暴食のベルセルク

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2023暴食のベルセルク

暴食のベルセルク

★ 3.4 / 5.0アクション冒険ドラマファンタジーラブコメ
放送年2023年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作A.C.G.T.

ファイト・グラファイトは魔法のスキルが運命を決める世界に生まれた。彼のスキルは「暴食」という終わらぬ飢えの呪い。周囲から蔑まれていた彼だったが、盗賊を殺した時、真の力が目覚める。殺した者のスキルを吸収できるのだ。彼はこの恐ろしい能力を善のために制御できるようになるのか。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

スキルが人の運命を左右する世界に生まれたファイト・グラファイトは、「暴食」という名の呪われたスキルを持つ少年。終わることのない飢えに苦しみながら蔑まれた生活を送っていたが、初めて人を殺めたとき、そのスキルの真の力に目覚める。倒した相手のスキルと魂を吸収し、自らの力にできるという異能を手に入れたファイトは、弱者から這い上がり、世界の謎と自身の呪いに立ち向かっていく。

みどころ・魅力

① 「弱者から最強へ」という爽快な成長ドラマ

社会の底辺に置かれた主人公が、蔑まされてきた力を武器に成り上がるカタルシスは本作最大の魅力。スキルを吸収するたびに強くなるシステムが明快で、強敵を倒すたびに積み重なる達成感が視聴者を引きつける。弱さから始まるからこそ、成長の一歩一歩が輝いて見える。

② 「暴食」という呪いが生む葛藤と深み

強くなればなるほど飢えが増す「暴食」の呪いは、単純なパワーアップものにとどまらない緊張感をもたらす。力を使うことへの代償と、それでも守りたいものがあるという人間的な葛藤が物語に奥行きを与えており、バトルだけでなくドラマとしての見応えも十分。

③ 個性豊かなキャラクターとラブコメ要素

聖騎士のロキシーをはじめ、主人公を支える魅力的なヒロイン・仲間たちが登場。シリアスなバトルの合間に挟まれる温かい関係性やコミカルなやりとりが、作品にメリハリを与えている。重厚なダークファンタジーの世界観と、ほどよいラブコメのバランスが楽しめる。

キャスト・声優一覧

フェイト・グラファイト
フェイト・グラファイト
メイン
逢坂良太
ラーファル・ブレリック
ラーファル・ブレリック
サブ
平川大輔
カシム
カシム
サブ
宮下栄治
ムガン
ムガン
サブ
宮本崇弘
セトの娘
セトの娘
サブ
森嵜美穂
グリード
グリード
サブ
関智一
メミル・ブレリック
メミル・ブレリック
サブ
小市眞琴
シスター
シスター
サブ
斉藤貴美子
セト
セト
サブ
川原慶久
ロキシー・ハート
ロキシー・ハート
サブ
東城日沙子
アーロン・バルバトス
アーロン・バルバトス
サブ
子安武人
マイン
マイン
サブ
松岡美里

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スタッフ

監督柳沢哲也
シリーズ構成國澤真理子
原作一色一凛
原案キャラデザFame
キャラクターデザイン古澤貴文
音楽大野裕一
美術監督岩瀬栄治、細田舞華
音響監督矢野さとし
OPEverdreaM「Jekyll & Hyde」
EDEverdreaM「青の原石」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルを見たとき、正直「またベルセルクか」と思った。三浦建太郎のあれとは別物だと分かってはいるけど、2023年ごろからこの名前を冠した作品がやたら増えた気がして、少しうんざりしていたのも事実だ。「暴食」という属性名をスキルに使う異世界ものも食傷気味だったし、正直かなり低い期待値で1話を再生した。

ところが意外と引っかかった。主人公・フェイトが盗賊を殺した瞬間に何かが変わる、あの静かな転換点の見せ方。テンポが速い作品ではないし、作画が特別豪華というわけでもない。ただ、底辺から這い上がる物語の「はじまり」としての重さは、ちゃんとあった。2周目で気づいたのは、序盤の「蔑まれているフェイト」の描写がわりと丁寧に積み上げられていることで、1話目は雑に見ていたなと反省した。

「呪い」を力に変えても、飢えは消えない——それでも前へ進む話

この作品を単純な「弱者の逆転劇」と読んでいると、どこかで引っかかる瞬間が来る。フェイトの「暴食」スキルは確かに強力だ。殺した相手のスキルを吸収できるというのは、異世界チートものとして見れば非常に分かりやすい強さだ。でも作品が一貫して描いているのは、その力が「終わらない飢え」と表裏一体だという事実で、強くなるほどに何かを失っていく構造になっている。

「暴食」という名前がミソで、これは満たされない呪いだ。何かを得ても、また求めてしまう。強さを積み上げても、根本の飢えは消えない。ここにこの作品の核心がある気がしていて、単純な成り上がりではなく、「力を持ってしまった者がどう生きるか」という問いをずっと引きずっている。

