ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

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2018ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

★ 2.5 / 5.0アクション冒険ファンタジーラブコメ
放送年2018年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作AXsiZ

15世紀のフランスを舞台に、イングランドとの百年戦争の最中が物語の背景。貴族の息子モンモランシーは騎士学校で魔法と錬金術の研究に没頭していた。しかしアジャンクールでのフランスの敗北により学校は閉鎖され、モンモランシーは逃亡を余儀なくされる。逃げ途中、奇跡的な力を持つ村娘ジャンヌと出会う。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

舞台は百年戦争のさなかにある15世紀フランス。騎士学校に通う貴族の子モンモランシーは、魔法と錬金術の研究に明け暮れる日々を送っていた。しかしアジャンクールの戦いでフランスが大敗を喫し、学校は閉鎖。逃亡を強いられたモンモランシーは、その道中で奇跡のような力を宿す村娘ジャンヌと出会う。錬金術の探究と、救国の少女との運命的な邂逅。歴史の転換点を背景に、騎士と乙女の物語が静かに動き出していく。

みどころ・魅力

① 百年戦争を下敷きにした歴史ファンタジー

ジャンヌ・ダルク伝説という史実をモチーフにしつつ、錬金術や魔法といったファンタジー要素を大胆に織り込んだ世界観が魅力。アジャンクールの戦いなど実在の出来事を背景に、史実とフィクションが交差していく構成が物語に独特の厚みを与えています。

② 錬金術が結ぶ少年と少女の絆

研究に没頭する貴族の少年モンモランシーと、不思議な力を持つ村娘ジャンヌ。錬金の知と奇跡の力が交わることで二人の運命が大きく動き出します。賢者の石を巡る設定が、キャラクター同士の関係性を深く彩っていく点も見逃せません。

③ アクションとラブコメが共存するバランス

戦乱を描くシリアスな戦闘や陰謀劇がありながら、登場人物たちの掛け合いには軽妙なラブコメ要素も。緊張と緩和のメリハリが効いており、重厚な歴史劇とエンタメ性を両立させた作風が幅広い視聴者を楽しませてくれます。

キャスト・声優一覧

ジャンヌ・ダルク
ジャンヌ・ダルク
メイン
大野柚布子
モンモランシ
モンモランシ
メイン
逢坂良太
アスタロト
アスタロト
メイン
東城日沙子
アルテュール・ド・リッシュモン
アルテュール・ド・リッシュモン
メイン
沼倉愛美
シャロット
シャロット
メイン
大西沙織
ラ・イル
ラ・イル
メイン
石上静香
フィリップ
フィリップ
サブ
高田憂希
エンリル
エンリル
サブ
子安武人

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スタッフ

監督板垣伸
シリーズ構成金月龍之介
原作春日みかげ
原案キャラデザメロントマリ
キャラクターデザイン澤田譲治
音楽岩崎琢
OP渕上舞「リベラシオン」
ED岡野里音「百年のメラム」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルを見て、まず身構えた。ジャンヌ・ダルクと錬金術。歴史の重たい名前と、漫画でさんざん擦られた金ピカの単語が、なんの断りもなく握手している。どういう神経でこの二つを並べたんだ、と訝しみながら再生ボタンを押した。最初の数話は正直ついていけなかった。百年戦争の泥くさい絶望と、やたら距離の近い男女のやりとりが、同じ画面で交互に来る。二回目に見返してようやく、この温度差はバグじゃなく設計なんだと飲み込めた。笑っていいのか黙るべきか分からない、あの落ち着かなさが、最後まで作品の手触りとして残る。

