ぷちえゔぁ

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2007ぷちえゔぁ

ぷちえゔぁ

★ 2.2 / 5.0コメディ日常系
放送年2007年
フォーマットONA
話数24話
原作オリジナル
制作Xebec

『新世紀エヴァンゲリオン』をベースにした公式スーパーデフォルメシリーズ「プチエヴァ~エヴァンゲリオン@スクール~」がビデオ化される。Gainax/Khara制作のスピンオフ作品で、心理SFドラマのキャラクターを再解釈したパロディ作品。公式発表は日本の『ニュータイプ』9月号で行われる予定。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

社会現象を巻き起こした心理SFアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の公式スピンオフとして、ガイナックス・カラーが制作した超ミニキャラシリーズ。シンジ・レイ・アスカといったおなじみのキャラクターたちが、ぷちっとデフォルメされた愛らしい姿に生まれ変わり、学校を舞台にした賑やかな日常を繰り広げる。重厚な原作の世界観をパロディとして再解釈した、公式ならではのユーモアあふれるコメディ作品。

みどころ・魅力

① あの重厚な世界観がゆるふわコメディに大変身

使徒との死闘や心理描写で知られる原作とは打って変わって、シンジたちが普通の学校生活をのんびり送るギャップが最大の魅力。原作を知っているほど笑えるシーンが随所にちりばめられており、ファンならニヤリとできる小ネタの宝庫です。

② 公式だから実現できたキャラクターの新解釈

ガイナックス・カラーによる完全公式作品のため、キャラクターの性格やセリフに原作リスペクトが息づいています。二次創作では許されないような大胆なアレンジも公式ならでは。デフォルメされてもキャラクターの個性はしっかり健在です。

③ 気軽に楽しめる短編コメディ形式

ONAならではのコンパクトな尺で、難しいことを考えずにさっと楽しめる構成が特徴。エヴァ本編のような重い展開はなく、日常系の軽快なテンポで進むため、原作が苦手だった方の入口としても機能します。

キャスト・声優一覧

綾波レイ
綾波レイ
メイン
碇シンジ
碇シンジ
メイン
惣流・アスカ・ラングレー
惣流・アスカ・ラングレー
メイン
冬月コウゾウ
冬月コウゾウ
サブ
相田ケンスケ
相田ケンスケ
サブ
碇ユイ
碇ユイ
サブ
洞木ヒカリ
洞木ヒカリ
サブ
鈴原トウジ
鈴原トウジ
サブ
葛城ミサト
葛城ミサト
サブ
碇ゲンドウ
碇ゲンドウ
サブ
渚カヲル
渚カヲル
サブ

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スタッフ

監督桜井弘明
キャラクターデザイン濱元隆輔
音楽須磨邦雄

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「エヴァのSDキャラがわちゃわちゃするやつ」という情報だけで再生ボタンを押した。本編エヴァを何周かした後で、口直し的な気分で。最初は「ああ、こういうやつね」と流し見していたら、それがちょうど正しい見方だった。深く向き合う作品ではなく、ちゃんと「お気楽に消費してください」という作りになっている。2回目に見ると、細かいギャグの作り込みがわりと丁寧で、1回目の流し見では拾えていなかった部分に気づいた。公式がここまでキャラを崩していいのか、という独特の安心感がある。ファンコンテンツではなく「公式が許可した脱力」というやつだ。

キャラクターを「壊す」ことで初めて見える、本編への愛着

ぷちえゔぁが面白いのは、作品単体として何かを語ろうとしているわけではなく、「本編を知っている人間に向けた、本編へのリアクション」として機能している点だ。シンジがウジウジしていない。レイが意味深なことを言わない。アスカが妙にかわいい。この「らしくなさ」が笑いの核になっているわけだが、これって裏を返せば、本編のキャラクター像がどれだけ視聴者に染み込んでいるかの証明でもある。

ギャグ作品として成立させるために、原典のキャラクターをどこまでデフォルメするか——その匙加減が、スピンオフの命綱になる。本編を壊しすぎると不快になるし、壊し足りないとギャグとして機能しない。ぷちえゔぁはその調整を、「スクール」という設定で逃げることで解決している。日常コメディの枠に入れてしまえば、キャラが本編と違う動き方をしても矛盾にならない。

