オーバーロードⅡ

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2018オーバーロードⅡ

オーバーロードⅡ

★ 3.8 / 5.0アクション冒険ファンタジー
放送年2018年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作ライトノベル
制作MADHOUSE

新しい世界の支配を目指すアインズは、征服計画を着々と進める。トカゲ人族の反乱やアダマンタイト級冒険者ロード・モモンとしての活動など、多くの課題に直面する。しかし忠実な部下たちの助力により、最高の力を持つオーバーロードの前に立ちはだかるものは何もない。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

強大な魔法詠唱者(マジック・キャスター)アインズ・ウール・ゴウンは、ナザリック地下大墳墓を拠点に世界征服への歩みを進める。トカゲ人族の村を舞台にした戦乱、蜥蜴人の英雄カルネ村への介入、そして冒険者「ロード・モモン」としての二重生活――。仮面の奥に真の意図を隠しながら、アインズはあらゆる勢力を手中に収めていく。第2期では世界の広がりとともに、ナザリック守護者たちの個性もより鮮明に描かれる。

みどころ・魅力

① トカゲ人族編が見せる「弱者視点」の逆転劇

第2期序盤を占めるトカゲ人族編は、圧倒的な力を持つナザリック軍と村の存続をかけて戦う蜥蜴人たちの物語。絶望的な戦力差の中で知恵と誇りを尽くす姿が丁寧に描かれ、「強者の物語」であるオーバーロードに人間的な厚みを加える屈指のエピソードとなっている。

② コキュートスとナザリック守護者たちの掘り下げ

第四階層守護者・コキュートスが初めて指揮官として独立した任務を担い、失敗と成長を経験する。無敵のナザリック勢の中でも「葛藤」と「学び」が描かれることで、キャラクターに単なる強さ以上の魅力が生まれる。各守護者の個性が前面に出る点も本期の大きな見どころ。

③ 二面性を生きるアインズの謀略と孤独

アダマンタイト級冒険者「ロード・モモン」として人間社会に溶け込みながら、裏でナザリックの覇権拡大を着々と進めるアインズ。その二重生活の滑稽さとシリアスさが絶妙に交差し、強大すぎる存在ゆえの孤独と苦悩もにじむ。謀略と日常のギャップが本作の独自の味わいを生み出している。

キャスト・声優一覧

モモンガ
モモンガ
メイン
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日野聡
シャルティア・ブラッドフォールン
シャルティア・ブラッドフォールン
サブ
›
上坂すみれ
ザリュース・シャシャ
ザリュース・シャシャ
サブ
›
東地宏樹
ブレイン・アングラウス
ブレイン・アングラウス
サブ
›
遊佐浩二
ティア
ティア
サブ
›
石上静香
ヒルマ・シュグネウス
ヒルマ・シュグネウス
サブ
›
行成とあ
デイバーノック
デイバーノック
サブ
›
真木駿一
ナーベラル・ガンマ
ナーベラル・ガンマ
サブ
›
沼倉愛美
セバス・チャン
セバス・チャン
サブ
›
千葉繁
シャースーリュー・シャシャ
シャースーリュー・シャシャ
サブ
›
楠見尚己
ツアレニーニャ・ベイロン
ツアレニーニャ・ベイロン
サブ
›
嶋村侑
ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ
ザナック・ヴァルレオン・イガナ・ライル・ヴァイセルフ
サブ
›
藤吉浩二

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スタッフ

監督伊藤尚往
シリーズ構成菅原雪絵
原作丸山くがね
原案キャラデザ
キャラクターデザイン吉松孝博
音楽片山修志
OPオクト「GO CRY GO」
EDミスアンドロイド 「HYDRA」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1期を見終わったあと、間を置かずに2期を再生した。オーバーロードというシリーズ、要するに「アインズ様が何をしても強い」という構造で成り立っているのだが、それが苦痛にならないのは演出と世界観の作り込みがあるからだと思っていた。が、2期の序盤から始まるリザードマン編でその認識がちょっとだけ揺らぐことになる。

敵側の内情をあれだけ丁寧に描くアニメだとは思っていなかった。リザードマンたちが戦略を練って、恋をして、部族の誇りを守ろうとする——その描写が、長い。最初は「アインズ様はいつ出てくるんだろう」と思っていたのに、2周目ではここの東地宏樹さんのザリュース・シャシャを静かに聴き込んでいた。印象が変わる典型例。

どれだけ足掻いても届かない、その記録こそが美しい

オーバーロードⅡのリザードマン編は、全体の約半分を占める。この比率に最初は首を傾げた視聴者も少なくないと思うが、振り返るとここが2期の核心だったと感じている。

ザリュース・シャシャとクルシュ・ルールーを中心に、複数の部族が連合を組んで「絶対に勝てない相手」に立ち向かう。勝算があるわけじゃない。それでも種族の存続をかけて戦略を立て、命を賭ける。その過程がていねいに描かれる。

対するアインズ・ウール・ゴウンは、日野聡さんが演じるモモンガが「これは実験だ」と淡々と告げる。彼にとってリザードマンの抵抗は、自分の軍勢の強さを測るサンプルに過ぎない。この非対称性が、このシリーズの本質だと思っている。

