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ピアシェ~私のイタリアン~
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Zero-G |
高校生の七瀬モリナはイタリア料理店「トラットリア・フェスタ」でアルバイトを始める。個性的なキャラクターたちが集うこの店で、ユニークな料理を通じて、彼女は少しずつ成長していくのであった。
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校生の七瀬モリナは、ひょんなことからイタリア料理店「トラットリア・フェスタ」でアルバイトを始めることになる。店には個性豊かなスタッフが揃っており、毎日がにぎやかで笑いの絶えない日々。料理の世界を通じてさまざまな経験を積みながら、モリナは少しずつ成長していく。短編アニメならではのテンポのよいギャグと、イタリア料理をめぐる軽快なやり取りが楽しい日常系コメディ作品。
みどころ・魅力
① テンポよく笑える短編コメディ
1話が短く、サクサク見られる構成が特徴。個性的なキャラクターたちが繰り広げるドタバタなやり取りは軽快で、日常のちょっとした笑いが積み重なる心地よい作品です。忙しい合間にも気軽に楽しめるのが魅力です。
② イタリア料理が身近に感じられる世界観
舞台となるトラットリア・フェスタでは、作中にさまざまなイタリア料理が登場します。料理の描写を通じてイタリア文化の雰囲気が伝わってくるため、グルメ好きにも楽しめる仕掛けが随所に散りばめられています。
③ 成長を見守れる主人公・モリナ
アルバイト初心者として奮闘するモリナの姿は、等身大で共感しやすいキャラクター造形です。個性的な仲間たちに囲まれながら少しずつ前向きに変わっていく様子が、作品全体の温かみを生み出しています。
キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 桜井弘明 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 渡辺敦子 |
| 美術監督 | 春日礼児 |
| 音響監督 | 菊池晃一 |
| ED | 七瀬ななせ「本日のとびきりBuono(ボーノ」 |
| ED | 北原まりお「本日のとびきりBuono(ボーノ」 |
| ED | 紺野桐秀「本日のとびきりBuono(ボーノ」 |
| ED | 藤木瑠璃「本日のとびきりBuono(ボーノ」 |
| ED | 折木 詠「本日のとびきりBuono(ボーノ」 |
| ED | 帝里 沙羅「本日のとびきりBuono(ボーノ」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「高校生がイタリア料理店でバイト」という一文を見た瞬間、完全に飯テロ枠だと思った。5分の短編だし、料理を見て「おいし〜!」と言うだけの内容でも別にいいくらいの気持ちで流し始めた。
ところが見始めてすぐ、千本木彩花演じるモリナの「何も分からないまま飛び込んでしまった人間」の顔が思いのほかリアルで、あ、これ最後まで見るやつだと気づいた。アルバイトの初日に感じる、場所の空気を読もうとしながら全然読めていない感覚——あの温度感の再現精度が妙に高い。2回目に見たとき、序盤の戸惑い方が後半の「馴染み感」の伏線になっていることに気づいて、5分枠にしては丁寧に作られているという印象に変わった。
知らない場所が、気づいたら自分の場所になっていた——という種類の成長
飯テロアニメとして消費すると少しもったいない作品だと思う。料理は出てくる。パスタもピザも出てくる。ただ料理はここでは「接着剤」で、本当に描かれているのはモリナという高校生が見知らぬ職場に入って、そこの人間関係と空気を少しずつ掴んでいく過程だ。
5分という尺は一見制約に見えるが、この作品に限ってはそれが強みになっている。詰め込める情報量が少ないぶん、キャラクターの一言一言が無駄なく機能する。日笠陽子演じる藤木瑠梨の「頼れるようで掴みどころのない先輩感」も、八代拓演じる折木衛の「そっけないようで実は見ている」感も、短い尺の中で少しずつ輪郭が出てくる。セリフで説明せず、積み重ねで関係性を見せてくる作り方だ。
五十嵐裕美演じる帝莉沙羅や阿座上洋平演じる近野桐秀など、お店のキャラクターがそれぞれ個性的なのに誰一人「ただのギャグ要員」で終わらないバランスも効いている。変な人たちだけど居心地は悪くない——この店の空気感こそが、モリナを「辞めない」選択に繋げているという構造が地味に丁寧だ。
モリナの成長が「何かを劇的に変えた」ではなく「じわじわと場所に馴染んだ」という種類のものなのも好みだ。大きな転換点があるわけじゃなく、気づいたらそこが自分の居場所になっているあの感覚。それを5分刻みで積み上げているのが、この作品のいちばん誠実なところだと思う。
特に刺さったシーン
序盤、モリナが初めて料理の盛り付けに関わるシーンが頭から離れない。何も分からないまま指示されて、手を動かして、「これでいいのか全然わからないけどやった」という顔をする——あの感じ。千本木彩花の声の使い方が巧みで、自信なさとちょっとした達成感が混ざった「できました」のトーンに、台本を読んでいる感じがまったくない。
2回目に見て気づいたのは、その盛り付けシーンの直後に先輩キャラが何気なく一言だけフォローを入れる流れで、この店のキャラクターたちが「厳しくも優しい」というより「そっけないけど見ていてくれる」タイプだということが、言葉を使わずに伝わるようになっていること。5分枠でそれをやれるのは、キャラクターの芝居と演出の呼吸が合っているからで、声優陣の仕事が地味に光っている部分だ。
読んで見たくなったら——『ピアシェ~私のイタリアン~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 飲食店やサービス業のアルバイト経験がある人
- 短編アニメをすき間時間に気軽に楽しみたい人
- 食べ物が画面に映るだけで幸せになれる人
- 日常系のキャラ掛け合いと細かい積み重ねが好きな人
- 千本木彩花・日笠陽子の絡みをゆっくり楽しみたい人
合わない人
- 本格的なグルメ描写や料理のうんちくを期待している人(そっちではない)
- ストーリーに起伏や大きな展開を求める人
- 5分という尺を短すぎると感じるタイプ
- 登場人物が多いと短い尺では顔と名前が一致しないまま終わる人
次に見るなら
飲食×日常系という路線で次に見るなら甘々と稲妻がしっくりくる。料理を作る過程と人間関係の深まりを丁寧に描いていて、ピアシェが「職場コメディ」寄りなのに対してこちらは「家族のような温かさ」寄り。どちらもご飯が人をつなぐものとして機能している点が共通している。長編なので腰を据えて見る作品になる。
「知らない場所に飛び込んで少しずつ馴染んでいく主人公」という観点で続けるならSHIROBAKOを。仕事の重さは桁違いだが、「業界の空気を全然知らないまま入ってしまった人間の戸惑い」という感触がモリナのそれと地続きに感じられるはずで、ピアシェで感じた温度感の長編版として見られる。
短編×職場コメディという構造で別方向の作品を見たいならてーきゅうも面白い。こちらはギャグ全振りで方向性はまったく違うが、「5分で濃いキャラクターを見せ切る」という技術の比較として見ると、短編アニメの作り方の幅が分かって楽しい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ピアシェ~私のイタリアン~』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。短編作品なので全話通してもコンパクトにまとまっており、隙間時間にサクッと見始めやすいです。現在いずれかのサービスに加入中であれば、すぐに楽しめます。
よくある質問
まとめ
『ピアシェ~私のイタリアン~』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。短編作品なので全話通してもコンパクトにまとまっており、隙間時間にサクッと見始めやすいです。現在いずれかのサービスに加入中であれば、すぐに楽しめます。
