はじめの一歩 Rising

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2013はじめの一歩 Rising

はじめの一歩 Rising

★ 4.2 / 5.0コメディドラマスポーツ
放送年2013年
フォーマットTVアニメ
話数25話
原作漫画
制作MADHOUSE

一歩は日本フェザー級王座の防衛戦を続け、次々と強い挑戦者と対戦する。一方、鷹村は・ミドル級のWBC王座に挑戦して2冠を目指し、青木は日本ライト級王座獲得に向けて挑戦する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

日本フェザー級チャンピオンとなった幕之内一歩は、王座防衛戦を繰り返しながら自らの限界に挑み続ける。鷹村守はWBC世界ミドル級タイトルへの挑戦を決意し、2階級制覇という前人未到の夢を追う。また青木勝は日本ライト級王座獲得に向けて真剣な戦いに臨む。それぞれが異なる目標を掲げる鴨川ジムの男たちの、熱くも笑いあふれる青春ボクシングストーリー。

みどころ・魅力

① 一歩の王者としての苦悩と成長

チャンピオンになった後の「強さの意味」を問い直す物語が本作の核心。次々と個性豊かな挑戦者が現れ、一歩はタイトルを守るたびに精神的にも肉体的にも追い詰められていく。挑戦者だったころとは異なる重圧と孤独を描いた展開は、シリーズを通じて見てきたファンほど深く刺さる。

② 鷹村の世界挑戦という圧巻の見せ場

本シリーズ最大の見せ場のひとつが、鷹村守のWBC世界ミドル級タイトルマッチだ。体重管理の過酷さから試合当日の壮絶な攻防まで、スポーツアニメ史に残る密度で描かれる。普段はコミカルな鷹村が本気を見せる場面は、何度見ても鳥肌が立つ。

③ 笑いと感動が共存するジムの日常

青木・木村・間柴たちのサブストーリーや、鴨川会長との師弟関係が織り成すユーモアは健在。ガチな試合シーンとゆるいジム描写のコントラストこそが「はじめの一歩」の持ち味であり、Risingでもそのバランスは絶妙に保たれている。

キャスト・声優一覧

幕之内一歩
幕之内一歩
メイン
›
喜安浩平
木村達也
木村達也
メイン
›
藤原啓治
板垣学
板垣学
メイン
›
浪川大輔
鷹村守
鷹村守
メイン
›
小山力也
青木勝
青木勝
メイン
›
高木渉
鴨川源二
鴨川源二
メイン
›
飯塚昭三
板垣 菜々子
板垣 菜々子
サブ
›
小林ゆう
アレクサンドル・ヴォルグ・ザンギエフ
アレクサンドル・ヴォルグ・ザンギエフ
サブ
›
森川智之
伊達英二
伊達英二
サブ
›
相沢まさき
飯村真理
飯村真理
サブ
›
篠原恵美
藤井稔
藤井稔
サブ
›
小野健一
デビッド・イーグル
デビッド・イーグル
サブ
›
木内秀信

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スタッフ

監督宍戸淳
音楽平野義久
OP忘れらんねよ「夜間飛行」
EDシクラメン「ブチコメ!!」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1期を見たのはだいぶ前で、「ボクシングアニメか、まあ見てみるか」くらいの温度感だった。そのまま2期の存在をなんとなく知りつつ放置して、気づいたら3期が来ていた。「Rising」というサブタイトルがついて、2013年に全25話。発見したときの第一声は「そんなに続いてたのか」だった。

改めて1期から見直して3期に入ると、あの最初の印象が上書きされていく感覚がある。最初は一歩の不器用なまっすぐさが少し重く見えていたのに、2回目以降は同じシーンがまるで違う意味を持って映る。この作品、実は「ボクシングの勝ち負け」よりずっと別の話をしている。

強さを証明し続けることの、じわじわとした消耗

3期のポイントは、主役の幕之内一歩が「守る側」になっていることだ。1期の一歩はひたすら挑戦者で、上を見て殴り続けていればよかった。3期では日本フェザー級の王座防衛戦を続けながら、次々と強い挑戦者を受け続ける立場になっている。

これが思ったより重い。挑戦するより守り続けるほうが、精神的にきつい局面がある。一歩は基本的にネガティブ思考の持ち主で、自分の強さを信じ切れていない。そういう人間が王者として何度も「証明」を求められる構造は、スポーツ漫画のフォーマットとしてかなり意地悪な設定だと思う。

一方で、鷹村守のWBCミドル級2冠挑戦という軸がある。小山力也が演じる鷹村は、圧倒的な自信と粗雑な言動で画面を支配するキャラクターで、一歩とは対極の存在だ。だが3期の鷹村を見ていると、あの傲慢さの内側にあるものが少しずつ見えてくる。2冠という目標の重さを、笑いで隠しているような瞬間がある。小山力也の低音がそのギャップを引き受けていて、ギャグシーンですら微妙に落ち着かない感じが残る。

