ロウは改造されたBuCUEの頭部を入手し、赤いアストレイのアームに装着する。するとその頭部が二本のビームサーベルとして機能することが判明する。内蔵された戦闘データを解読しようと試みるロウだったが、CGUE Dを含む複数のザフト機との戦闘に突入することになる。廃品回収業者ならではのアドリブ的な発想と即興の戦術で、予測不能の戦いに挑む姿が描かれる。みどころ・魅力
① ジャンク屋ならではの即興戦闘スタイル
廃品回収業者のロウ・ギアが、入手したパーツをその場で改造し戦いに活かす発想力が本作の核心。整備された正規モビルスーツとは異なる、機転と創意工夫に満ちたアドリブ戦法が痛快な見どころとなっています。② 赤いアストレイが魅せるカスタマイズの醍醐味
改造BuCUE頭部をアームに装着し二本のビームサーベルを生み出す発想は、アストレイシリーズならではの機体カスタマイズの妙を凝縮しています。本編SEEDとは一線を画す、素材を活かした工夫が随所に光ります。③ MSVファン注目のメカ描写と緊迫の戦闘
CGUE Dをはじめとする複数のザフト機との戦闘は、ガンダムSEED世界観のメカニクスを深掘りする内容です。短編ながら密度の高い戦闘描写が詰め込まれており、モビルスーツバリエーション(MSV)ファンにとっても見応え十分な一本です。キャスト・声優一覧

メイン
›


メイン
›


メイン
›

サブ
›


サブ
›


サブ
›


サブ
›

スタッフ
| OP | T.M.レボリューション「Zips」 |
|---|
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
SEEDは通ってこなかった。正確に言えば、見る機会を何度も逃しながらなんとなく避けてきた種類のシリーズで、MSV ASTRAYに辿り着いたのは「とりあえず短いOVAから入ってみよう」という後ろ向きな動機からだった。 見始めてすぐ気づいたのは、主人公がガンダムパイロットとしては妙に生活感のある人物だということ。ジャンク屋の彼は戦争の英雄でも正規軍の兵士でもなく、廃材を拾って生きている。戦場の「余り物」を扱う人間が、廃材から組み上げた機体で戦場に関わっていく——この構図を知らずに見始めたせいで、序盤は状況を把握するのに少し時間がかかった。2回目に見ると、オークションのシーンにすでに物語全体のトーンが詰まっていることに気づく。廃材で戦場を生き抜く——「傍流の論理」が正規戦争とは別の世界線を作っている
SEEDという巨大なシリーズの文脈で見ると、MSV ASTRAYは意図的にメインストーリーの「外側」に立っている。主人公のロウ・ギュールは正規軍でも自由の戦士でもなく、ジャンク・ギルドという、ある意味もっとも戦争から遠い立場の人間だ。ところが彼の行動半径はなぜか戦場と重なり続ける。戦争が生み出した廃棄物を回収・改造して戦う——これは戦争を肯定しているわけでも批判しているわけでもなく、戦争を「経済的な現実」として淡々と受け入れている視点だ。 バクゥの頭部をアストレイの腕に装着してビームサーベルとして使う場面は、このOVAの象徴的なシーンだと思っている。設計図通りに作られた兵器ではなく、廃材の組み合わせから生まれた即興の武器。しかしそれが実際に機能する。この「規格外の解法が通用する」瞬間の快感は、SEEDの正規勢力同士がぶつかるメインストーリーとは別の原則で成立している。 小野坂昌也が演じるロウのキャラクターは、英雄的な台詞回しを避けた軽口寄りのトーンで、それがジャンク屋という立場と妙に合っている。本業が戦闘ではない人間のやや雑な対応が、重厚な機体戦闘と対比になっている。一方で井上和彦演じる叢雲劾のような人物が絡むことで、「傍流」が本流の戦場に接触する緊張感が生まれる。プロの殺し屋と素人改造屋という対比は、このシリーズが単純な善悪構図を採らないことの現れでもある。 SEEDを通っていない状態で見ると、世界観の細部は拾いきれない部分もある。ただ「廃材から機体を作る人が戦場をウロウロしながら生き延びる話」という骨格だけで十分に成立しているので、入口としては機能する。むしろSEEDを全部見た上で見ると、作中に散らばっているMSVへのフォローがより深く読めるはずで、それがこのOVAの本来のターゲット層なのだと思う。特に刺さったシーン
バクゥの頭部を腕に装着してデュアルビームサーベルとして機能させる場面は、この短い尺の中で一番好きな瞬間だ。戦闘データが込められた頭部という設定が、実際の戦闘で伏線として回収されるまでのテンポが気持ちよく決まっている。廃品回収業者が拾ったパーツが即席兵器になる展開を、見ている側が「そうか、そういう使い方があるのか」と素直に思えるように積み上げてあるのは丁寧だった。 小野坂昌也のロウは、窮地に立たされても基本的にどこか飄々としていて、それが生命の危機を感じさせない独特の空気感を作っている。2回目に見ると、あの軽さは意図的に設計されているとわかる——「この人は戦場に慣れているのではなく、そもそも戦場を違うフォーマットで認識している」というキャラクターの本質が、演技のトーンに滲み出ている。 小林ゆう演じる風花・アジャーの存在もある種のグラウンディングとして機能していて、ロウが宇宙の論理で動きすぎるときに地に足をつけさせる役割を担っている。戦闘よりも日常寄りのシーンで光るキャスティングだと思った。読んで見たくなったら——『機動戦士ガンダムSEED MSV ASTRAY』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- SEEDシリーズを一通り見ていて、主人公以外のサイドストーリーが気になっている人
- ガンダムの「正規軍以外の視点」から描かれた話が好きな人(傍流・非正規キャラへの親しみがある人)
- メカの改造・即興戦闘というジャンルに食指が動く人
- 小野坂昌也・井上和彦のキャリアをさかのぼって「こういう役もやってたのか」を発掘したい人
合わない人
- SEED本編を見ていない状態で固有名詞の密度についていけない可能性がある人
- 1話完結の短いOVAにキャラクターの掘り下げや感情的なカタルシスを求める人
- 「この戦争はなんのために?」という大きなテーマを求める人には傍流すぎて食い足りないかもしれない
次に見るなら
機動戦士ガンダムSEED ASTRAYは本作と同じロウ・ギュールたちが主役のシリーズで、MSV ASTRAYの前後の文脈を把握したい場合はこちらを先に見るほうが世界観の解像度が上がる。ジャンク・ギルドという非正規の立ち位置から描かれるSEED世界の「もう一つの戦争」として、本編とは全く別の入口を提供している。 機動戦士ガンダム 第08MS小隊は正規軍の兵士が主役だが、戦場を「下から」見る視点という意味でこのシリーズと通底するものがある。組織の歯車として動かされる者たちの戦争を地面のレベルで描いており、傍流の論理が好きなら刺さる可能性が高い。 装甲騎兵ボトムズは時代が古いが、傭兵として戦場を転々とし、非正規の手段で生き延びるという構図がロウの立ち位置と意外なほど重なる。機体の消耗品感と即興戦闘の快感を両方持っており、MSV ASTRAYで「傍流の戦場」に興味が出た人には遠回りでも辿ってほしい一本。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『機動戦士ガンダムSEED MSV ASTRAY』は、dアニメストア・Amazonプライムビデオ・Netflixの3サービスで配信されています。各プラットフォームのサブスクリプションを契約済みであれば、追加料金なしで視聴できます。短編OVAのためコンパクトに楽しめる作品ですので、空き時間にさっと視聴するのにも最適です。





