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よんでますよ、アザゼルさん。Z
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Production I.G |
ヤングサラリーマンの吉田と悪魔アザゼルの奇想天外な日常を描くコメディ。吉田は金銭トラブルでアザゼルに借金を抱え、彼の無理難題に翻弄される。二人の掛け合いの中で、次々と個性的なキャラクターが現れ、下ネタと不条理なギャグで繰り広げられるドタバタ劇。笑いとナンセンスに満ちた爆笑アニメ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
悪魔召喚を扱う探偵事務所を舞台に、真面目な助手・吉田とお調子者の悪魔アザゼルたちが繰り広げるドタバタコメディの第2期。前作から続く個性豊かな悪魔キャラクターが再集結し、下ネタと不条理なギャグをさらに全力で炸裂させる。毒気たっぷりのナンセンスギャグとテンポよい掛け合いで、笑いを詰め込んだ爆笑短編アニメ。
みどころ・魅力
① 一切手加減なしの下ネタ・不条理ギャグ
本作最大の特徴は、容赦なく繰り出される下ネタと不条理なボケの連続。テレビ短編アニメながらその密度は凄まじく、1話ごとに笑いが凝縮されている。「こんなにやっていいのか」と思わせるギャグが続き、視聴者を置き去りにする勢いが癖になる。
② 個性的な悪魔キャラクターたちの掛け合い
アザゼルをはじめ、ベルゼブブやサルガタナスなど癖の強い悪魔たちが勢揃い。それぞれのキャラクターが突飛な言動で吉田を振り回す様子は、まさにカオス。ツッコミ役の吉田との対比が笑いをさらに際立たせる。
③ 短編ならではの爆速テンポ
1話あたり数分の短編フォーマットを活かし、無駄を一切省いたテンポで笑いを畳み掛ける。スキマ時間にサクッと見られる手軽さでありながら、満足感の高い笑いを提供してくれる。全話通しで見ても苦にならない軽快さが魅力。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 水島努 |
|---|---|
| OP | 浪川大輔「もももももっさんのテーマ」 |
| OP | Team.Nekokan [Neko] featuring. Chihiro Yonekura「りばいばる!!」 |
| ED | Team.Nekokan [Neko] featuring. Chihiro Yonekura「りばいばる!!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期を見ていたから、Zに入るのはごく当然の流れだった。最初のエピソードを再生して1分で「ああ、変わってない」とわかる安心感がある。変わっていないというのはこの作品においては最大の褒め言葉だ。下品で荒唐無稽で、それでいてキャラの掛け合いに妙なキレがある——あの感じがそのままZに引き継がれていた。ショートアニメの尺は制約に見えて実は利点で、余分な間がないぶんギャグが詰まっている。2回目に見ると気づくんだけど、あのドタバタの中にキャラクターの一貫性がちゃんと通っていて、「乱雑に見えてきっちり作ってある」という感触が出てくる。
悪魔という権威を解体する、バカバカしさの哲学
アザゼルさんという作品の核心は、「悪魔という存在の権威を徹底的に解体すること」にあると思っている。
神話や宗教で語られる悪魔は、恐怖と威厳の象徴のはずだ。ベルゼブブなら「ハエの王」として知られる上位悪魔。アザゼルも堕天使として聖典に登場する存在。その手の名前を持つキャラクターたちが、借金の取り立てに翻弄されたり、下ネタに走ったり、吉田に怒られたりする。この落差こそがギャグの核心だ。単なるギャップ笑いではなく、「聖なるものをゴミに変える」という転倒の快楽が一貫して作品を貫いている。
神谷浩史さんが演じるベルゼブブは、その落差の象徴みたいな役だ。あの声、あのトーン——クールで知的なキャラのイメージが強い分、俗物の権化として機能するベルゼブブは声だけで笑いが出る。演技の上手さというより、キャスティングの妙と演技の妙が噛み合った結果だと思う。浪川大輔さんの芥辺も似た構造で、飄々とした声質が「まともそうで大概おかしい」キャラの雰囲気を自然に支えている。
