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2011

よんでますよ、アザゼルさん。
★ 3.6 / 5.0コメディ超自然
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Production I.G |
探偵アクタベは依頼人の悩みを解決するため悪魔を召喚する。ある日、下級悪魔のアザゼル厚志がアクタベに召喚され、彼と助手のリンコに厳しく使い使われることになる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
探偵・芥辺(アクタベ)は、依頼人が抱える悩みやトラブルを解決するため、地獄から悪魔を召喚して使役する一風変わった調査を行っている。ある日、芥辺のもとに召喚されたのは、色欲を司る下級悪魔・アザゼル厚志。威勢のいい見た目とは裏腹に、芥辺と助手の佐隈リンコにこき使われ、痛めつけられながら依頼の解決に駆り出されていく。人間の欲望が渦巻く事件を、悪魔たちのドタバタとともに描くブラックコメディ。みどころ・魅力
① 容赦のないブラックユーモアと下ネタ全開のテンポ感
人間の欲望や悪魔たちの醜さを遠慮なく描く、毒気たっぷりのギャグが最大の魅力。TVショート枠ならではの凝縮されたテンポで、下品さと知性が同居した笑いが矢継ぎ早に繰り出され、独特の中毒性を生み出している。② 個性が暴走するキャラクターたちの掛け合い
冷酷無比な芥辺、ひどい目に遭い続けるアザゼル、計算高いリンコなど、クセの強い面々が織りなす会話劇が見どころ。とりわけアザゼルが受ける理不尽な扱いと、それでもめげない姿のギャップが笑いを誘う。③ 豪華声優陣が魅せる悪魔たちの怪演
小野坂昌也をはじめとするベテラン声優陣が、悪魔たちの汚れ役を全力で演じきっている点も注目。アドリブ感すら漂う熱演が、キャラクターの濃さをさらに引き立て、作品全体の勢いを支えている。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 水島努 |
|---|---|
| OP | チームねこかん feat. 米倉千尋「Pandemic!!」 |
| ED | 中嶋ヒロ「Like a Party」 |
| ED | Wild Strawberry Fields [Nakajima Hiro]「Strawberry Magic Nyorin」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
深夜に、頭を使わず流せるものを探していて、タイトルの語感だけで再生したのが最初だった。「よんでますよ」というやたら腰の低い敬語と、アザゼルなんて大層な名前のミスマッチ。数分で終わるショートだから、ハズレでも痛くない——その程度の軽さで見始めたら、一話で椅子からずり落ちた。下級悪魔が探偵に召喚されて、人間にいいように使われる。話の骨格はそれだけなのに、悪魔たちのやることがいちいち下品で、しょうもなくて、声だけは無駄に豪華。最初は「変な深夜アニメを引いたな」と思っていたのに、2回目で気づいたのは、これは笑わせにきているというより、呆れさせにきているコメディだということだった。質が悪い、と褒めている。豪華な声で全力でやる、どうしようもなく下世話な「欲望の下請け」の話
探偵アクタベが悪魔を召喚するのは、依頼人の悩みを解決するためということになっている。けれど解決の中身をよく見ると、軒並み薄汚い。人の弱みを握る、心を操る、欲を煽る——表向きは依頼解決でも、やっていることは人間が自分の手を汚したくない部分の肩代わりだ。つまりこの作品で悪魔がやらされているのは、人間の欲望の下請け業なのだと、見ているうちに腑に落ちてくる。面白いのは、悪魔がまったく怖くないことだ。アザゼルたちは禍々しい存在として登場しない。むしろ人間の業に振り回され、こき使われ、助手のリンコに容赦なく蹴られる側にいる。終盤に近づくほど、本当に底意地が悪いのは召喚する人間のほうで、悪魔はその欲をグロテスクに拡大して映す鏡でしかない、という構図がはっきりしてくる。下品なギャグの皮をかぶってはいるけれど、根っこにあるのは「人間って結局こういう生き物だよね」という、わりと冷えた目線だ。
そしてその冷えた話を、これ以上ないくらい贅沢な声でやる。ここがこの作品最大の悪ふざけだと思っている。普通なら大事な役どころに据えられる顔ぶれが、揃いも揃って小汚い悪魔役で全力を出す。豪華な調理器具で泥団子を握っているような倒錯がずっと続く。単なるバカコメディとして消費してもいいし、人間の欲をひたすら戯画化したブラックな寓話として読んでもいい。どちらでも成立する作りになっているのが、地味に巧い。
特に刺さったシーン
ベルゼブブが画面に出てくるたびに笑ってしまう。蝿の悪魔という時点でもう品がないのに、神谷浩史がそこに気持ちのいい爽やかさを乗せてくるものだから、汚さと声の良さの落差で毎回やられる。あんなにいい声で、よくここまでしょうもないことが言えるなと感心する。対になるのが小林ゆうのアンダインで、芥辺に向ける一途さが重くて怖くて、けれど一周回って可笑しい。低い声でドスを利かせたかと思えば乙女の顔を見せる、その振れ幅を一人で引き受けているのが効いている。浪川大輔の芥辺は終始まともそうな顔で平然と外道なことをやるし、釘宮理恵まで出ていて画面でやっていることはこの有様。序盤の依頼処理シーンで、悪魔たちが嬉々として人の足を引っ張りにいくテンションを見たとき、思わず「こいつら本当に楽しそうだな」と声が出た。豪華な声がここまで無駄遣いされている快感は、なかなか他で味わえない。読んで見たくなったら——『よんでますよ、アザゼルさん。』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 下品で意地の悪いギャグを、声優の力技で押し切られるのが好きな人
- 豪華な声優が真顔でしょうもないことをやる、その倒錯を楽しめる人
- 一話数分のショートを、寝る前にだらだら流したい人
- 笑いの裏に薄ら寒い人間観が透けているコメディが好みの人
合わない人
- 下ネタ・グロ寄りの描写そのものが受けつけない人
- キャラに感情移入して泣ける物語を求めている人
- ギャグにもきれいなオチや教訓がほしい人
次に見るなら
鬼灯の冷徹——地獄を舞台に、豪華な声でひたすら理屈っぽいブラックコメディをやる作品。悪魔や鬼を怖がらせるためでなく笑うために使う感覚が近いので、アザゼルさんの毒が好きならまず合う。パンティ&ストッキングwithガーターベルト——下品さを全力で振り切ったギャグの瞬発力でいうとこちら。品の良さを最初から捨てているテンションが心地いい人向け。
じょしらく——話の中身はどうでもよくて、毒のある会話の応酬を浴び続けたいならこれ。ショートではないものの、しょうもなさの質感はかなり近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「よんでますよ、アザゼルさん。」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの配信サービスで視聴することができます。複数のサービスで配信されているため、すでに利用中のサービスがあればそのまま楽しめます。これから視聴環境を選ぶ場合は、アニメ作品数や月額料金などを比較して、自分に合ったサービスを選ぶのがおすすめです。