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虹色デイズ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Ashi Productions |
夢見がちな橋波夏樹、ナルシストの松永智也、サドな片倉圭一、オタクの直江剛の四人の高校生の恋愛模様を描く。夏樹がクリスマスイブに彼女にフられたことから、四人の色彩豊かな日常と恋愛ストーリーが展開していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
夢見がちな橋波夏樹、ナルシストの松永智也、Sな片倉圭一、アニメ好きの直江剛——性格も恋愛観もバラバラな4人の高校生が織りなす青春ラブコメ。クリスマスイブに彼女にフられた夏樹がサンタ姿の少女・石原安奈に一目惚れしたことをきっかけに、4人それぞれの恋愛模様が動き出す。笑えてほろっとくる、等身大の高校生たちの色鮮やかな日常を描いた作品。みどころ・魅力
① 4人のキャラクターが濃くて笑える
夢見がちピュア系・ナルシスト・Mを愛でるS男子・筋金入りのオタクと、キャラが立ちすぎた4人のやりとりが毎話の笑いの核。それぞれの恋愛アプローチが真逆すぎて、見ていて飽きない。本編5分のショートアニメながら、1話ごとにしっかりオチがある構成も秀逸。② 恋愛のリアルな「気まずさ」と甘さのバランス
告白前の動悸・すれ違い・意識しすぎて普通に話せない——そんな思春期特有のもどかしさが丁寧に描かれている。キャラのギャグ成分が強い分、甘いシーンが訪れたときの落差が大きく、思わずニヤけてしまう瞬間が随所に用意されている。③ ショートアニメとは思えない完成度
全24話・各話約5分というフォーマットでありながら、4組の恋愛がきちんと動いてそれぞれ決着まで描ききっている。隙間時間に気軽に見られる手軽さと、ちゃんとした青春ラブコメとしての満足感が両立した、コスパのいい作品。キャスト・声優一覧


















スタッフ
| シリーズ構成 | 伊丹あき |
|---|---|
| OP | ソナーポケット「ベストフレンド」 |
| OP | ソナーポケット「ONE-SIDED LOVE」 |
| ED | 橋場夏樹「Rainbow Days!」 |
| ED | 橋場夏樹「アーチ」 |
| ED | 松永智也「I wanna be your knight」 |
| ED | 片倉恵一「Catch me if you can!」 |
| ED | 直哉剛「そばにいるから」 |
| ED | 橋場夏樹「ハレルヤ!Shinin‘Days」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1話13分のショートアニメ、というのが最初の動機だった。積みアニメが溜まっていて、隙間に見られるやつを探していた。「どうせサラッと流せるやつだろう」と思いながら再生ボタンを押したのが正直なところ。
ところが序盤の数話で、思ったより引き込まれていた。クリスマスイブに彼女にフられて泣いている主人公・夏樹が、通りすがりのサンタコス女子に一目惚れするという出だし。ベタといえばベタなのだが、四人組のやりとりがテンポよくて、気づいたら続きを押していた。
2周目で気づいたのは、各キャラの「ズレ」が丁寧に設計されているということ。夢見がちな夏樹、ナルシストで実は繊細な智也、サドだけど情が厚い圭一、オタクだが恋愛に一番まともな剛。最初はタイプ分けのギャグ要員に見えていた四人が、2回目だと全員ちゃんと人間に見えてくる。短いフォーマットを言い訳にしていない作りだと思う。
好きになることの「恥ずかしさ」を、四人が笑いながら乗り越えていく話
この作品を一言でまとめると、「好意を素直に出せない男子高校生たちが、それでも少しずつ前に進む話」になる。ただそれだと普通のラブコメの説明になってしまうので、もう少し掘り下げたい。