単なるパロディとして消費されがちだが、こういうスピンオフが成立するためには、本編のキャラクター造形がよほど強固でなければならない。弱いキャラクターをSDにしても笑いは起きない。「こいつがこうなるから面白い」という前提知識があって初めて成立するギャグの構造は、エヴァというコンテンツの強度を逆側から証明している。緩い作品を見ながら、本編の強度を再確認するという奇妙な体験だ。

特に刺さったシーン

本編では重苦しい関係性として描かれているキャラクター同士が、何でもない日常のやり取りをしている場面が積み重なるところ。「こういう関係性でもよかったのでは」とうっすら思わせてくる演出が、ギャグの奥にちゃんとある。声優陣がいつものキャストのまま、明らかにトーンを変えて演じているのが聞いていて面白い。緒方恵美さんがシンジとしてあのテンションで喋っているのを聞くと、声だけで本編のシンジが頭に浮かんで、そのギャップで笑う。声の記憶というのは強烈で、それをそのまま使いながら別のキャラクターにする手口が、公式スピンオフの強みだと思う。SDキャラのリアクションの間も計算されていて、テンポが崩れると途端に失速するこのジャンルで、わりと持ちこたえている。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 本編エヴァを最低でも一周している人(知識なしでは半分も笑えない)
  • 重い作品を見た後に口直しが欲しいとき
  • SDキャラがわちゃわちゃする日常系コメディが素直に好きな人
  • 公式スピンオフ特有の「許可された崩し方」に安心感を覚えるタイプ

合わない人

  • エヴァ本編を未履修、またはほとんど記憶していない人
  • エヴァのキャラクターへの思い入れが強すぎて、崩された姿を見たくない人
  • ストーリーや感動を求めて再生する人(そういう作品ではない)
  • 短編コメディのテンポが合わず、長尺作品しか乗れないタイプ

次に見るなら

学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD……とは全然違うが、「本編シリアス作品のキャラをゆるい文脈に置き直す」という発想が好きなら、IS(インフィニット・ストラトス)のような日常コメディ枠でキャラクターの別の顔を見る楽しみ方がある。ハーレム寄りだが、キャラの掛け合いを消費するという意味では似た種類の楽しみ方ができる。

ガチガチの日常SDコメディとして楽しむなら一騎当千よりちびまる子ちゃん苺ましまろのような、何も起きないことを楽しむ作品の方が近い。ぷちえゔぁの「何もない日常のリズム」が心地よかった人には、日常系の王道もちゃんとハマるはずだ。

エヴァ本編をまだ深掘りしていないなら、素直に新世紀エヴァンゲリオン本編かヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズに戻るのが一番の選択肢になる。ぷちえゔぁを見た後だと、本編のキャラクターが別の重さで見えてくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
現時点では『ぷちえゔぁ』の国内主要配信サービスへの配信は確認されていません。視聴にはパッケージソフトや中古DVDの入手が主な手段となります。エヴァファンにとっては公式スピンオフとして見逃せない一作ですので、ぜひ入手方法を調べてみてください。

よくある質問

Q. 原作『新世紀エヴァンゲリオン』を見ていなくても楽しめますか?
A. 日常系コメディとして単体でも楽しめますが、原作を知っているとパロディのネタがより深く刺さります。できれば原作を先に視聴してからの鑑賞をおすすめします。
Q. 「ぷちえゔぁ」はどこで視聴できますか?
A. 現時点では主要な動画配信サービスへの配信は確認されていません。DVD等のパッケージ作品を中古市場などで探すのが現実的な視聴手段となります。
Q. 制作会社はどこですか?原作と同じスタッフが関わっていますか?
A. ガイナックス・カラーによる完全公式制作です。原作スタッフが監修に関わっているため、キャラクター解釈やデザインに公式としての信頼性があります。
Q. 子どもでも見られる内容ですか?
A. コメディ・日常系のスピンオフのため、原作のような暴力的・精神的に重い描写はありません。ミニキャラの可愛らしいデザインもあり、幅広い年齢層が楽しみやすい作品です。

まとめ

現時点では『ぷちえゔぁ』の国内主要配信サービスへの配信は確認されていません。視聴にはパッケージソフトや中古DVDの入手が主な手段となります。エヴァファンにとっては公式スピンオフとして見逃せない一作ですので、ぜひ入手方法を調べてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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