奇跡を使うたび、ジャンヌは自分の指を一本ずつ手放していく

モンモランシーが手にするのは賢者の石、つまり錬金術の到達点だ。ただしこの作品の賢者の石は、夢みたいな万能アイテムとして転がっているわけじゃない。ジャンヌがその力を行使するたび、彼女の身体は少しずつ代償を払う。感覚が消え、指の一本がきかなくなり、自分が人間であった輪郭がじわじわ削れていく。等価交換という言葉を、これほど即物的に、身体で語ってくる作品も珍しい。 ここで効いてくるのが、観客の側がジャンヌ・ダルクの結末をすでに知っているという事実だ。彼女が歴史の中でどう焼かれて終わったか、私たちは教科書で読んでいる。だからこの物語が「奇跡の力で歴史を書き換える」方向へ進めば進むほど、その奇跡が彼女の身体を前借りしているという構図が重くのしかかってくる。救国の聖女になるとは、自分を一個ずつ供物に差し出していくことだ——この作品はラブコメの皮をかぶりながら、ずっとその一点を見つめている。 だから私は、これを単なる歴史改変ファンタジーとして片づけられなかった。むしろ口調が軽く進むほど、底に沈んでいる代償の話がくっきりする。笑いと絶望を同じ皿に乗せてくる雑さは、たぶん意図された雑さだ。整合性を取りにいくより、見ている側の落ち着かなさそのものをテーマにしている。荒削りなのに、その荒さが妙に忘れられない。

特に刺さったシーン

エンリルが画面に出てくると、それまでの空気が一段沈む。子安武人があの声で、親切とも嘲笑ともつかない口ぶりで力の使い方をささやくと、こちらの背筋が勝手に冷える。「使えばいい」と促しながら、その代償は一切口にしない——あの含みのある間の取り方は、子安武人じゃなかったら成立しなかった気がする。 逢坂良太のモンモランシーも良くて、頭は回るのに肝心なところで踏み込めない、理屈っぽい青年の弱さが声に乗っている。中盤、ジャンヌの身体が削れていくのを目の当たりにして、それでも力を使わせる選択をする場面。彼の声がほんの少し震えて、でも止まらない。あそこで私は、この男を責められないなと思ってしまった。守ることと壊すことが同じ手でしか行えない、その後ろめたさが一番こもっていたシーンだった。

読んで見たくなったら——『ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 等価交換もの、代償を払って力を得る系の物語が好きな人
  • 歴史上の名前を大胆に換骨奪胎する翻案を、面白がれる人
  • ラブコメと重いテーマが同居する温度差に、最後まで付き合える人

合わない人

  • 史実のジャンヌ・ダルクを丁寧になぞってほしい人
  • 作品のトーンが一定でないと気が散ってしまう人
  • ご都合主義に見える展開を一つも許せない人

次に見るなら

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST — 等価交換という言葉の重さを、これ以上ないくらい血肉で語った作品。代償を払う錬金術の話がこたえたなら、まずここに戻ってほしい。 Fate/Apocrypha — 同じジャンヌ・ダルクが、まったく違う顔で英霊として戦う。歴史の聖女を物語の駒として動かす翻案の振れ幅を、並べて味わうと妙に面白い。 魔法少女まどか☆マギカ — 願いや力には必ず値札がついている、という残酷な経済の話。少女が代償と引き換えに力を持つ構図が刺さったなら、たぶんこれも刺さる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3サービスで配信されています。アニメ作品の取り扱いに強いプラットフォームが揃っているため、いずれかに加入していればスムーズに視聴を始められます。歴史ファンタジーが気になる方は、お使いの環境に合わせて配信サービスを選んでみてください。

よくある質問

Q. 「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」はどこで見られますか?
A. 現在、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つの動画配信サービスで視聴できます。いずれもアニメ作品に強いサービスなので、ご自身の利用環境に合わせて選ぶのがおすすめです。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクション・冒険・ファンタジーを軸に、ラブコメ要素も併せ持つ作品です。百年戦争期のフランスを舞台に、錬金術や魔法を絡めた歴史ファンタジーとして描かれています。
Q. いつ放送されたアニメですか?
A. 2018年に放送されたTVアニメシリーズです。ジャンヌ・ダルク伝説をモチーフにしたファンタジー作品として制作されました。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. はい。ジャンヌ・ダルクや百年戦争を知らなくても、物語の中で背景が描かれるため問題なく楽しめます。歴史に詳しい方なら史実との対比という別の視点でも味わえる作品です。

まとめ

「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3サービスで配信されています。アニメ作品の取り扱いに強いプラットフォームが揃っているため、いずれかに加入していればスムーズに視聴を始められます。歴史ファンタジーが気になる方は、お使いの環境に合わせて配信サービスを選んでみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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