ミチコとハッチン

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2008ミチコとハッチン

ミチコとハッチン

★ 3.8 / 5.0アクション冒険
放送年2008年
フォーマットTVアニメ
話数22話
原作オリジナル
制作Manglobe

刑務所から脱獄した犯罪者ミチコは、虐待を受けていた少女ハッチンを救う。正反対の二人だが、共通の過去の男との繋がりで運命が絡み合う。警察と虐待的な養父母から逃げながら、この奇想天外なコンビはその男を探し、やがて自分たちの自由を発見することになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

「ミチコとハッチン」は、刑務所を脱獄した女ミチコ・マランドロと、養父母から虐待を受けていた少女ハナ(ハッチン)が、かつて二人それぞれの人生に深く関わった一人の男ヒロシを探して旅をするロードムービーです。南米を思わせる架空の国を舞台に、警察や追っ手から逃げながら進む正反対の二人は、最初こそ反発し合うものの、過酷な旅路の中で本当の絆を少しずつ育んでいきます。自由を求めて駆け抜ける、疾走感あふれるアクション作品です。

みどころ・魅力

① ブラジルを思わせる色彩豊かな世界観

照りつける陽射し、雑多な街並み、ラテンの音楽——本作最大の魅力は、日本のアニメでは珍しい南米風の世界観です。エキゾチックでスタイリッシュな映像美が全編を彩り、ロードムービーならではの異国情緒をたっぷりと味わえます。

② スピード感あふれるアクションとバイクシーン

脱獄、カーチェイス、追っ手との攻防と、物語は常に「逃走」とともに進みます。ミチコが駆るバイクの疾走感あるシーンは見応え十分で、緊張感とスリルが途切れません。クールなアクション演出が好きな方にぴったりです。

③ 凸凹コンビが育む二人の関係性

奔放で破天荒なミチコと、現実的でしっかり者のハッチン。正反対の二人がぶつかり合いながら、母娘のような奇妙な絆を築いていく過程が物語の芯にあります。旅の終わりに二人がたどり着く「自由」の意味にも注目です。

キャスト・声優一覧

ミチコ・マランドロ
ミチコ・マランドロ
メイン
真木よう子
ハッチン
ハッチン
メイン
大後寿々花
アツコ・ジャキソン
アツコ・ジャキソン
メイン
坂井真紀
ジュニーニョ
ジュニーニョ
サブ
中井和哉
サブ
山寺宏一
サブ
藍里咲乃
トニー
トニー
サブ
小山剛志
サブ
サブ
新橋耐子

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スタッフ

監督山本沙代
シリーズ構成宇治田隆史
キャラクターデザイン清水洋
音楽
美術監督田村せいき
音響監督たなかかずや
OPSOIL & “PIMP” SESSIONS「Paraiso」
EDカルテット「Best Friend」
EDオレア・マルティンス「Nada pode me parar agora」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

名前だけは何年も前から知っていた。なのに配信を探すと、どこにも置いていない。dアニメにもU-NEXTにもABEMAにもない。そういう作品ほど妙に気になるもので、結局ディスクを引っ張り出して見ることになった。最初は「南米を舞台にしたバイクの逃亡もの」くらいの雑な認識で再生して、オープニングの色彩とサンバみたいなリズムで一気に引き戻された。派手な話ではないのに、画面の温度がやたら高い。2回目に見たときに気づいたのは、これが逃亡劇というより、噛み合わない二人がただ一緒にいる時間そのものを描いた話だった、ということだ。

血のつながりではなく、「選んで一緒にいる」ことの物語

ミチコはハッチンの母親ではない。二人を結びつけているのは、かつてミチコが愛し、ハッチンが父と呼ぶ一人の男——その存在だけだ。だから厳密に言えば、この二人には一緒にいる理由がない。逃げる方向も、欲しいものも、世界の見え方も、何もかも噛み合っていない。ミチコは衝動だけで生きていて、ハッチンはその尻拭いをしながら冷めた目で大人を観察している。普通なら半日で決裂する組み合わせだ。

