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メジャー2nd
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | OLM |
重野大五は、プロ野球選手である父・五郎に憧れて、少年野球チーム「水鮫ドルフィンズ」でプレーを始めた。しかしプロの息子としての期待に応えられず、1年未満でプレーを辞めた。そして6年生の春、彼の人生は大きく変わることになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
プロ野球選手の父・五郎を持つ重野大五は、その背中に憧れて少年野球チーム「水鮫ドルフィンズ」に入団する。しかし「プロの息子」という周囲の期待に押しつぶされ、1年も経たないうちに野球を諦めてしまう。そして小学6年生の春、ある出会いをきっかけに大五の人生は大きく動き出す。偉大な父の影から抜け出し、自分自身の野球を見つけていく少年の成長を描く青春スポーツアニメ。みどころ・魅力
① 「父の背中」というテーマの普遍的な重さ
伝説的プレイヤーの息子として生まれたプレッシャーは、スポーツに縁のない視聴者にも刺さる普遍的なテーマ。期待と現実のギャップに葛藤する大五の姿は、誰もが覚えのある「比べられる辛さ」として描かれており、感情移入しやすい導入になっています。② 前作「メジャー」ファンへの丁寧なつながり
五郎をはじめとする前作キャラが親世代として登場し、往年のファンには懐かしさと感慨を与える構成。ただし2ndから見始めても物語が成立するよう設計されており、シリーズ未経験者でもスムーズに入れるのが大きな強みです。③ 少年野球リアルの描写と丁寧なキャラ群像
チームメイトそれぞれに個性と背景があり、試合の駆け引きより人間関係の積み重ねを中心に物語が進む。「野球アニメ」というよりも「野球を通じた成長ドラマ」として楽しめる作品で、スポーツが得意でない視聴者にも響く作りになっています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 渡辺歩 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 土屋理敬 |
| キャラクターデザイン | 大貫健一 |
| 音楽 | 中川幸太郎 |
| 美術監督 | 河合泰利 |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | ベリーグッドマン「越えていけ」 |
| OP | キュウソネコカミ「ドリームキャッチャー」 |
| ED | 高橋優「プライド」 |
| ED | れをる「SAIREN」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
野球アニメ、ちゃんと見たことがなかった。スポーツものは好きだけど、野球だけなぜか縁がなくて、『メジャー』も名前は知っているのに1話も見ていない状態でこの2ndを手に取った。続編から見るのは我ながら雑だとは思ったが、「父の背中を追う少年の話」という構造は前作知識なしでもたぶん伝わるだろうという読みがあった。実際、伝わった。最初は「プロの息子という重さ」を舞台装置として使うだけの話かと思っていたのだが、2回目に見直したときに気づいたのは、大五がグラウンドから離れていた6年間の「無さ」がずっと画面の下に流れているということだ。あの空白期間が、物語全体の質感を決定づけている。
「父が偉大すぎる」という呪いから、自分の物語を始める話
この作品が描いているのは、野球の技術や勝利よりも、「期待されること」の重さとそこからの離脱だと思う。大五は父・五郎の息子として少年野球を始め、1年も経たずにやめた。その事実だけで、この物語の核心はほぼ言い切れる。期待に応えられなかった子どもの話ではなく、「応えようとすること自体をやめた」子どもの話だ。
スポーツアニメにありがちな「才能の覚醒」「努力と根性で壁を突破」という図式が、この作品では少し違う角度から差し込まれている。大五が再び野球に向き合い始めるのは、自分が強くなりたいからではなく、もっとぼんやりとした、でも確かな何かに引っ張られるからだ。その「ぼんやり」が丁寧に描かれているのがいい。
森田成一が演じる父・佐藤寿也(大五を引き取った側の人物)の存在感が、この構造をうまく補強している。声のトーンに「過去を持った大人」の重みがあって、単なるサポートキャラに終わっていない。あれだけのキャリアを持つ人が持つ、セリフ以外で語る間の作り方が、シーンの密度を上げている。
「父が偉大すぎる子どもの話」は少年漫画の定番テーマだが、メジャー2ndが少し特殊なのは、その父(五郎)が現役のプロ野球選手として「まだそこにいる」点だ。越えるべき壁が現在進行形で走り続けている。大五の物語は、偉大な父の伝説を追うのではなく、自分がまず自分の物語を一行目から書き始めることから始まる。それは思ったよりも難しく、思ったよりも真剣に描かれている。
特に刺さったシーン
序盤、大五が再び野球に向き合う決意をする流れの中で、花澤香菜演じる佐倉睦子が大五に何かを言う場面がある。花澤さんの声は柔らかいのに、ここでは変に励ます空気がなくて、ただそこにいる感じがした。「応援する」でも「叱咤する」でもない声の置き方が、大五の背中をそっと押すというよりは、逃げ道をふさぐような効果を持っていた。それが良かった。
堀江由衣が演じる眉村道塁のシーンもいくつか印象に残っている。堀江さんはどこかに「懐かしさ」を持った声をしていて、それがキャラクターの芯の部分にある「古い傷」みたいなものをうまく乗せていた。このキャラクターが出てくるたびに、物語の温度が少し変わる感じがした。
試合シーンより、グラウンドの外で誰かが何かを言いかけてやめる場面の方が記憶に残っている。スポーツアニメとしては邪道かもしれないが、メジャー2ndはそういう「言い切らないセリフ」がうまい。
読んで見たくなったら——『メジャー2nd』はHuluで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 親や環境のせいで「最初から期待値の重さを背負わされた」経験がある人
- スポーツアニメを見るとき、試合より人間関係の機微を追う人
- 前作(メジャー)を通して見ていて、五郎の息子がどう育つか気になっていた人
- 花澤香菜・堀江由衣の演技を声質ではなく「間の作り方」で聴く人
- 少年が自分の物語を「ゼロから始める」プロセスをゆっくり見届けたい人
合わない人
- スポーツアニメに熱量の高い試合描写と即効性の感動を求めている人
- 前作を履修していないと人間関係の背景が薄く見える、と感じやすい人
- 主人公がはっきりした目標を持って突き進む話の方が好きな人
- 野球のルールや用語をある程度知っていないと置いてかれる感覚が苦手な人
次に見るなら
ハイキュー!!(TVアニメ・2014年〜)——スポーツアニメとして構造が似ている。「大きな存在の影響を受けた少年が自分を定義していく」という軸が共通で、試合の熱量も高い。メジャー2ndより即効性があるので、まず温度を上げたいならここから入るのがいい。
ピッチング娘っ!(TVアニメ)より、むしろおおきく振りかぶって(TVアニメ・2007年)——同じ野球アニメでも、「自信のない主人公が一歩ずつ変わる」という描き方が近い。試合よりもキャラクターの内面に重心を置いている点でメジャー2ndと読後感が似ている。
3月のライオン(TVアニメ・2016年)——競技は将棋だが、「孤独と期待と才能の重さを背負った少年が、少しずつ人とつながっていく話」として構造が近い。メジャー2ndを見て、競技の外側にある物語の方が気になったなら確実に刺さる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『メジャー2nd』はHuluで視聴できます。人気スポーツアニメ「メジャー」の続編として制作された本作は、Huluにて配信中ですので、じっくりと腰を据えて楽しめます。前作を知らない方でもすんなり入れる構成ですので、ぜひHuluでチェックしてみてください。











