メイプルストーリー

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2007メイプルストーリー

メイプルストーリー

★ 1.9 / 5.0アクションコメディファンタジーラブコメ
放送年2007年
フォーマットTVアニメ
話数25話
原作ゲーム
制作MADHOUSE

10年前、世界の平和と秩序を守っていた世界樹が悪の組織ザクムに狙われた。人間族は勇敢な戦士、知識ある魔法使い、敏捷なアーチャー、狡猾な盗賊の4つの種族を率いてザクムと戦った。最終的に世界樹は自身を守るため自爆を起動したが、他の種族はそれを人間族の裏切りだと思い込んだ。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

10年前、世界の平和を守っていた「世界樹」が悪の組織ザクムに狙われた。人間族は勇者、魔法使い、アーチャー、盗賊の4つの種族と力を合わせてザクムに立ち向かったが、世界樹は自らを守るため自爆を選ぶ。その爆発を人間族の裏切りと信じた他種族との間に、深い溝が生まれてしまう。10年後、その因縁を背負った少年少女たちが、再び迫る脅威に立ち向かう冒険ファンタジー。

みどころ・魅力

① 種族間の因縁と和解が生む感情ドラマ

人間族への不信感を抱えたまま共闘を余儀なくされるキャラクターたちの関係性が丁寧に描かれる。誤解と真実が交差するストーリー展開は、ただのバトルものにとどまらない感情の厚みをもたらしている。

② MMORPGの世界観を忠実に再現したアクション

原作ゲーム「メイプルストーリー」でおなじみの職業システムや多彩なスキルがアニメ映像で躍動する。ゲームプレイヤーには懐かしく、初見でも軽快なテンポのバトルシーンとして楽しめる。

③ コメディとラブコメが和らげる軽快な空気感

シリアスな世界設定の中にも、キャラクター同士のコミカルなやり取りや淡い恋愛模様が散りばめられている。重くなりすぎず、幅広い年齢層が気軽に視聴できる雰囲気が魅力。

キャスト・声優一覧

ニーナ
ニーナ
メイン
›
遠藤綾
アル
アル
メイン
›
桑島法子
プードゥー
プードゥー
サブ
›
松本梨香
ガルス
ガルス
サブ
›
楠大典
クローネ
クローネ
サブ
›
水樹奈々
ギル
ギル
サブ
›
朴璐美
アリバ
アリバ
サブ
›
浪川大輔
アンジ
アンジ
サブ
›
草尾毅
キノ
キノ
サブ
›
皆口裕子
バロ
バロ
サブ
›
木内秀信

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スタッフ

OP고윤하「Scratch On The Heart」
ED折笠富美子「心の輝き」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「あのメイプルストーリー?ゲームの?」というのが最初の反応だった。2000年代に一世を風靡した韓国産MMORPGがアニメ化されていたこと自体、完全に見落としていた。配信を調べたらTSUTAYA DISCASの宅配レンタル以外どこにもなくて、そこでひとまず気持ちが落ちた。それでも「あの世界でキャラクターが喋って戦う様子」への好奇心が勝って、結局観てしまった。第一印象は予算の匂いがする2007年のアニメ、というもので、ファンタジー世界の設定は面白いのに画面が妙に寂しいという感覚。でも浪川大輔がアリバとして出てきた瞬間から、なんとなく前のめりになった。

伝わらなかった犠牲が、10年の不信になる話

この作品が描いているのは、つまるところ「善意の行為が悪意に読まれるとき、何が起きるか」だと思っている。世界樹が自爆を選んだのは世界を守るためだった。ザクムから他の種族を守るために、自分を犠牲にした。でもその行為を「見た」側には、そう伝わらなかった。人間族が世界樹を爆破したと解釈された。

これは意図と結果のずれという話でもあるが、それより深いのは「証明できない犠牲は存在しないも同然」という残酷さだ。世界樹が何を考えていたか、何のために自爆したか——それを証言できる存在がいなければ、事実は「人間の裏切り」として歴史に刻まれる。10年後の世界で種族間の不信が解消されていないのは、その証明がずっと成立していないからだ。

この構造はファンタジーの外にも普通に転がっている。誰かが黙って何かを引き受け、その犠牲が正しく読まれなかった、という話は生活の中にもある。作品としての解像度がどこまで高いかは別として、少なくともテーマの設定はちゃんとしていて、単なるゲームのアニメ化以上のことを描こうとしている姿勢は感じた。