それでも二人は一緒にいる。この作品が逃亡劇の形を借りて本当に描いているのは、血でも契約でもなく、ただ「今日もこいつと一緒にいる」という選択の積み重ねなんだと思う。家族になろうとしているわけじゃない。むしろ家族になりきれないからこそ、毎朝あらためて一緒にいることを選び直している。南米の埃っぽい街並みも、汗の匂いがしそうな湿気も、その選択の重さを下から支える舞台装置として効いている。単なるバディものとして消費するには、二人の距離の取り方があまりに不器用で、だからこそ本物に見える。終盤、二人がたどり着く「自由」が、どこかの目的地ではなく一緒に過ごした時間そのものだったと気づくとき、この物語の体温の正体がやっとわかる。

特に刺さったシーン

追う側の人間が魅力的な逃亡劇は強い。中井和哉が演じるジュニーニョの声には、職務として二人を追っているはずなのにどこか個人的な未練がにじんでいて、序盤の対峙シーンで彼が低くひと言を落とした瞬間、こっちの背筋まで伸びた。あの抑えた芝居があるから、ミチコの奔放さが余計に際立つ。脇を固める山寺宏一小杉十郎太の声も、ほんの数シーンしか出ない人物にちゃんと一人分の人生を背負わせていて、世界が薄くならない。個人的にいちばん効いたのは、派手な銃撃でも逃走でもなく、終盤、二人が何でもない屋台でただ飯を食っている場面だった。会話もほとんどないのに、ここまで積み上げてきた時間が全部その沈黙に乗っていて、思わず巻き戻した。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 血のつながらない二人の関係を、結論を急がずに眺めていたい人
  • 音楽と空気で語るタイプのアニメに弱い人
  • 主人公が必ずしも善人じゃない物語に惹かれる人

合わない人

  • 毎話わかりやすく話が前に進む構成を求める人
  • はっきり感情移入できる「いい人」の主人公が欲しい人
  • 配信でサクッと見たい人(今はディスクを探すしかない)

次に見るなら

同じ制作スタジオの空気を感じたいならサムライチャンプルー。当てのない旅と噛み合わない同行者、音楽で語る作りはミチコとハッチンと地続きで、こっちが好きなら間違いなく刺さる。

大人の渋さとジャズの気だるさが好きならカウボーイビバップ。寄る辺ない者同士が同じ船に乗っている距離感と、音で感情を運ぶ感覚が近い。

群像で描かれる犯罪と暴力のスタイリッシュさに惹かれたならバッカーノ!。乾いた暴力の手触りと、誰も彼も訳ありな世界の濃さが楽しめる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「ミチコとハッチン」は、本記事の時点で確定している定額制の配信サービス情報はありません。視聴を検討される際は、各配信サービスやレンタル、Blu-ray・DVDなどの最新情報をあわせてご確認いただくのがおすすめです。配信状況は時期によって変動しますので、公式の発表もチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ミチコとハッチンはどんな作品ですか?
A. 脱獄した女性ミチコと少女ハッチンが、一人の男を探して南米風の国を旅するロードムービー作品です。鮮やかな世界観と疾走感あるアクション、二人の関係性の変化が大きな見どころになっています。
Q. 子どもと一緒に楽しめますか?
A. 暴力描写やシリアスなテーマを含むため、どちらかといえば大人向けの作品です。ハードでスタイリッシュな世界観が好きな方に、特におすすめできる内容になっています。
Q. 配信で視聴できますか?
A. 本記事の時点では、確定している定額配信サービスの情報はありません。視聴を検討される際は、各配信サービスやレンタルなどの最新情報をあわせてご確認いただくのがおすすめです。
Q. どんな雰囲気の映像が楽しめますか?
A. ブラジルを思わせる色彩豊かな街並みやバイクシーンが特徴で、ラテン調の音楽との相性も抜群です。エキゾチックでスタイリッシュな映像美を全編で楽しめます。

まとめ

「ミチコとハッチン」は、本記事の時点で確定している定額制の配信サービス情報はありません。視聴を検討される際は、各配信サービスやレンタル、Blu-ray・DVDなどの最新情報をあわせてご確認いただくのがおすすめです。配信状況は時期によって変動しますので、公式の発表もチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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