三木眞一郎さんの変人48面相は、「変人」という記号を演じながらもシーンを締める安定感がある。大塚明夫さんが演じる丸米信希は、あの声が自動的に生み出す重厚感と、役が要求するバカバカしさとのギャップが可笑しい。声優陣の地力が高いから、作品の荒唐無稽さが演技の質で支えられているという逆説がある。
ナンセンスギャグには計算が要る——テンポ、積み上げ、落とし所の設計が雑だと笑えない。アザゼルさんZは短い尺の中でそれを的確にやっていて、「バカバカしいけど計算されたバカバカしさ」という不条理コメディの正しい形をしている。1期との比較で言えば、Zではキャラクターの役割分担がより明確になっていて、釘宮理恵さんが加わることでアンサンブルの声域が広がった印象もある。
特に刺さったシーン
大塚明夫さん演じる丸米信希が絡むシーンは、見るたびに笑いの層が変わる。1回目はただ状況の可笑しさで笑えるんだけど、2回目に見ると「あの演技の抑制っぷり、明らかに狙ってやってる」と気づく。あの声で、あの落ち着きで、あの内容を喋るという構図が完成していて、他の声優では成立しないと思う。
神谷浩史さんのベルゼブブは、中盤以降のシーンで本領を発揮している。序盤は「こんな役やるんだ」という驚きで終わるんだけど、回を重ねるとキャラが体に染み込んでくる。2回目に見たとき、最初のエピソードの台詞まわしがもうベルゼブブとしか聞こえなくて、それが上手さの証拠なんだと思う。クールな役が多い人が俗物キャラをやると「わざとらしさ」が出ることがあるが、神谷さんのベルゼブブにはそれがない。
釘宮理恵さんが絡む場面は、作品全体のテンション設計が少し変わる瞬間がある。ああいう声が入ることで絵の情報量が増える感覚があって、1期との差として肌で感じる部分のひとつだ。
読んで見たくなったら——『よんでますよ、アザゼルさん。Z』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 下ネタ・不条理ギャグへの耐性があり、「笑えるかどうか」でアニメを評価する人
- ショートアニメの密度感とテンポの良さが好きな人
- 声優陣のキャリアを知っていて、普段の役との落差を楽しめる人
- 1期を見ていて「続きも見ればよかった」と思っていた人
合わない人
- 下品な表現・下ネタが苦手な人(この作品に遠慮はない)
- キャラクターへの感情移入や感情的なクライマックスを求める人
- ストーリーの起伏や成長描写を重視する人
次に見るなら
「強そうな存在が日常に溶け込んで情けなくなる」構図が好きなら天体戦士サンレッドはほぼ同じ快楽がある。悪の組織が地元のおじさんと化しているあの感じは、悪魔が借金で使役されるアザゼルさんと根っこが同じだ。神話的な権威の解体という意味でも方向が一致している。
声優の掛け合いと不条理の密度でいえば這いよれ!ニャル子さんも近い。元ネタの権威をずっと解体し続ける構造は、アザゼルさんと方向性が揃っていて、知識がある分だけ笑いの層が増える仕掛けも似ている。
ショートアニメの尺で笑い特化という点では秘密結社鷹の爪も選択肢になる。作風の系譜は違うが、「悪役が情けない」という核と、短い尺にギャグを詰め込む設計の快感を共有している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「よんでますよ、アザゼルさん。Z」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。短編フォーマットで全話コンパクトにまとまっているため、隙間時間に気軽に視聴できます。笑えるアニメを探しているなら、ぜひ上記サービスからチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
「よんでますよ、アザゼルさん。Z」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。短編フォーマットで全話コンパクトにまとまっているため、隙間時間に気軽に視聴できます。笑えるアニメを探しているなら、ぜひ上記サービスからチェックしてみてください。