青木のライト級挑戦もある。コメディ担当として機能してきたキャラクターが、試合になると別人のように本気になる。この落差がシリーズ3作分積み上がった結果として機能していて、「こいつにも真剣な試合があるんだ」という当たり前のことに、改めてちゃんと驚かされる。

この作品が描いているのは、結局「強くなった先にある孤独」だと思う。強さを手に入れても、次の証明を求められる。仲間が増えても、リング上は一人だ。3期はその構造を、コメディの笑いと試合の緊張感を交互に挟みながら、かなりしぶとく積み上げる。

特に刺さったシーン

ヴォルグ・ザンギエフ戦の緊張感は、1期から積み上がってきた文脈ごと届く。森川智之が演じるヴォルグは、静かで知的な佇まいのまま試合になると恐ろしく変貌する。その落差を森川智之の声が支えていて、試合前に交わす短い言葉のシーンだけで「これは簡単に終わらない」と分かる。

最初に見たとき、ヴォルグ戦の序盤は一歩がかなり追い詰められる展開だったので正直「嫌な展開だな」と思っていた。2回目で気づいたのは、追い詰められる一歩の顔の芝居が異常に細かいことだった。恐怖と意地が同時に乗っている顔というのは、作画で表現するのが一番難しい類のもので、ここに予算を使っているのが伝わってくる。

板垣学(浪川大輔)が一歩の試合を見守るシーンも、何度か見ると意味が変わってくる。浪川大輔の声は基本的に明るいトーンで板垣を作っているが、試合中の沈黙の間に何かが滲む。師匠代わりに育てた後輩が、自分より先の世界に行っている——そういう複雑さを、セリフじゃなく間で表現している。

読んで見たくなったら——『はじめの一歩 Rising』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 1期か2期を通して見ている人。3期単体での視聴は感情的な文脈がほぼ機能しない
  • 試合の「過程」に興味がある人。勝敗より、試合中に何を考えているかの描写に比重がある
  • コメディと本気の試合が交互に来ても平気な人。この緩急はシリーズの個性なので、切り離せない
  • 声優の演技を聞き分けながら見るタイプ。森川智之・小山力也・藤原啓治が本気を出している場面が複数ある

合わない人

  • 1期未視聴で「3期から入ってみよう」と考えている人。物理的に難しい
  • 試合のテンポに速さを求める人。1試合に複数話かけるペースなので、じっくり型の演出が前提
  • ギャグが生理的に無理な人。特に青木・木村まわりのコメディは一定の割合で毎話入ってくる

次に見るなら

あしたのジョー——ボクシングアニメの源流として一度は通っておいた方がいい。一歩シリーズが継承している「リングの孤独」の原型がここにあって、見た後に一歩を見直すと輪郭がはっきりする。作画の古さは最初の数話で慣れる。

ブルーロック——競技が違うが、「強さの証明を求められる側」の描き方が似ている。一歩が守る側の重さを描くなら、ブルーロックは奪う側の消耗を描く。どちらも試合外の精神戦が本番という構造をしている。

メガロボクス——一歩シリーズへのリスペクトを明言している作品。ボクシングをSFに置き換えながら、「何のために戦うのか」という問いを同じ温度で続ける。25話一気に見られる作りになっていて、時間効率がいい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『はじめの一歩 Rising』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで配信中です。主要な動画サービスに幅広く対応しているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。U-NEXTやNetflixでは過去シリーズもあわせて配信されているケースがあるため、一気見にも便利です。

よくある質問

Q. 『はじめの一歩 Rising』は前作を見ていないと楽しめませんか?
A. 前作「はじめの一歩」「はじめの一歩 New Challenger」からの続きとなるため、第1期から順番に視聴するのがおすすめです。キャラクターの背景を知った状態で見ると、感動が格段に大きくなります。
Q. 全何話ありますか?
A. 全25話です。2013年10月から2014年3月にかけて放送されました。1クール強のボリュームで、試合シーンを中心にテンポよく視聴できます。
Q. 鷹村の世界戦は何話あたりで見られますか?
A. 鷹村のWBC世界ミドル級タイトルマッチは後半に描かれます。体重管理の苦闘から試合本番まで複数話にわたって丁寧に描かれるため、じっくり楽しめます。
Q. 原作マンガとストーリーは同じですか?
A. 基本的に森川ジョージ原作のマンガに沿ったストーリーです。アニメ版は原作の試合シーンを臨場感豊かに映像化しており、マンガ既読者も改めてアニメで楽しめる仕上がりになっています。

まとめ

『はじめの一歩 Rising』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで配信中です。主要な動画サービスに幅広く対応しているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴を始められます。U-NEXTやNetflixでは過去シリーズもあわせて配信されているケースがあるため、一気見にも便利です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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