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らんま1/2 DoCoミュージックビデオ
| 放送年 | 1995年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
らんま½のキャスト声優で構成されたミュージカルグループDoCo による、オープニングとエンディングのOAVテーマ集。「恋の迷路トンネル」OAV録音時のキャスト インタビューも収録。インタビュー出演声優は、山口勝平、林原めぐみ、日高のり子、小形健二、武山南、井上喜久子、大林隆之介、ヒロら。
作品概要・あらすじ
あらすじ
らんま½のキャスト声優によって結成されたミュージカルグループ「DoCo」が歌うオープニング・エンディングテーマのOAVシリーズ。山口勝平(らんま)や林原めぐみ(あかね)ら主要声優たちが実際に歌声を披露する映像作品で、アニメ本編のキャラクターたちが音楽を通じて躍動する。また「恋の迷路トンネル」OAV録音時のキャストインタビューも収録されており、声優たちの素顔や制作の舞台裏も楽しめる貴重な内容となっている。
みどころ・魅力
① 豪華キャスト陣がそのまま歌うDoCoのステージ
山口勝平、林原めぐみ、日高のり子、小形健二、武山南、井上喜久子ら、らんま½を代表する人気声優たちがグループ「DoCo」として実際に歌唱。普段は演技で命を吹き込むキャラクターたちを、今度は声優本人がミュージカル的に表現するという唯一無二の体験が味わえる。
② アニメの世界観を凝縮したオープニング・エンディング映像集
本編のOAVで使用されたテーマ曲を中心に収録した映像集として、らんま½の空気感をそのままに楽しめる構成。コメディと恋愛が絶妙に混じり合ったらんまワールドのエッセンスが、音楽とともに凝縮されており、ファンには特別なノスタルジーをもたらしてくれる内容だ。
③ 録音現場のキャストインタビューで覗く制作の舞台裏
「恋の迷路トンネル」の録音風景やキャストインタビューを収録しており、声優たちの素の表情や収録にまつわるエピソードを知ることができる。大林隆之介やヒロら脇を固める声優も登場し、作品を長年愛してきたファンには見逃せない特典映像的な価値を持つ。
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
らんまのOVAシリーズを調べていたら「DoCoミュージックビデオ」という項目が引っかかった。タイトルだけでは何なのかわからなかった。アニメ本編のOVAではなく、「DoCo」というユニットの映像集——そこで初めて、らんま½のキャスト声優がそのままグループを組んでCDを出し、ミュージックビデオまで作っていたという事実を把握した。
1995年という時代を考えると、これは当時の声優アイドル文化の産物そのものだ。「おまけ映像かな」と軽い気持ちで再生したが、林原めぐみや日高のり子が素の顔でしゃべるインタビュー映像が収録されていて、それがじわじわと面白かった。2回目に見たときは映像作品として評価するより、90年代アニメ産業の一断面として記録映像を見る感覚になっていた。
声優という仕事が「アイドル化」した瞬間の、現場の顔
DoCoというグループは、らんま½という作品の文脈で生まれながら、実態は声優ユニットだ。作中キャラクターとして活動するのではなく、あくまで「山口勝平さん」「林原めぐみさん」として歌い、踊る。
このことの何が面白いかというと、当時の視聴者がキャラクターと声優を重ねて見ていたという事実の証拠になっているからだ。キャラクターに乗っかった形でユニットを組み、そのミュージックビデオがOVA扱いで発売される——これは今のコンテンツ構造でいえば2.5次元に近い感覚だ。声優という人間が、キャラクターという虚構の延長線上で消費されることを明示的に商品化した、その初期形態のひとつとして見ることができる。
単純に「当時の声優がどんな活動をしていたか」という資料的価値もある。林原めぐみがシャンプーや女らんまとして確立される最中に、どんな顔でどんな声でインタビューに答えていたか。今の目で見ると、時間の経過というものの重さを感じる。
このOVAは本編の補完でも外伝でもない。強いて言えば「公式が作ったファンディスク」の先祖にあたる。本編TVシリーズやOVAシリーズをある程度見た上で手を伸ばすもので、コアなDoCoファンかキャスト目当てでなければ順番的にはいちばん最後でいい。ただ、声優文化の源流を遡るという観点では、今だからこそ見る意味がある。
特に刺さったシーン
「恋の迷路トンネル」OVA録音時のキャストインタビューが収録されているが、ここで山口勝平と林原めぐみが同じフレームに入っている映像は妙に貴重だ。アニメの現場というのは基本的にキャストが揃わない(分収録が多い)から、複数の声優が並んで話しているだけで記録的な意味を持つ。
それぞれが「キャラクターを演じている声優」ではなく「DoCoのメンバー」として喋っているというのが、ある種の二重性をはらんでいる。声を聞けばすぐらんまの登場人物が頭に浮かぶのに、映っているのは普通の若者たちで、その落差が面白い。思わず「あ、同じ人間だったんだ」と間抜けな感想が出てくる。
ミュージックビデオパートについては、90年代特有の映像文法——背景の作り込み方、衣装のライン、カメラワーク——が丁寧に保存されている。今の目で見ると時代を感じる、というのは悪い意味ではない。これがリアルタイムで新品だった時代に手に取った人の感覚を想像するための手がかりになる。
読んで見たくなったら——『らんま1/2 DoCoミュージックビデオ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- らんま½のOVAシリーズを一通り見た上でコンプリートしたいコアファン
- 90年代の声優・アニメ音楽カルチャーに興味がある人
- 林原めぐみ・日高のり子・山口勝平のオフショット的な映像に価値を感じられる人
- DoCoのCDを持っていた世代で、映像版を未見だった人
- 声優がアイドル化していく文化の源流を遡ることに意義を感じる人
合わない人
- らんま½本編をまだ見ていない人(前提知識なしでは何も刺さらない)
- ストーリーのある作品として鑑賞しようとしている人
- 90年代映像文化への耐性がない人(カメラワーク・編集・画質すべて時代がある)
- 声優のアイドル活動に興味が持てない人
次に見るなら
DoCoミュージックビデオはOVAシリーズのテーマ曲集という位置づけなので、らんま½ OVAシリーズを先に見ておくのが前提になる。本編TVシリーズより作画クオリティが高く、OVAから入っても十分楽しめる。本編との関係を理解した上で視聴すると、楽曲と映像の文脈がそのまま2倍になる。
声優がキャラクターの文脈で歌うという形式の源流が好きなら、超時空要塞マクロスは避けて通れない。リン・ミンメイという「アニメキャラが歌う」形式を確立した作品で、DoCoの系譜を逆算するとここに行き着く。歌が物語の核になっている点でDoCoとは別種の体験だが、この文化がどこから来たかがわかる。
同時代の声優ユニット文化に興味が向いたなら、セーラームーン関連のキャラクターソング・声優ユニット活動も参照できる。DoCoと同じ1990年代前半に大量生産された声優音楽コンテンツの中で、比較対象として位置づけると見え方が変わってくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『らんま1/2 DoCoミュージックビデオ』は、dアニメストア・Amazonプライムビデオ・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも国内の主要な動画配信プラットフォームのため、利用中のサービスに合わせてお好みの環境で楽しめます。ご自身のサブスクリプション状況に合わせてチェックしてみてください。