虹色デイズが面白いのは、恋愛における「恥ずかしさ」の描き方にある。夏樹はわかりやすく一途で、好意を全面に出せるタイプに見えるが、実際には空回りしてばかり。智也は外見に自信があるくせに、本命の前では急に普通の男の子になる。圭一は強がっているが、その強がりが崩れる瞬間に一番人間らしさが出る。剛はオタク趣味に没頭することで恋愛から少し距離を置いていたのに、気づけば誰より真剣になっている。
四者四様の「好きを表現できない理由」があって、でも全員ちゃんと好きなんである。その不器用さをギャグで包みながら描いているのが、この作品の核だと思う。深刻にならずに、でも笑い飛ばすだけでもない、絶妙な温度感。
声優陣の選択がこの温度感を支えている。松岡禎丞の夏樹は、真剣さとドジさが共存する少し困ったやつを自然に演じていて、キャラへの共感を作っている。江口拓也の智也は、ナルシストの台詞を嫌みにせずコメディに落とし込む技術が要る役で、声優と夜あそびのMCとして培った軽さとアドリブ感が活きている印象。島﨑信長が演じる圭一は、表面上の冷たさと内側の温度差を声だけで表現する必要があるキャラで、2周目だと序盤のセリフの聞こえ方がだいぶ変わってくる。
13分という制約が、逆にテーマを研ぎ澄ませた面もある。1話で一つのエピソードをきちんと閉じて、次に進む。恋愛の「前進」を積み重ねる構成に、短尺フォーマットがよく合っていた。
特に刺さったシーン
個人的に一番刺さったのは、智也がヒロインの希美を前にして急に素になるシーンだ。普段のナルシスト全開の演技がピタッと止まって、言葉を選びあぐねている。「あ、こいつ本気だ」と視聴者側が先に気づく、あの間の作り方が好きだった。茅野愛衣の希美も、受けの芝居がちゃんとしているから成立する場面で、ベテランが揃っているとこういうところで差が出る。
それと、四人がグループとして動いているシーンのワチャワチャ感。内山昂輝の剛が、恋愛トークの輪の中でオタク目線の突っ込みを入れる役どころで、四人のバランスを取る要になっている。恋愛ものとして見ていたのに、気づいたら「この四人のやりとり」を目的に見ている自分がいた。そういう友情の側面もちゃんとある。
読んで見たくなったら——『虹色デイズ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 隙間時間にサクッと見られる恋愛ものを探している人
- 主人公一人より、複数のカップルが同時進行する群像ラブコメが好きな人
- 重くなりすぎず、でも軽すぎもしない温度感の作品が好きな人
- 男子グループのわちゃわちゃした掛け合いが見ていて楽しい人
合わない人
- 1クール・2クールかけてじっくり関係が育つのを見たい人(13分×24話なので展開は速め)
- 恋愛の「すれ違い」や「葛藤」をドラマティックに描いてほしい人
- 作画クオリティにこだわりがある人(ショートアニメなりの水準)
次に見るなら
恋愛ラボが好きなら感触が近い。女子高生版の群像ラブコメで、同じく「恋愛に不慣れな連中がわちゃわちゃする」構造。こちらも1話が短めでテンポがよく、キャラの掛け合いで引っ張る作り。
もう少し静かで感情的な余韻を求めるなら月がきれい。同じ中高生の恋愛ものだが打って変わってしっとりした空気感で、「ちゃんと胸に残る恋愛ものも見たい」というときに。虹色デイズの後に見ると落差が気持ちいい。
四人組の仲良しグループが好きで、もう少しコメディ寄りのノリが続けたい人にはハナヤマタも悪くない。ジャンルは違うが、複数キャラが少しずつ前に進む群像劇の構造が似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『虹色デイズ』はABEMAおよびdアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信中のため、各種サービスのユーザーならすぐに視聴をはじめられる。全24話・各話約5分とまとまったボリュームで、一気見しやすいのも魅力のひとつ。気軽に楽しめるショートアニメを探しているなら、まず手に取って損はない作品だ。
