ハナヤマタ

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2014ハナヤマタ

ハナヤマタ

★ 3.5 / 5.0コメディ日常系
放送年2014年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作MADHOUSE

外見も知能も芸術も運動も、すべて普通の14歳・関谷ナル。「ヒロイン」に憧れながら普通の生活を続けていた。だがある月夜、彼女は妖精に出会う。その異国の少女に導かれ、ナルは よさこい踊りという非日常の世界へ足を踏み入れることになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

外見も知能も運動も、何もかもが「普通」の14歳・関谷ナル。ヒロインのように輝く誰かに憧れながらも、平凡な毎日に一歩を踏み出せずにいました。そんなある月夜、彼女は神社で金髪の少女と出会います。妖精のように現れたその異国の少女ハナに手を引かれ、ナルが足を踏み入れたのは「よさこい」という非日常の世界。踊ることへの戸惑いと高鳴りのなかで、ナルは少しずつ自分を変えていきます。やがて個性豊かな仲間たちが集まり、一つのチームとして同じ舞台を目指していく——きらめく青春の物語が動き出します。

みどころ・魅力

① 「普通」の女の子が一歩を踏み出す王道の青春物語

特別な才能を持たない主人公ナルが、よさこいとの出会いをきっかけに殻を破っていく成長譚が物語の核。憧れと不安のあいだで揺れる等身大の心情がていねいに描かれ、誰もが自分を重ねられる共感性の高さが魅力です。一歩踏み出す勇気をそっと後押ししてくれます。

② 個性豊かな5人が一つのチームになる過程

奔放なハナ、しっかり者のヤヤ、お嬢様の多美、生徒会長の真智——背景も性格も異なる少女たちが、ぶつかり合いながら絆を深めていきます。それぞれが抱える悩みと向き合い、よさこいを通じて結ばれていく群像劇としての厚みが見どころです。

③ 鮮やかな映像とよさこい演舞の高揚感

原作の繊細なタッチを活かした柔らかな作画と、鳴子の音が響くよさこい演舞のダイナミックな描写が見事に同居。鮮やかな衣装と躍動感あふれるダンスシーンは本作の大きな見せ場で、音楽とあわせて心が躍る高揚感を味わえます。

キャスト・声優一覧

ハナ・N・フォンテーンスタンド
ハナ・N・フォンテーンスタンド
メイン
›
田中美海
西御門多美
西御門多美
メイン
›
大坪由佳
笹目ヤヤ
笹目ヤヤ
メイン
›
奥野香耶
関谷なる
関谷なる
メイン
›
上田麗奈
常盤真智
常盤真智
メイン
›
沼倉愛美
ジェニファー・N・フォンテーンスタンド
ジェニファー・N・フォンテーンスタンド
サブ
›
たかはし智秋
関谷直正
関谷直正
サブ
›
大川透
梅さん
梅さん
サブ
›
前田敏子
山ノ下祥子
山ノ下祥子
サブ
›
若井友希
小町結果
小町結果
サブ
›
高井舞香
常盤沙里
常盤沙里
サブ
›
豊口めぐみ
大船勝
大船勝
サブ
›
小山剛志

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スタッフ

監督いしづかあつこ
シリーズ構成吉田玲子
キャラクターデザイン渡辺敦子
音楽有限会社モナカ 、帆足圭吾、高田龍一
美術監督山根左帆
音響監督藤田亜紀子
OPTeam “Hanayamata”「花ハ踊レヤいろはにほ」
OP「(Manami Numakura)」
EDスマイルワイ株式会社「花雪」
EDTeam “Hanayamata”「花雪」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

よさこい部活もの。こういうの好きなはずなのに、なぜかずっと後回しにしていた。タイトルの可愛さで「女の子がきらきら踊って、仲良くなって、おわり」くらいに高をくくっていたんだと思う。それで実際に再生したら、序盤の月夜のシーンで金髪の女の子が橋の上で踊っているところで、決めつけていた自分が少し恥ずかしくなった。あれは可愛いじゃなくて、こわいに近い。最初の一回目はナルの引っ込み思案ぶりがもどかしくて、正直やきもきしながら見ていた。なのに二回目に見返すと、あの「普通」へのこだわりこそがこの話のいちばん最初の扉なんだと、ようやく腑に落ちる。先延ばしにしていた時間を返してほしい、と少しだけ思った。

「憧れる側」から「踊る側」へ、たった一歩を踏み出すまでの話

ナルは外見も知能も運動も、ぜんぶ普通だ。本人もそれをよくわかっていて、ヒロインに憧れながら、自分はそういう側の人間じゃないと線を引いている。この線の引き方がやけにリアルで、見ていてちくっとする。憧れって、たいていは見ているだけで完結してしまう。きれいなものを遠くから眺めて、いいなあと思って、それで自分の生活に戻る。そこから一歩を踏み出すのが、どれだけ難しいか。