よくある「努力と友情で強敵を倒す」話ではない。努力した側が負ける。それでも、その努力の記録が視聴者の記憶に残る。これはある種の残酷さだが、同時に誠実さでもある。「頑張れば報われる」という嘘をつかない創作の一形態として、オーバーロードは機能している。

後半パートではアダマンタイト級冒険者「モモン」としてのアインズが表の世界で動きはじめる。裏では絶対者として世界を支配し、表では英雄を演じる——この二重構造の不気味さが2期で明確になる。上坂すみれさんのシャルティアが序盤に担う役割の重さも含めて、2期はシリーズの「拡張」というより「深化」に近い。リザードマン編の尺が長いことへの不満は、全話見終えたあとでは少し違う色をしている。

特に刺さったシーン

リザードマン連合軍がアインズ軍と激突する終盤の戦闘で、東地宏樹さんの演技が印象に残っている。声のトーンが抑えられていて、叫ばないのに覚悟が伝わってくる。あの芝居の選択は正しかったと思う。大仰にやったらおそらく「悲劇のヒーロー」に滑り込んでしまうところを、静かな諦念で着地させていた。

もう一つ挙げるなら、遊佐浩二さんが演じるブレイン・アングラウスが主人公サイドに絡んでくる流れ。1期からの変遷を知っていると、2期での立ち位置に妙な感慨がある。かつて実力者として描かれていたキャラが、この世界における「強さの相対性」を体現する存在になっていく——遊佐さんの声の落ち着きが、ブレインという男の複雑さをちゃんと支えていた。

沼倉愛美さんのナーベラル・ガンマが場を緊張させる瞬間もいくつかあって、人間を蔑視しているキャラとしての抑制の効いた芝居は2期でも健在だった。こういうサブキャラの解像度の高さが、オーバーロードというシリーズの地力だと思っている。

読んで見たくなったら——『オーバーロードⅡ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

こういう人に刺さる

  • 「主人公最強」系が好きだが、無双するだけでは物足りないと感じている人
  • 敵側の事情や内面が丁寧に描かれる作品に惹かれる人
  • 世界設定の緻密さとキャラクターの掘り下げを両立している作品を求めている人
  • 日野聡さん・上坂すみれさんのファン(両者の演技がシリーズの骨格を作っている)

合わない可能性が高い人

  • 主人公と一緒に成長していく体験を求めている人(アインズは最初から完成されている)
  • リザードマン編の長さに耐性がない人——ここで離脱する人の気持ちはわかる
  • 勧善懲悪・カタルシス重視の視聴者(この作品の爽快感は少し歪な形をしている)
  • 1期を見ていない人(設定の前提が多く、2期から入ると置いていかれる)

次に見るなら

幼女戦記——同じ「主人公が圧倒的な力を持ちながら合理的に動く」構造だが、こちらは現実の戦争を下敷きにした世界観。計算高い主人公が周囲を翻弄する展開が好きなら手が合うはず。作画クオリティも高く、1クールでまとまっているので入りやすい。

転生したらスライムだった件——オーバーロードと同じく「異世界転生×国家建設」の文脈でよく並べられる作品。主人公がより能動的に外交や統治に動くので、アインズの静かな支配とは対照的な楽しみ方ができる。どちらが好みかで自分の趣味の輪郭が見えてくる。

Re:ゼロから始める異世界生活——転生系の中で「主人公が理不尽な強さを持たない」側の代表格。オーバーロードで強者視点の物語に慣れた後に見ると、同じ異世界でも体験がまったく変わることが実感できる。両方見ると異世界ものというジャンルの幅が見えてくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『オーバーロードⅡ』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の主要配信サービスで視聴可能で、加入済みのサービスがあればすぐに観られる環境が整っている。これだけ広く配信されているので、どのプラットフォームユーザーでもアクセスしやすい。第1期未視聴の方はあわせて連続視聴するのがおすすめだ。

よくある質問

Q. オーバーロードⅡは第1期を見ていないと楽しめませんか?
A. 第1期を先に視聴することを強く推奨します。アインズの目的や世界観・主要キャラクターの関係性は第1期で描かれており、第2期から入ると設定が把握しにくい部分があります。
Q. 第2期は何話ありますか?
A. 全13話構成です。大きく「蜥蜴人編」と「八本指編」の2つのエピソードで構成されており、原作ライトノベルの第4巻・第5巻にあたる内容が描かれます。
Q. どの配信サービスで視聴できますか?
A. ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+で配信中です。各サービスの加入状況に応じて選べるため、視聴環境を選ばず楽しめます。
Q. トカゲ人族編は長いですか?テンポはどうですか?
A. 第1話から第6話まで約半クールを使ってじっくり描かれます。主人公側でなくトカゲ人族の視点が中心のため「テンポが遅い」と感じる視聴者もいますが、完走すると世界観の奥深さが増す重要編です。

まとめ

『オーバーロードⅡ』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の主要配信サービスで視聴可能で、加入済みのサービスがあればすぐに観られる環境が整っている。これだけ広く配信されているので、どのプラットフォームユーザーでもアクセスしやすい。第1期未視聴の方はあわせて連続視聴するのがおすすめだ。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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