映画 五等分の花嫁

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2022映画 五等分の花嫁

映画 五等分の花嫁

★ 3.9 / 5.0コメディドラマラブコメ日常系
放送年2022年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画
制作Bibury Animation Studios

五つ子の花嫁の続編。勉強が嫌いな5人の美少女に雇われた家庭教師・二乗は、彼女たちの学業と心を導く。時間とともに全員がより親密になり、少女たちと二乗の心には想いが育つ。高校3年生を終え、最後の学園祭が近づく中、彼らは次のステップに目を向ける。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

勉強嫌いの五つ子姉妹・中野家の家庭教師として雇われた上杉風太郎は、個性豊かな5人それぞれと向き合いながら、彼女たちの成長を支えてきた。高校3年生の最後の学園祭が近づく中、五つ子たちとの絆は深まり、それぞれの心に風太郎への想いが芽生えていく。花嫁は5人のうちの誰か——未来への答えが、この物語のクライマックスで明かされる。

みどころ・魅力

① 「花嫁は誰か」5年越しの謎がついに決着

連載当初から読者を悩ませてきた最大の謎、「風太郎が結婚する花嫁は5人のうち誰なのか」が劇場版で正式に決着。原作既読者も驚かせた展開と、丁寧に積み上げられた伏線の回収は、ファン待望の瞬間として語り草になっている。

② 劇場版ならではの圧倒的なクオリティのビジュアルと音楽

TVシリーズから作画・演出ともに大幅にグレードアップし、キャラクターの表情や感情の機微がより豊かに描かれている。楽曲も劇場版に合わせて刷新されており、ラストシーンに向けて高まる感情を音楽が後押しする。

③ 五つ子それぞれの個性と成長が丁寧に描かれるキャラクター劇

一花・二乃・三玖・四葉・五月の5人が、それぞれ異なる形で風太郎との関係に決着をつけていく姿が丁寧に描かれる。誰が「選ばれなかった側」であっても納得できるよう積み重ねられたキャラクター描写は、ラブコメの完結編として完成度が高い。

キャスト・声優一覧

上杉風太郎
上杉風太郎
メイン
›
松岡禎丞
中野一花
中野一花
メイン
›
花澤香菜
中野二乃
中野二乃
メイン
›
竹達彩奈
中野三玖
中野三玖
メイン
›
伊藤美来
中野四葉
中野四葉
メイン
›
佐倉綾音
中野五月
中野五月
メイン
›
水瀬いのり
上杉勇也
上杉勇也
サブ
›
日野聡
上杉らいは
上杉らいは
サブ
›
高森奈津美
中野マルオ
中野マルオ
サブ
›
黒田崇矢
竹林
竹林
サブ
›
京花優希
武田祐輔
武田祐輔
サブ
›
斉藤壮馬
前田
前田
サブ
›
伊東隼人

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スタッフ

監督神保昌登
シリーズ構成大知慶一郎
キャラクターデザイン勝又聖人
音楽櫻井美希、中村巴奈重
美術監督扇山秋仁
音響監督高桑一
OP中野家の五つ子「五等分の軌跡」
ED中野家の五つ子「五等分の花嫁~ありがとうの花~」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

本編見てたら見るでしょ普通に、という話で。TVアニメをリアルタイムで追っていたなら劇場版も当然の流れだし、そういう義務感みたいなものを半分抱えながら席に座った記憶がある。最初の30分くらいは「ああ、これTVの延長線上だな」という感覚で、悪い意味ではなく、居心地のよさに近い。ところが中盤から後半にかけて、風太郎と五つ子それぞれの関係の着地点が見えてきたあたりで、なんかじわじわと効いてきた。初回は「まあ納得」くらいの感触だったのが、もう一度観ると「ここでこの選択か」という細部が引っかかり始める。ラブコメという看板で入って、気づいたら家族の話を観ていたような気分になる作品だった。

「選ばれなかった側」の物語として読む、五つ子の最終章

五等分の花嫁という作品を「誰が選ばれるか」という視点で消費してきた人は多いと思うし、それはそれで正しい楽しみ方だ。でも劇場版を観て強く感じたのは、この話の本質は「選ばれなかった四人がどう着地するか」にあるんじゃないかということだった。

五つ子という設定が意地悪なのは、誰か一人が選ばれる瞬間に残りの四人が「負け」に見えてしまう構造を最初から内包しているところにある。TVシリーズを通じてそれぞれのキャラクターに感情移入を積み重ねてきた視聴者ほど、その「負け」の重さを引き受けることになる。劇場版はその重さから逃げていない、というのが正直な印象だ。

一花が見せる大人びた身の引き方、二乃の不器用な強がり、三玖の静かな諦め——それぞれの「選ばれなかった」形がきちんと描かれていて、そこに花澤香菜や竹達彩奈の演技が乗っかる。花澤さんの一花は、明るいトーンの奥に薄い傷みを滲ませる芝居が劇場のスクリーンサイズだとより見えやすくて、セリフじゃなくて「間」で伝えてくる。あれはちゃんと映画館で観るべき演技だと思う。