この作品が描いているのは、よさこいの華やかさそのものじゃない。むしろ、踊り出す前のためらいの時間をずっと丁寧に映している。やりたい、でも自分なんかが、でもやっぱり、の往復。ハナに手を引かれてからも、ナルは何度も足を止める。その足踏みを「ぐずぐずしてるな」で切り捨てずに、ちゃんと意味のある時間として描いているのがいい。

だからこれは単なる部活青春ものではなく、「普通の自分」を言い訳にして眺めていた側が、こわごわ手を伸ばす話だと思っている。よさこいはたまたまの題材で、踊りでなくてもよかったのかもしれない。ただ、全身を使って人前にさらされる踊りという形が、「踏み出す」という抽象的なことを、いちばん身も蓋もなく見せてくれる。終盤、ナルの表情が変わっていく流れを追うと、最初に線を引いていた本人が、その線を自分でまたいでいく瞬間にちゃんと立ち会える。

特に刺さったシーン

やっぱり序盤、ナルが初めて誘いに応えようとして、それでも声が出ない場面。上田麗奈の芝居がここで効いてくる。前向きな台詞を朗々と言うんじゃなくて、息が詰まって、語尾がしぼんで、それでも何か言おうとする——あの「言いきれなさ」の演技がうまい。普通の女の子が普通のまま勇気を出す手前の、いちばんかっこ悪い数秒を、ごまかさずに声にしている。

もう一つ挙げるなら、後から仲間に加わる常盤真智まわりのくだり。沼倉愛美が、強がりの奥にある寂しさをちょうどいい温度で出していて、ここで思わず姿勢を正した。ツンとした子が踊りの輪に入る瞬間って、テンプレになりがちなのに、ちゃんと痛みを通過してから入ってくる。あと地味に、関谷直正を演じる大川透の落ち着いた声が、にぎやかな話全体の重しになっていて、家族のシーンが急に効く。

読んで見たくなったら——『ハナヤマタ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「自分は普通だから」と何かを諦めた記憶がある人
  • 派手な事件より、踏み出す前のためらいを丁寧に見たい人
  • 女の子たちの友情が、じわじわ積み上がっていく過程を味わいたい人
  • 作画と音楽で「踊り」の高揚をちゃんと浴びたい人

合わない人

  • テンポよく事件が起きて畳みかける展開を求める人
  • 主人公のうじうじした足踏みにイライラしてしまう人
  • 日常系のゆっくりした時間そのものが苦手な人

次に見るなら

けいおん!——部活と仲間と、なんでもない時間の愛おしさが好きなら。事件らしい事件はないのに、気づけば彼女たちの放課後が自分の居場所みたいになる。ハナヤマタの温度がしっくりきた人には、たぶん近い場所にある。

響け!ユーフォニアム——「踏み出す」をもっと真剣に、痛みごと描いた一本。憧れと実力のあいだで揺れる感じが好きなら刺さる。ハナヤマタより一段ヒリつくので、その手前を味わってから観るとちょうどいい。

宇宙よりも遠い場所——普通の女の子が、自分には無理だと思っていた場所へ本気で手を伸ばす話。憧れを眺める側から動く側へ、というテーマがまっすぐ重なる。観たあと、しばらく胸の奥が熱いままになる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ハナヤマタ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TVで視聴できます。主要な動画配信サービスで幅広く配信されているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。よさこいという珍しいテーマと丁寧な青春描写が光る作品ですので、ぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ハナヤマタは何話ありますか?
A. 全12話構成のTVアニメです。2014年7月から9月にかけて放送されました。1クールで完結しているため、一気見もしやすい作品です。
Q. 原作マンガとアニメの内容は違いますか?
A. 原作はマンガタイムきらら掲載のコミックで、アニメはその序盤〜中盤をもとに制作されています。アニメオリジナルの演出も加えられており、原作既読の方でも楽しめる内容になっています。
Q. よさこいを知らなくても楽しめますか?
A. はい、よさこいの予備知識がなくても十分楽しめます。作中でよさこいの基本がわかりやすく描かれているため、踊りの魅力を一緒に発見していく感覚で視聴できます。
Q. きらら系アニメが好きな人におすすめですか?
A. はい、おすすめです。『けいおん!』や『ご注文はうさぎですか?』のような日常系・部活系が好きな方に特に向いています。穏やかな笑いと感動がバランスよく詰まった作品です。

まとめ

『ハナヤマタ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TVで視聴できます。主要な動画配信サービスで幅広く配信されているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。よさこいという珍しいテーマと丁寧な青春描写が光る作品ですので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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