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メジャー ワールドシリーズ編
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | SynergySP |
週刊少年サンデーの報道によると、漫画「メジャー」の新作OVAが12月にリリースされることが発表された。TV series でスキップされたワールドシリーズの章がアニメ化される。このOVAはメジャーの最終アニメ作品となる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
人気野球漫画「メジャー」の最終アニメ作品として2012年にリリースされたOVA。TVシリーズでは描かれなかったワールドシリーズ編がついにアニメ化された。主人公・本田吾郎がアメリカの舞台で夢の頂点を目指す物語の集大成であり、長年のファンが待ち望んだ感動のフィナーレが描かれる。
みどころ・魅力
① TVシリーズで描けなかった「ワールドシリーズ」がついに映像化
アニメ版「メジャー」のTVシリーズ全6期でスキップされていたワールドシリーズ編を完全アニメ化。野球漫画の最高峰とも称される名場面が、映像と音楽で迫力たっぷりに描かれる。
② 吾郎の集大成——少年から大人へ至る成長の完結
幼少期から続いてきた本田吾郎の物語がこのOVAで締めくくられる。積み重ねてきたすべての挫折と努力が頂点の舞台で収束する様は、シリーズを追ってきたファンには格別の感動をもたらす。
③ 「メジャー」シリーズ最後のアニメ作品としての歴史的価値
本OVAは現時点でメジャーシリーズの最終アニメ作品に位置づけられる。完結編としての重みを持つ一作であり、初見のファンにも、長年追いかけてきたファンにも見てほしい作品だ。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 福島利規 |
|---|---|
| OP | クラッチョ「”Just Do It” By CLUTCHO」 |
| ED | クラッチョ「Time Capsule」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
TVシリーズ6期まで154話を見続けてきて、ワールドシリーズの章だけアニメ化されないまま終わったのをずっと引っかかりとして持っていた。そのまま数年が経って、「OVAで補完された」と聞いたときの気持ちは「やっぱりか」と「遅いよ」が半々だった。最初に見たときは正直、作画の落差と尺の短さに面食らった。長い旅の着地点がこれなのか、と。2回目に見たときはその感覚が変わった。TVシリーズとの連続性を意識しながら見ると、足りない部分より「ちゃんとここまで来た」という感覚の方が勝ってくる。コアなファン向けに作られたものを、コアなファンとして受け取る、ということをようやく腹に落として見られた気がする。
勝敗より先に、吾郎は「何者か」になっていた
メジャーという作品を一言で言うなら「野球を通じた自己証明の物語」だと思っていた。ところがワールドシリーズ編まで来ると、その図式が少し変わってくる。吾郎がすでに「何者か」になってしまった後の話だからだ。
TVシリーズ全体を通じて、本田吾郎はずっと何かを証明しようとしてきた。父の影、周囲の期待、自分の限界。それらに対してひたすら「勝つこと」で答えてきた。でもMLBのワールドシリーズという舞台に立つころには、証明すべき相手がもういない。強いて言えば、最後に残った「自分自身」に対してだけ戦っている。
この感覚は、浪川大輔が演じるジョー・ギブソン・ジュニアとの対決シーンで最も色濃く出ていると思う。浪川さんの芝居は、単純な「強敵」の造形に収まらない。英語交じりのセリフの圧力感と、そこに滲む何かに抗おうとするニュアンス——親の名前を背負って戦う者同士という対称性が、セリフに乗って伝わってくる。
朴璐美が演じる清水大河は、吾郎と対になる「諦めを選んだ者」として機能している。朴さんの声は太く重いのに、どこか空洞感があって、それがキャラクターの内側にある空白をそのまま表現していた。この2人の絡みは、短い尺の中で一番「脚本が書きたかったもの」が詰まっていると感じる。
作品全体を通して思うのは、メジャーは「努力すれば夢は叶う」という単純な話ではなかった、ということだ。叶わなかった者、諦めた者、折れた者が等しく描かれていて、吾郎の勝利はその全部を背負った上で成立している。ワールドシリーズ編は、その集大成として短いながら正直な答えを出している。
特に刺さったシーン
能登麻美子さんが演じるみほのシーンが、今回一番記憶に残っている。TVシリーズを通じて吾郎を支えてきたキャラクターとしての「重力」を、能登さんはセリフ量が少ない中でも保っていた。終盤、吾郎が試合に向かう前の静かなやり取りのところ——言葉数が少ないのに伝わってくるものの密度が違う。能登さんの声は、感情を抑えているときほど何かが滲む。2回目に見てようやく「あそこで言わなかったことの意味」に気づいて、少し止まった。
三宅健太さんの早乙女泰造も、チームの中での存在感という点で効いていた。低音の安定感で場を引き締める役割を果たしていて、試合の緊迫シーンでの短いセリフのひとつひとつが、チームとしての質量を作っていた気がする。森川智之さんのジェフ・キーンは、英語話者キャラとしての「異物感」を自然に出しながら、チームの一員としても溶け込んでいて、あのバランスは難しい仕事だったと思う。
読んで見たくなったら——『メジャー ワールドシリーズ編』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- メジャーのTVシリーズを全部見た上で「ワールドシリーズだけ未回収」と感じていた人
- スポーツアニメを「競技の描写」より「そこに至るまでの文脈」で楽しめる人
- 長期シリーズの「着地」に感情的な意味を見出せる人
- 浪川大輔・朴璐美・能登麻美子の演技を追いかけているファン
合わない人
- メジャーを途中から見た・TVシリーズをスキップして単体で見ようとしている人(文脈なしでは刺さらない)
- 試合の詳細な描写・スポーツの臨場感をアニメに求めている人(尺的に無理がある)
- TVシリーズのクオリティラインを期待して見ると落差を感じやすい
次に見るなら
長期シリーズの「締め方」という観点で似た感触があるのがおおきく振りかぶって。高校野球という舞台でチームと個人の成長を丁寧に描いており、スポーツ描写より人間関係の解像度が高い作風は、メジャーの終盤に惹かれた人には響くものがある。
「父の影を背負った主人公の物語」という軸で見るならダイヤのAも合う。主人公が挫折を経て自分のスタイルを確立していく過程が長尺で描かれていて、勝敗より成長の質感を楽しむ作品という点でメジャーと根を同じくしている。
MLBという舞台・チームスポーツの組織感に興味が行ったならMIXも選択肢に入る。あだち充原作の高校野球ものとして、勝負の緊張感より日常の積み重ねを重視した静かな作風は、感情の使い方がメジャーの落ち着いた後半と近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「メジャー ワールドシリーズ編」は、ABEMA・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴できます。主要な動画配信サービスで配信されているため、普段使いのサービスからすぐにアクセスできます。シリーズの締めくくりにふさわしい一作を、ぜひお好みのプラットフォームでご覧ください。