で、四葉だ。佐倉綾音が演じる四葉の結末は、視聴者によってはご都合主義に映るかもしれない。でも個人的には、五つ子の中で一番「自分を消そうとしていた」キャラクターが選ばれるという構造に、作品として一貫したテーマを感じた。承認を求めながら存在を薄めようとする人間が、それでも選ばれるという話。単純なハッピーエンドではなく、四葉が自分の輪郭を取り戻す話として読むと、ラストの重さが変わってくる。

松岡禎丞の風太郎も、劇場版では感情の抑制が効いていて、TVシリーズのノリノリな場面との落差が心地よかった。日野聡演じる勇也との父子のやりとりも短いながら効いていて、「家族」という単位でこの作品を観直すと、五つ子と風太郎の話というよりも、バラバラになりかけた複数の家族が緩くつながっていく話に見えてくる。

特に刺さったシーン

終盤の学園祭、五つ子が一堂に会してそれぞれの「現在地」を見せるくだりが一番好きだった。初回は展開を追うのに必死で細部が流れたんだけど、2回目で気づいたのは、五人の立ち位置が物理的にも心理的にも少しずつずれているという演出。同じ画面に収まっているのに、すでに「分かれていく」予感を映像で先に見せてくる。

それと、花澤香菜の一花が風太郎に対してほとんど何も言わないシーン。長台詞で感情をぶつけるのではなく、短いやりとりで「もう決めた」と伝えてくる。あそこの花澤さんの声の置き方——音量じゃなくて密度が変わる感じ——が劇場の音響だとよく届いた。大きいスクリーンと音響で観てよかったと思った数少ない場面のひとつ。

読んで見たくなったら——『映画 五等分の花嫁』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVアニメを完走している人。前提知識なしだと感情の重みが半分以下になる
  • 「選ばれなかった側」のキャラクターに肩入れしてきた人。きちんと描いてあるので救いはある
  • ラブコメに結末を求める人。終わり方として筋が通っている
  • 佐倉綾音・花澤香菜の演技の幅を大きい音響で聴きたい人

合わない人

  • 原作未読・アニメも初見という人。劇場版から入るのは構造的に無理がある
  • 「誰が選ばれるか」よりも「五人それぞれのその後」を延々と見たい人。尺的に掘り下げには限界がある
  • ラブコメに徹底したギャグテンポを求める人。劇場版は全体的に落ち着いた空気感

次に見るなら

ご注文はうさぎですか?——日常系の空気感と、女の子たちの関係性をじっくり積み上げる作劇が好きな人向け。激しい展開はないが、居心地のよさの質感が近い。

あの花咲く丘で、君とまた出会えたら——ラブコメの皮を被りながら「選択」と「残される側」の感情を丁寧に扱う作品。五等分の「誰かが選ばれることの重さ」が刺さった人には響きやすい。

かぐや様は告らせたい -天才たちの恋愛頭脳戦- The First Kiss That Never Ends——同じく人気ラブコメの劇場版として、TVシリーズの蓄積を活かしつつ関係の着地点を描く構造が近い。こちらはギャグの比重が高め。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「映画 五等分の花嫁」は、ABEMAおよびdアニメストアで視聴可能なほか、U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluでも配信中と、主要な動画配信サービスで広くカバーされている。自分が契約しているサービスからすぐにアクセスできる可能性が高く、視聴のハードルは低い。TVシリーズを見終えた勢いでそのまま劇場版まで一気に完走できる環境が整っている。

よくある質問

Q. TVシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. TVシリーズ(1期・2期)を先に見ておくことを強くおすすめします。登場人物の関係性や各キャラクターへの感情移入がないと、劇場版のクライマックスの感動が半減してしまいます。
Q. 原作漫画を読んでいる場合、ネタバレになりますか?
A. 原作既読者でも、アニメ版独自の演出や作画クオリティで新鮮に楽しめる内容です。一方、未読の方は先に視聴してから原作を読む順番も十分おすすめできます。
Q. どの配信サービスで見られますか?
A. ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで配信中です。すでにいずれかのサービスに契約している方はすぐに視聴できます。
Q. 家族や子どもと一緒に見ても大丈夫ですか?
A. 暴力表現や過激な描写はなく、全年齢向けのラブコメ作品です。ただし恋愛・結婚がテーマのため、小さな子どもよりも中学生以上が楽しみやすい内容といえます。

まとめ

「映画 五等分の花嫁」は、ABEMAおよびdアニメストアで視聴可能なほか、U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluでも配信中と、主要な動画配信サービスで広くカバーされている。自分が契約しているサービスからすぐにアクセスできる可能性が高く、視聴のハードルは低い。TVシリーズを見終えた勢いでそのまま劇場版まで一気に完走できる環境が整っている。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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