桑島法子が演じるアルが過去の経緯をどう受け止めているか、朴璐美のギルが種族を超えた関係に何を見ているか——このあたりのキャラクター設計が、そのテーマの肉付けになっている。声の演技の温度感がそれぞれ違って、同じ「過去の傷」に対して別の距離感を持ったキャラクターが並んでいるのが、地味に面白い。

特に刺さったシーン

終盤に近い展開で、複数の種族が同じ目的のために動かざるを得なくなる場面がある。不信を抱えたまま隣で戦わなければいけないという状況で、遠藤綾演じるニーナがある一言を口にするシーンがあって、そこで思わず止めた。台詞の内容より、声の抑制の仕方が妙にリアルだった。感情を出せない場面で感情を抑えている演技、というのが遠藤綾はうまい。

水樹奈々のクローネは序盤から少し浮いた雰囲気を持ったキャラクターとして出てくるが、後半になってその理由が見えてくる構成が地味に効いていた。2回目に見直したとき、序盤の台詞の重さが変わって聞こえた。水樹奈々の声は「軽くなりきれない重さ」をキャラクターに乗せるのが上手で、クローネはそれがちょうど機能している役だと思う。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • メイプルストーリーのゲームを遊んでいた世代(懐かしさ補正がある)
  • 浪川大輔・水樹奈々・桑島法子あたりの声優を追っているオタク
  • 2000年代ファンタジーアニメの空気感が好きな人
  • 種族間の対立・不信という設定から入れる人
  • 作画より設定やキャラクターの関係性を優先して楽しめる人

合わない人

  • ゲーム原作アニメに高い作画クオリティを求める人
  • コメディ寄りの回と重い回の落差に耐えられない人
  • 配信でさくっと見たい人(現状TSUTAYA DISCASの宅配レンタルのみ)
  • 展開のテンポを重視する人(2007年作品なりのゆったりした尺の使い方がある)

次に見るなら

種族間の対立と「過去の誤解」を軸にしたファンタジーが好きなら、スレイヤーズはひとつの基準点になる。コメディの密度は高いが、その裏にちゃんと世界の歪みへの問いかけがある。古いけど外れない。

ゲーム原作ファンタジーという文脈で見るなら、テイルズ オブ ザ アビスが近い。記憶・裏切り・種族の壁というモチーフが重なっていて、作画も含めてより完成度が高い。メイプルストーリーで設定に引っかかった人が次に行く先として自然な流れ。

ラブコメ方向に振るならゼロの使い魔。同じ2000年代ファンタジーで、こちらはコメディ成分が強め。種族とか不信とかより、キャラクターの関係性を楽しむ作品として、テンションのギアチェンジになる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ—¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix—¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu—¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+—¥1,250〜(税込)なし500+
現時点では主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を検討される場合は、DVDレンタルや中古ディスクの購入など、パッケージメディアを中心に探してみてください。配信状況は今後変わる可能性もありますので、定期的に各サービスをご確認されることをおすすめします。

よくある質問

Q. メイプルストーリーのアニメはゲームをやっていなくても楽しめますか?
A. はい、楽しめます。ゲーム知識がなくても世界観の説明がなされており、キャラクターの成長や種族間の対立を軸にしたストーリーとして単独で視聴できる構成になっています。
Q. 何話構成ですか?
A. 全16話構成のTVアニメシリーズです。2007年に韓国で放送され、日本でも吹き替え版が展開されました。比較的コンパクトにまとまっており、一気見しやすい分量です。
Q. 子どもでも見られる内容ですか?
A. はい、対象年齢は比較的低めで、家族で楽しめる内容です。バトルシーンはありますが過激な描写は少なく、コメディ要素も豊富なため子どもから大人まで幅広く視聴できます。
Q. 原作ゲームとストーリーのつながりはありますか?
A. アニメはゲームの世界観やキャラクター設定をベースにしたオリジナルストーリーです。ゲームと完全に同じ内容ではなく、アニメ独自の展開が中心となっています。

まとめ

現時点では主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を検討される場合は、DVDレンタルや中古ディスクの購入など、パッケージメディアを中心に探してみてください。配信状況は今後変わる可能性もありますので、定期的に各サービスをご確認されることをおすすめします。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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