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おにぱん!
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 60話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | WIT STUDIO |
本文のみ 鬼は何世紀もの間、日本民間伝承の悪い存在とされてきた。そこで3人の明るい鬼の子どもたち——明るいツツジ、クールなツユクサ、元気なヒマワリ——が愛と友情、そして超能力パンツの力を使って、人間と鬼の関係改善に立ち上がる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
鬼は長い歴史の中で、日本の民間伝承において恐ろしい悪の存在として語り継がれてきた。そんな鬼のイメージを変えようと立ち上がったのが、明るくパワフルなツツジ、クールで知的なツユクサ、元気いっぱいのヒマワリという3人の鬼の子どもたち。彼女たちは愛と友情、そしてなぜか「超能力パンツ」という謎の力を駆使しながら、人間と鬼が共存できる世界を目指してドタバタ奮闘する。
みどころ・魅力
① 個性豊かな3人の鬼キャラクターのかけ合い
元気系・クール系・天真爛漫系と性格がはっきり異なるツツジ・ツユクサ・ヒマワリの三人組は、掛け合いのテンポが心地よく、ショートアニメの尺でも飽きさせない。それぞれの個性が絶妙にぶつかり合うギャグシーンは、気軽に笑える爽快感がある。
② 「超能力パンツ」という振り切ったギャグ設定
民間伝承の鬼というシリアスになりそうな題材を、「超能力パンツ」という突拍子もない設定で完全にコメディへ着地させているのが本作の特徴。設定のシュールさをストレートに笑いに転換するテンポの良さは、TVショートアニメならではの魅力と言える。
③ 5分で完結するサクッと視聴しやすい構成
1話あたりの尺が短く、1エピソードで起承転結がきれいにまとまっているため、隙間時間に気軽に楽しめる。重い展開がなく、どのエピソードからでも入りやすいので、アニメをあまり見ない人の入門作としても向いている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 太田雅彦 |
|---|---|
| シリーズ構成 | あおしまたかし |
| キャラクターデザイン | 柳隆太 |
| 音楽 | 三澤康広 |
| 美術監督 | 鈴木俊輔 |
| 音響監督 | 蝦名恭範 |
| OP | Onipans!「おにパパパン!パン!」 |
| ED | Onipans!「おにパパパン!パン!」 |
| ED | Onipans!「鬼ヤバッ!」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「おにぱん」という文字列を最初に見たとき、数秒の間「おにのパンケーキ?」という方向で考えた。謎の略称だ。調べたら「おにぱん!」で、鬼の少女たちが主役の短編コメディだった。2022年、TV_SHORT枠、超能力パンツ——この三点セットで頭に「???」が並んで、そのまま勢いで1話を再生した。
最初の印象は「あ、これは真面目に見るやつじゃない」。それでいい、と思って流していたら、2周目で気づいたことがあった。「鬼と人間の関係改善」という建前を、短編コメディの中でわりと真剣に扱っている回が混ざっている。ギャグとして受け流せる表層の下に、もう少し言いたいことがある作品だった。謎だと思って手を伸ばしたら、意外と芯があった。
「怖い」と思われてきた側が、笑顔で偏見を上書きしていく話
この作品でやっていることを一言で言うなら、「数百年分の悪評を、明るさと友情とパンツの力で塗り替えようとする話」だ。ツツジ・ツユクサ・ヒマワリの三人が選んだ手段は実力行使でも論争でもなく、ひたすら一緒にいて、楽しくいることだ。「強いから認めろ」ではなく「楽しいから一緒にいよう」という論法は、鬼と人間の関係改善という文脈では案外ラジカルな主張になっている。
超能力パンツという設定については理解を半分諦めたが、その力を「勝つため」ではなく「仲良くなるため」に使うという方向性は最後まで揺れない。短編コメディの5〜10分の中でこれがぶれないのは、地味にえらい。同時期に鬼を敵として設定した作品が複数あった中で、鬼側を主人公にして「人間に好かれようとする」という着地点を選んだのは、明快な意図があると思う。
三人のキャラクター配置——明るいツツジ、クールなツユクサ、元気なヒマワリ——は王道だが、この三者のバランスによって「全員が同じテンションで突っ走る」ことなく、偏見に対するアプローチの幅が出ている。クールなキャラが折れないから物語が締まる。子ども向けフォーマットに見えて、偏見と共存をテーマとして折り込んでいる作品だった。
特に刺さったシーン
井上喜久子が黄園黄・クマ・ナレーターの三役を一人で兼任している事実を後から知って、もう一度見返した。同じ声が場面によって全然違う質感を持っていて、「これ本当に全部同じ人か」と何回か止めて確認した。出演267本のキャリアが短編コメディの画面にどれだけ詰め込まれているか、そういう楽しみ方ができる作品でもある。
富田美憂が演じる一寸法子は、声のサイズ感とキャラクターの物理的スケールのミスマッチが面白く、序盤から引っかかっていた。石上静香の赤園赤はギャグ回と温度を変えてくる場面があって、そこで「この作品ちゃんとやってるじゃないか」と初めて思った。笑わせに来るだけじゃない部分を、声で出してくる。そういう瞬間が短編コメディの中に散在している。
読んで見たくなったら——『おにぱん!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 深夜アニメの重さに疲れていて、5〜10分の口直しが欲しい人
- 民話・妖怪モチーフのゆるいコメディが好きな人
- 井上喜久子・富田美憂・石上静香の声に慣れ親しんでいて、演技を聴く楽しみを持っている人
- 設定の意味を問わずテンポで笑える人
合わない人
- 短編コメディを「薄い」と感じてしまう人
- 「超能力パンツ」という設定に引っかかりが残る人
- 鬼モチーフに異能バトルや感情的な重さを期待している人
- ストーリーに一本筋が通ったものを求める人
次に見るなら
鬼モチーフでもっとキャラクターの感情を掘り下げたいなら「鬼灯の冷徹」がいい。日本の民間伝承ベースで、コメディとして完成度が高い。短編コメディとして同じく割り切ったテンポを楽しみたいなら「干物妹!うまるちゃん」も近い空気感がある。キャラクターの「立場の弱い側が頑張る」構図に惹かれたなら「この素晴らしい世界に祝福を!」も合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『おにぱん!』はdアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。いずれも見放題プランで配信されているため、気軽にチェックできます。短尺コメディなのでサクッと全話一気見するのもおすすめです。