フェイトを取り巻くキャラクター構造がそれを補強している。メミル(小市眞琴)のまっすぐな関与の仕方、ラーファル(平川大輔)との関係性の変化、そしてグリード(関智一)という「武器の中に宿る存在」の位置づけ。グリードはいわばフェイトの暴食衝動を体現したような存在でもあって、関智一の声の乗せ方——飄々としながらどこか含みがある話し方——が、このキャラクターの「単純な敵でも味方でもない」感をよく出している。関智一は「声優と夜あそび」のMCとしても知られるだけあって、台詞の間の使い方が巧い。

アーロン・バルバトス役の子安武人は出番の多い役ではないが、出てきたときの存在感がきちんとある。子安武人が演じると、どんなキャラクターにも「この人物には歴史がある」という厚みが生まれる。長い活動歴の中で培ってきた技術の話をしているのかもしれないけど、聴いていてそう感じる。

逢坂良太演じるフェイト・グラファイト自身は、「強くなりたい」という動機が単純に見えて、実は「誰かを守りたい」という感情が先にある。この順番が普通の異世界主人公と少し違っていて、力への欲求が目的ではなく手段として機能している点が、物語をある程度まともに見せている理由だと思う。

特に刺さったシーン

序盤、フェイトが初めてスキルを発動させる場面。ここで音楽の使い方が印象的だった。盛り上げに行くというより、少し引いたような音の置き方で、「これは喜ぶべき瞬間ではないかもしれない」という空気を作っている。異世界ものの覚醒シーンはだいたい高揚感で押してくるので、このトーンの選択は意識的だと感じた。

もう一つは、メミルとフェイトのやりとりが積み重なる中盤あたりの一幕。小市眞琴の演技は、経験値で押すタイプではなく、どちらかというと生の反応に近い質感がある。まだキャリアの途中というのもあるかもしれないが、それが逆にメミルの「無垢さ」と合っていた。平川大輔のラーファルが絡む場面では、兄妹間の微妙な距離感——信頼と心配が混じったような——がセリフの端々ににじんでいて、こういうところは複数回見ないと気づかない。

読んで見たくなったら——『暴食のベルセルク』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

こういう人には合う

  • 異世界ものは好きだけど、単純な無双展開より「力を持つことの代償」に興味がある人
  • スキル・能力系のロジックをじっくり追うのが好きな人
  • 声優ファン。特に関智一子安武人逢坂良太あたりが好きなら入りやすい
  • ファンタジー世界観の作り込みに一定以上の密度を求める人

合わない可能性が高い人

  • テンポが速くてアクション多めの作品を求めている人——この作品は割と丁寧に溜めるタイプ
  • 「異世界転生」「チートスキル」という要素自体がもう厳しい人
  • 作画クオリティをかなり重視する人——安定はしているが突き抜けた回があるわけではない
  • ラブコメ要素を期待しすぎると肩透かしを食う。あくまでファンタジーが主軸

次に見るなら

「底辺スキル持ちの逆転」という構造が好きで、もう少し作画や演出に振り切った作品を見たいなら無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜。こちらは主人公の内面描写と世界観の密度が高く、異世界ものとしての完成度が別格。暴食のベルセルクで「主人公の成長と代償」に興味を持ったなら次の候補になる。

「力の呪い」と「孤独な戦い」という軸で見るなら葬送のフリーレンも近い感触がある。こちらは時間軸と喪失の話だが、「強さの意味を問い直す」という点でテーマが重なる部分がある。落ち着いたトーンで見られるので、暴食のベルセルクのあとに続けて見るとちょうどいい温度感の違いが楽しめる。

スキル・能力バトルの論理的な組み立てが好きで、かつ声優の演技を楽しみたいならオーバーロードシリーズ。こちらは主人公が「すでに最強側」という逆転の構図だが、能力バトルの設計と世界観の作り込みは参考になる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『暴食のベルセルク』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。見放題プランに含まれているサービスも多く、手軽に全話チェックできる環境が整っています。

よくある質問

Q. 暴食のベルセルクはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。すでに加入しているサービスがあれば追加料金なしで視聴できる場合があります。
Q. 暴食のベルセルクは何話ありますか?
A. 2023年放送のTVアニメ版は全13話構成です。原作は三木なずな氏によるライトノベルで、アニメはその序盤を映像化した作品となっています。
Q. 原作を知らなくても楽しめますか?
A. アニメ単体で十分楽しめます。世界観やキャラクターの説明も丁寧で、異世界ファンタジー初心者でも入りやすい作りになっています。続きが気になった方は原作小説やコミカライズもあわせてどうぞ。
Q. 続編(2期)の予定はありますか?
A. 2026年5月時点で公式からの2期制作発表はありません。原作ストックは十分にあるため、続編を期待しながら原作で先の展開を楽しむのもおすすめです。

まとめ

『暴食のベルセルク』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。見放題プランに含まれているサービスも多く、手軽に全話チェックできる環境が整っています。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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